生前贈与はいつ始めるべきか? - 定年退職後の過ごし方、働き方、起業、筋トレ、お金

91歳の義父に生前贈与について調べてほしいと頼まれた。三菱UFJ信託銀行に行って生前贈与による節税方法を聞いてきた。やれることは限られている。無税で生前贈与が現時点で出来るのは、暦年贈与(年間110万円まで非課税)を信託銀行経由で行う事しかない。

あとは、出来るだけ義父に長生きをして頂くしかない!

信託銀行の受付口ロビーは相続対策をする老人だらけ!

信託銀行に行くことは今までほとんどなかった。資産家が利用する銀行なのかなあ!という印象だ。暦年贈与(年間110万円まで非課税)を信託銀行経由で行うことで贈与税が発生しなくなる。面倒な贈与契約書を作成する必要もお金の振り込みも信託銀行がやってくれる。

暦年贈与対象者が多い老人は、面倒な事を信託銀行のサービスを利用すると簡単になる。色々ある信託銀行で三菱UFJ信託銀行の「暦年贈与信託おくるしあわせ」は、手数料ゼロだ。その上、定期的な贈与で税務署から疑われることもない。贈与契約書と振り込みを代行してくれる。

私自身には資産がないので子供たちに生前贈与できる立場にないが、義父は私よりも資産家だ。93歳になれば、多額の金融資産は頭を悩ます。節税対策を生前時にやっていないと税務署に多額のお金がむしり取られてしまう。

64歳の私でも生活で必要な物は揃っている。衣食住で多額のお金を使う理由がない。敢えて有るとしたならば、今住んでいるマンションの水回り(バス、洗面所、トイレ、キッチン)、壁紙、絨毯などのリフォームぐらいだ。日常では、小銭程度の消費で終わる。

80歳過ぎの資産家高齢者たちは、使い切れない金融資産を相続税で税務署にむしり取られるのを嫌う。多額の金融資産をある高齢者ほど、生前贈与の節税を早めに行っている。私の義父は、あまりにも遅すぎた。あと数年の命かもしれない。今は普通に生活が出来ているが、人の命は分からない。生前贈与対策として今年から暦時贈与信託を始めても節税できる金額は、限られている。

1年に110万円x贈与を受ける人数(子供、孫、子供の配偶者)であるので金額は知れている。義父が100歳まで生きれば、一人110万円x10年で1100万円の節税になる。10年も生きられるかどうか、それは疑問だ。後、5年も長生きしてくれれば、一人110万円x5年で550万円の節税効果が期待できる。贈与対象者人数が8人であれば、550万円x8人で4400万円の節税が出来る。

資産家の高齢者ならば、億単位の資産を抱えているだろう。4400万円の節税がどれほどのインパクトがあるかは個人の資産金額による。

80歳から15年間暦年贈与(年間110万円まで非課税)を信託銀行経由で行っていれば、相当の節税効果がある。義父は、80歳の時に生前贈与対策を行っているべきであった。今となっては、どうしようもないので出来るだけ長生きをして頂くしか最良の対策はない。

 


my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。