介護を必要としない体作りと生活習慣 - 定年退職後の高齢者の仕事、雇用、健康

介護の話題が新聞を賑わせている。両親の介護で会社を退職して介護に専念したら、老後破産状態になったという記事が多い。又は、親の介護をやり始めたら仕事が出来なくなったとか。介護の負担で自分も体調を崩して職を失ったとか。介護が原因で子供たちに余分な負担が行く。

介護の世話にならない体作り

私はまだ介護の世話をしたことがない。両親は既に他界しているが、家内の両親はまだ健在で普通の生活が出来ている。介護のお世話にはまだなっていない。既に80歳後半であるのに至って健康である。

でも、もう時間の問題だろうと私も家内も思っている。そのため、月に1回は様子を見るために家内は実家にー泊二日の小旅行をしている。主に身の回りのお世話(掃除、庭の手入れ、自動車で買い物など)だ。

自分たちの親の世話をしながら次は自分たちが子供の世話になるという運命を自覚している。私たち夫婦は、まだ、若い。私が60歳、家内が56歳。まだまだ、力がある。あと、20年以上この状態を維持できれば、子供に介護という負担を押しつける事はないと思う。

健康寿命が70歳だから、自分で健康寿命を80歳以上まで延ばせれば良い。

介護のお世話になる状態はどんな状態だろうか。

  1. 痴呆症になる
  2. 足の筋肉が衰えて歩けなくなる
  3. 骨を骨折して入院する

この3つの状態が大半ではないか。痴呆症にならないためには、アクティブに動き回れる生きがいや目標が必要になる。刺激が無い日常生活が続くと脳は退化する。脳を活発に働かせるには、頭と体を使うしかない。会社に勤めていれば、自動的に頭と体を使う。意識しないでも脳を刺激してくれる。

よく見る事例は、定年退職をした男性が毎日が日曜日で自宅でぼーっとしている状態だ。精神的にも肉体的にも脳に対して刺激が発生しない。1年以上遊び続けても遊びが趣味でない場合は精神的に満たされない。誰が見ても不衛生な生活、普通の生活では無いと思うはずだ。何でも良いから体と頭を使うアルバイトなどをやるべきだ。

自分の足が動かなくなる。歩けなくなる。立ち上がれなくなる。こんな状態が続くと自分で動き回れなくなる。足の筋肉は、60歳を過ぎると急激に衰え始める。特に、定年退職をして毎日通勤をしなくなると足を定期的に使う必要がなくなる。会社と自宅との間を通勤する運動は足を知らず知らずのうちに鍛えている。

歩く習慣が定年退職でなくなる。その結果、足の筋肉に刺激が生まれなくなり筋肉が衰えて歩けなくなる道筋が生まれる。これは、誰もが経験する自然の原理であるので今から対策を取る必要がある。対策は至って簡単だ。定期的に歩く習慣を作る。医者が毎朝、毎夕散歩を奨励する理由がここにある。1日1万歩以上。

散歩だけでは足りないと私は思っている。足の筋肉を意識して鍛える筋力運動をするべきだ。老いてくると自然に体の筋肉が衰えてくる。体を使わない生活が続くからだ。体を使わないと必要以上に筋肉を必要としなくなる。会社員時代は毎日外に出て活動していたのに、定年退職したら毎日自宅にいて体を動かす機会が無くなる。この違いは大きい。

農家のシニアは、毎日野良仕事をして体を使っている。80歳以上の農家のシニアは凄く元気だ。体が衰えていない。いつも体を田んぼや畑で使っているからだ。元会社員は、生活の習慣で違いがある。体を動かして働くことがない。

だから、仕事以外に体を動かす運動をする必要がある。私は、定期的にスポーツセンターに行きウエイトトレーニングをすべきだと思っている。筋力運動を定期的に行うことで筋力を維持するだけでなく向上できる。これを続ければ、あらゆる面で健康増進になる。

筋力が付いてくれば、自動的に骨も丈夫になってくる。当然、食事もそれをサポートするタンパク質と植物繊維を沢山取る必要がある。骨も再生される。新陳代謝が良くなれば、骨の再生も活発になる。骨も刺激が無いと丈夫にならない。力仕事をしていた人の骨は、頑丈に育つ。骨も筋肉も外部の負担に耐えられるように作り替えられる。

介護の世話にならない体作りは、結局、健康を増進する生活習慣を身につけることだ。