1964年にディズニーが「メリー・ポピンズ」の映画を公開した。幼い頃、メリー・ポピンズの映画を見たことがある。過去に何度もテレビのロードショー番組で放映されている。家内も同じようにメリー・ポピンズの映画を見ていた。今回公開されたMerry Poppins Returnsは、前回の映画の続きになる。ミュージカル映画である。
夫婦でこの映画を本日見に行った。午前中であったので観客は10人もいなかった。ゆったりと椅子に座って子供の頃を思い出しながらMerry Popipns Returnの映画を見た。この映画から学んだことがある。私のシニア世代の方ならば、同じようにメッセージを受け取れるはずだ。
Merry Poppins Returnsディズニー映画を夫婦で見てきたら気が付いた!
見方を変えれば、不可能が可能になる。現実の世界だけの見方で物事を考えると不可能は不可能なのだが、想像の世界に入って物事を考えると不可能が可能になる。「夢」は、想像の世界の産物だ。子供の頃の夢が大人になった時に人生の生きがいになっている場合がある。
子供のような好奇心と発見の喜び
メリー・ポピンズリターンズを見れば、メリー・ポピンズが子どもたちに何を教えようとしているかが分かる。同時にそれが大人にも通じることでもある。新しいことへの興味は、好奇心となって自分の行動になる。自分で行動することで今まで知らなかった事を発見する。
学びのプロセスは、発見からくる驚きと喜びだ。
64年間の人間生活で色々な人生経験を味わってきた。この映画を子供の映画と言ってしまえばそうなのかもしれないが、人生経験が少ない子供が見ればまだ未開発の想像力と好奇心が湧き上がる映画だ。子供の頃のちょっとした想像力が自分の人生の舵を決めてしまう場合もある。
シニアは、老後の生活で刺激がない日常を送っている。シニアに欠けているのは、子供のような想像力と好奇心だ。何事においても興味を示さなくなっているシニアが多い。老化から新しい事への関心が衰える。どうせ、余生は短い。今更、新しいことを学んでもどうにもならないと諦める。
イマジネーションがあれば不可能なことが可能になる
こんな事はきっと出来ないと思っていることがあるはずだ。現実では難しいけれど、想像の世界では全てが可能だ。物事の視点を変えれば、不可能と思っていたことが可能に見えてくる。そんな事をメリー・ポピンズは子どもたちだけでなく大人たちに伝えている。
私達シニアは想像する時間が少ない。夢見る時間をシニアは持つべきだ。想像の世界で自分が今出来ないことを可能にしてみてはどうか。イマジネーションの世界は、なんでも必要なものが揃う。これがほしいと思えば、直ぐに脳が用意してくれる。
出来ない事をを現実から想像の世界に移すことだ。想像の世界で不可能を可能にした時、何かのヒントが現実の世界に渡される。そのヒントを追求することで今まで出来ないと思っていたことが出来るようになることを発見する。
子供のように「夢見る」時間をシニアは持つべきだ。
老人だからと自分に言い聞かせて諦めていないか?
消極的な老後の生活は、楽しめる人生を台無しにする。人生は1度しか無い。心のバリアー(壁)を壊して子供のように冒険する最後のチャンスが今である。歳だからこんな事は出来ないと思い込んでいないか。直ぐには出来ないが、時間をかけて出来る方法を見つけ準備すれば、不可能が可能になると私は思っている。
強い思いを思い続けるとそれが実現する方向に自分が導かれる。私の人生がそれを実証しているからだ。今の生活スタイルは、私が思い続け、求めたライフスタイルである。会社経営を一時期夢見て試みたが私の性格に合わないとわかり、一匹狼のノマドワーカーになることにした。
カフェで好きなコーヒーを飲みながら、自分が作り出したインターネットビジネスで日銭を稼ぐ。1日1万円を稼げれば肉体労働のアルバイトと同じだ。ぶきっちょな私であるので職人のような労働は自信がない。知的生産で働くしか無いと自覚してその方向に舵を切っている。
年齢が60歳代ならば、今から新しい事に挑戦が出来る時間と体力がある。子供のような想像力を最大限に働かせて好奇心の目で自分が求めているものを探してみよう。
この記事「シニアに欠けているのは子供心の想像力と好奇心」のポイントは、
- Merry Poppins Returnのディズニー映画を夫婦で見てきた。64歳のシニアが見るような映画ではないかもしれないが、シニアに欠けているものを教えてくれる。
- シニアに欠けているのは子供のような想像力と新しいものへの好奇心だ。現実の世界で不可能と思われていることが想像の世界では可能にすることが出来る。
- 老後の生活を楽しむには、子供のように「夢を見る」想像力が必要だ。想像の世界から現実の世界を見ると不可能が可能に見えてくる。