なぜ、在宅介護が難しいか? - 仕事、健康、筋トレ、暇

今朝、家内の父から電話があった。「(介護ベッド状態にある)お母さんの様子がおかしい!早く実家に来てくれ!」という内容の電話であった。家内の予定では、今日の午後にゆっくり実家に行く予定でいた。それが、この電話で急遽自宅を出た。

午後になって、家内からLINEで連絡があった。義母が爆睡していて目が覚めなかったことに義父が驚いたためらしい。このところ老衰状態で食事をあまり取っていないかった。それを毎日見ている義父であるため、直ぐにでも死んでしまうのではないかと心配した。

私たち家族と家内の兄家族で母親の介護支援を半年以上続けている。義父も相当ストレスが溜まってきているのかもしれない。最愛の伴侶の体がだんだんと弱って行くのを見ているので最悪の事態が直ぐにでも起きるのではないかと恐れている。

介護ベッド状態の義母の見守りとお世話は在宅介護では無理!

1日に2回朝と夜に介護ヘルパーがやってくる。週3回のデイサービスもあるのだが、この数日行けていない。デイサービスに行っている時は、義父はリラックスできる自分の時間を楽しめる。デイサービスに出かけられない時に91歳の夫に負担がのしかかる。

週に1回1泊二日で家内が実家に戻り、義母と義父の介護支援をしている。それでも、91歳の義父にとって自宅で義母といるのに不安を隠せない。老衰状態が分かっているのでいつ死んでしまうのか毎朝心配している。

今朝の義父からの電話もその不安のピークに達したためではないかと感じる。家内の両親夫婦は東京にいて、長男夫婦は神戸で、私たち夫婦は横浜である。その地域で根をはやして生活をしているので両親と一緒に生活をしようと思っても出来ない。

今後、年老いた両親をどうするかを二人で考えている。

  1. 老衰状態にいる義母を一時的に老健施設に預けて義父の精神的な負担を取り除く
  2. 数か月間の老健施設での生活後、義母の食事と体力の回復あればデイサービスを継続して行ってもらう
  3. 義父に義母が亡くなった後、どのような生活をしたいのかを決めてもらう

この3つを考えている。

半年間の義父の様子を見てみると、義母の介護は介護ヘルパーや私たちの支援があっても相当な精神的な負担が義父に生じているのが分かった。老健施設から帰った後に義母を有料老人介護施設のお世話に成るようにしないと義父も共倒れになると思っている。

91歳の老人は、自分の事で精いっぱいであるので老々介護はやはり無理がある。

義父に義母の有料老人介護施設に入らせることを老健後に提案したいと思う。今の状態の義父ならば、私たちの提案を受け入れてくれると思う。自分の限界を十分認識したと思うからだ。本来ならば、二人で一緒に有料老人介護施設に入ってもらいたいのだが、今までずっと住んできた自宅を離れて生活するのに抵抗があるらしい。

こんな状態から2年が経過した現在の状態

義母は老健施設に入居して元気に生活している。転倒で怪我をした背中の圧迫骨折も治り、今は弱ってしまった足の筋力の回復でリハビリを頑張っている。老健施設は、3箇所を転々としている。老健施設によって3ヶ月以上入居できない場合がある。今リハビリをしている老健施設は1年間ぐらい継続的に入居ができるので助かっている。

在宅介護を続けていたら、義母は確実に低栄養状態で他界をしていたと思う。老健施設の栄養のバランスが取れた食事と規則正しい生活が義母を回復に道に戻してくれた。

介護ベッド生活をしている親がいる人は、一度、老健施設を利用してみることをお勧めする。お互いの負担をすごく軽くしてくれる。費用は、月々15万円前後である。金銭的に問題がなければ、在宅介護の負担を軽くするために老健施設への入居を考えて見る価値がある。

老健施設に入居した2年前の義母の状態は、要介護認定5であった。今は、要介護認定3になっている。介護ベッドの生活から自分でベッドを降りて歩行器で出歩くまで回復した。今は、杖で歩ける練習を老健施設でしている。


my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。