75歳を過ぎると死を待つ心境に入るのではないか? - 定年退職後の高齢者の仕事、雇用、健康

ドキュメント72時間の番組で登場した70歳過ぎの女性が口にした言葉が記憶に残っている「私はいつお迎えが来るかを待っているだけの生活よ!」70歳を過ぎると生き甲斐なんてあるのかなと感じた。当然、個人差はある。死ぬまで自分の目標に向かって頑張っている老人も多い。そんな老人は、羨ましい。

自分の将来に生き甲斐がなくただ、ただ、生活をしている老人たちには、「死」というお迎えがいつ来るかを待っているかのように見える。62歳の私でも身近な人たちが他界して行くと死という現実を身近に感じ、自分の番はいつ来るのだろうかと考える。

男性の平均寿命約81歳、女性87歳!

90歳以上の老人の人口が200万人を越えたという。100歳以上は、6万5000人。この年齢に達した老人は、もう、いつ他界しても本望ではないかと感じる。多くの人たちは、この年齢まで生き残れない。人生の良し悪しは、寿命の長さで決められないが。

ただ、 

時代の変遷に興味がある老人は、自分の目で社会がどのように変わって行っているのを知る事が出来る。それは特権だ。長生きをしていないと分からない。

今、100歳以上の老人は、自分たちが子供の頃の生活環境と現代の違いを自分の目で見る事が出来る。100年という歳月で日本人の生活がどのように変わったかを見る事が出来る。時代が変わって行くにつれて変わる庶民生活の生き字引になる。

平均寿命まで生きられるシニアは、50%としかいない。75歳から81歳までの間に他界する人が必ずいる。それが自分なのか知人なのかは誰も分からない。若い人よりも他界する確率は高い。それが75歳以上の人は、肌で感じているはずだ。

60歳の声を聞いた時に感じたことは、私はもう若くないという事だ。

75歳以上の高齢者は、私以上に体の衰えを感じ体がくたびれている。精神的に「死」が頭の片隅に住み着いている。平均寿命まで生きられるかどうか、生きられたら良いなあ~と!

自分の「死期」は、老人になればなるほど第六感で知らせてくれるという。そんなことを良く聞く。知人、友人、近親者が老いで亡くなって行くのを見送りながら今度は自分の番ではないかと思うのである。

「死」が身近に感じるのが強くなるのは、70歳過ぎからではないか。自然の定めでこの世界から旅立って行く。人ぞれぞれの順番がある。こればかりは分からない。

今の生活は、全て自分の体の状態で変わって行く。若い人と同じ感じ方で生活は続かない。老いるという事はこんな事なのだろう。歳を取る度に自分の生活環境に大きな変化が起きて行く。70歳を過ぎたら、足を気を付ける。足の動きが鈍くなる。歩くのが遅くなる。体重が減る。体に色々な変化が起きてくる。変化がある度に自分の生活環境が変わる。

最後の変化は、「死」である。ピンコロで亡くなりたいと皆が思っている。