先日、緑内障の検査(年に2回)を受けてきた。緑内障は年々ちょっとづつ悪化してきている。今までは白内障の発症がなかったが、今回初めて白内障の症状が少し出てきたと言われた。視力に影響しない程度で年齢相応の症状であると説明してくれた。白内障は、人工レンズにすれば治る。緑内障は、まだ、治すことが出来ない。
私の場合、緑内障が10年後どれだけ悪化するかだ。白内障も10年後にどうなるかだ。どちらにしても視野は悪くなる。それを覚悟しなければならない。
60歳代のシニア65%が白内障になっている!治療は白内障レンズに取り替える
下記の表を見てほしい。白内障の手術で使う単焦点眼内レンズは、国民健康保険対象になっていて費用的には一番安い。白内障の手術で使う多焦点眼内レンズ(2焦点のみ)は、民間の医療保険に先進医療給付金が付いていれば追加費用は何も発生しない。白内障の手術で使うプレミアム多焦点眼内(3焦点:遠、中、近)は、保険の対象外になるため一番高い(100万円近い)。
レンズ 単焦点眼内レンズ 多焦点眼内レンズ プレミアム多焦点眼内
国の医療費控除 ○ ○ ○
保険会社の手術給付金 ○ ○ ○
国の高額療養費 ○ × ×
保険会社の先進医療給付金 × ○ ×
多焦点眼内レンズとは、3つの選択がある。
1.遠・近(2焦点レンズ) <ーー保険会社の先進医療給付金対象
2.遠・中(2焦点レンズ) <ーー保険会社の先進医療給付金対象
3.遠・近・中(3焦点レンズ)
お好みで選択して白内障の手術をすることが出来る。
多焦点眼内レンズで白内障の手術をするとほとんどメガネが要らなくなる(3焦点レンズの場合)。近視と乱視も抑制できるので白内障の手術をすれば、かなり違ったビジョンを味わえる。
私の場合、白内障の症状は初期的な状態であるので手術はまだ必要でない。生活で不便になった時に手術をする時期になる。そうなる前に先進医療給付金付きの医療保険に加入しておかないと多焦点眼内レンズの手術のメリットを受けられなくなる。
現在、生命保険も医療保険も何も入っていない。自分で医療保険を作って毎月5,000円積み立てている。60歳越えたら生命保険は意味を成さないし、医療保険も本当に必要な人だけだ。医療保険のメリットを確実に享受する使い方は、白内障の多焦点眼内レンズ手術の費用回避だ。数年後に手術を受ける予定ならば、治療と手術を始める1年ほど前に先進医療給付金付きの医療保険に加入することで保険料と手術費用負担を少なく出来る。
ただ、気になることが一つある!
小学生の頃からメガネを使っているため、顔がメガネの顔になっている。そんな顔をメガネなしの顔にするのは、顔に不都合が生まれる。メガネの跡が鼻の両側に染み付いている。これを考えると国民健康保険が適用される単焦点の白内障レンズを使ったほうが良いと思っている。
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