50歳から65歳までのシニアに仕事の場を作るには - 定年退職後の高齢者の仕事、雇用、健康

現時点で年金を受給できているシニアは、団塊の世代の方々である。受給年金額が目ぼりしていない。なんとか年金だけで生活が維持できる人たちだろう。

現在、50歳代と60歳代の方々は、まだ、年金を受給できていない方が多いはず。受け取る年金額も目ぼりしている。この年金額の現象は、若い人に不公平を与えるのだが今のシステムではどうしようも出来ない。

私達シニア層が若い方々に出来る事は、彼らがシニアに成った時にシニアとしてちゃんと働ける仕事場を創出してあげることである。年金で不足している金額ぐらいはシニアのために創出された仕事場で稼げるようにして上げたい。

そのためには・・・

今の民間企業や政府機関では、直ぐにシニアのキャリアや経験が生きる新しい仕事は創出できない。やはり、危機感を持っているシニアが自分たちのリソースを考えてシニア自身で新しい仕事場を創りだす必要がある。

自分一人の力だけでは、シニアのためのシニアの仕事場を作り出せない。

シニアのためのシニアの仕事場を作らないとダメだという認識を持った有志が集まって行動に移す時が今である。私は、ある団体でNew Business研究会というグループを作りシニアのためのシニアの仕事づくりの話し合いをしているが、私と同じような考えで行動を共にしてくれる人が少ない。

本業を持っている身であるのでNPOのために本業の時間を割くことは命取りになる。私ができる範囲でシニアたちに新しいビジネスのヒントを提供したいと思っている。

NPO団体に所属するシニアには、色々なタイプの老人がいる。ニーズも同じではない。ビジネスをやりたいと主ってメンバーになっていない場合も多い。色々な人的なリソースがあるのだが、そのリソースを上手く活用できていないのがこのNPO団体の弱さである。

お金を稼ぐという経験が大企業の組織でしか味わっていないシニアたちがほとんどだ。そのため、起業に等しいビジネスの創出に無理がある。頭でっかちになりやすい。ビジネスはやってみないと分からないし、失敗するのが当たり前と認識して何度も挑戦し続けるしかない。

一度や二度の失敗で止めてしまうような挑戦は初めからやらない方が良い。

平均年齢70歳のシニア団体だが、この団体を引っ張ってきている人たちは自分のリソースを行かす場所を得た人たちだろう。会員全てがそうなれば良いのだが、年老いてくると二度と縛られる生活を求めない。自分の都合を優先できる年齢なので積極的にNPOのビジネスを引っ張っていくという人が出にくい。

こんなひ弱な環境にあるNPO団体だが、他のNPO団体と比べると優等生である!ちゃんと、利益を出している。仕事も官公庁から引っ張ってきている。官公庁の仕事は予算ありきで始まるので予算によって仕事がなくなるというリスクが大きい。そのリスクを認識しているが、官公庁以外の民間ビジネスまで展開できていない。

老人たちが集まるNPO団体の強みは、シニアの人生経験、知恵、専門的な知識なのだろうがそれを行かそうとする努力が会員内に見当たらない。多くが待ちの姿勢であるからだ。自主性を持ってやろうと思っても一人ではできない。時代は変化してきている。

今と同じビジネスが未来永劫続くはずがない。