継続的な雇用か、短期的な稼ぎかでシニアの老後は変わる - 定年退職後の高齢者の仕事、雇用、健康

人手不足で倒産する中小企業が増えていると聞く。人手不足で人件費が高騰し、収益性が低下し、人材の確保が難しくなり、生産性が落ちる。大企業は、技術革新で機械化を進めて雇用調整が出来るが、中小企業はそんな技術も投資も出来ない。

自然と会社は主婦と定年退職者に目が行く。

問題は、主婦は家を長時間離れて仕事は出来ない。定年退職者は、体力を要求する3Kの仕事は敬遠する。一般労働者と同じ労働を主婦と定年退職者に求めると人材は集まらなくなる。

シニア人材にとって今が売り手市場!

最近の住み込みマンション管理者募集広告を見るとこんな変化に気が付く。以前は、夫婦住み込みで月額26万円ぐらいであった。今は、夫婦で56万から60万ぐらい給与を支給する条件に変わっている。

需要と供給がアンバランスになってきている証拠だ。マンションの管理業務は、3Kの仕事に入る。マンション住民の苦情対応から共有スペースの清掃、ゴミ処理、保安など何でも屋さんになる。夫婦住み込みでないと小さなマンション棟は、対応が出来ない。

介護業界も慢性的な人手不足だ。他の業界が人手不足になると介護業界から人手が流出する。もっと条件が良い仕事があるからだ。

今仕事を探しているシニアは、2020年東京オリンピック開催後の雇用需要を見越した職選びをすべきだ。2020年までは、オリンピック景気で人材不足になっている。オリンピックが終わったら、一挙に人手不足が解消され始める。2020年以降も需要がある業界で仕事を探すのが今のシニアの職探しで一番重要だ。

介護業界の人材不足は、2020年の東京オリンピックに影響されない。需要はいつもあるが、きつい、給与安い、汚いの3Kである。

コンビニエンスストア業界は田舎に行けば需要はあるが、都会は外国人労働者で満たされる傾向がある。この傾向は飲食業界でも同じだ。日本語と生活習慣に慣れてしまえば外国人労働者で間に合う。

営業の仕事は、いつの世になっても需要はあるがシニアが営業向きであるかどうかは個人差がある。御用聞き営業ならば、営業経験があるシニアならば大丈夫だろう。新規開拓の営業マンになろうとするとシニアは限定される。人脈があるシニアが採用される。

2020年を見越して継続的に雇用が維持できる仕事を売り手市場の時に探す。短期的に稼ぐを増やしたいならば、一番需要があり高級を支給してくれる建設業界や流通業界で仕事を探すのも一つの選択だ。

狙い目は、夫婦住み込みでマンションの管理業務をする事だ。大手のマンション管理会社は、65歳という年齢制限がある。規模の小さいマンションであれば、年齢制限などを設けていない。働けるまで働いてほしいというのが本音だ。

「継続的な雇用か、短期的な稼ぎかでシニアの老後は変わる」のポイント

・今がチャンス。売り手市場である内にシニアの職を確保することだ。

・2020年東京オリンピック後でもシニアの雇用需要が強い業界で仕事を探すことだ。

・小規模マンションの管理業務の仕事はこれから需要が高まり、東京オリンピックに影響されない。

以上、「継続的な雇用か、短期的な稼ぎかでシニアの老後は変わる」というテーマでシニアの職の行方について考察してみた。