65歳以上のシニア男性がパートタイム勤務を好むのは良く分かる - 定年退職後の高齢者の仕事、雇用、健康

生活苦で仕事をしなければ成らないシニアでなければ、多くのシニア男性はパートタイム労働を求めるだろう。62歳の私でもフルタイム勤務は嫌だ。午前か午後のどちらか働いてあとは自由に使える時間を残しておきたい。

自分でビジネスをしているので労働時間は、自分の都合で決められる。その日の気分と体調で労働をしている。好きな時に映画鑑賞に出かけたり、夫婦でランチドライブに出かけたりする自由を楽しんでいる。パートタイム勤務を求めるシニア男性は、私と違って好きな事を労働にしていない。そのため、労働で必要以上のストレスと疲れを感じるのだと思う。

一度自由な時間を味わうと束縛される時間を嫌がるようになる。年金収入と月額10万円ぐらいのパートタイム収入があれば、普通の生活が出来るシニアたちだ。若い頃のように「お金、お金、お金!」と狂う必要がないし、人生観も変わってくる。お金の価値は低下する。

パートタイム勤務はシニア男性にとって都合が良い!

65歳からの人生は、年金収入で最低限の生活を維持できる安心感が生まれる。多少、金銭的に苦しければアルバイトやパートタイムの仕事をすれば解決できるという経済的な余裕が生まれる。困るのは、自分で自分のライフスタイルを作れない事だ。午前9時から午後18時までの時間帯をどの様に使えば良いか分からないシニアが大勢いる。

そこにパートタイム勤務の仕事が入ってくると1日の半分が仕事でふさがる。残りの半分の時間の使い方さえ見つければ自分なりの生活のリズムが構築できる。例えば、午前中はパートタイムの仕事、午後は、自由時間としてその時やりたい事をする。そんな生活のリズムを作れる。

お金が目的でパートタイム勤務をするシニアは少ないかもしれない。むしろ、社会とのつながりを維持したり、どこかに帰属しているという安心感を求めてパートタイムの仕事をしているシニアが多いと思う。

自宅で一人寂しくテレビを見ている生活は長続きしない。外に出て誰かと会話ができる環境に自分の身を置きたいと考えるようになる。フルタイムの仕事を求めても仕事は少ないし、責任も重い。アルバイトやパートタイムの仕事は、ちょうどシニア男性のニーズにマッチしている。仕事もフルタイムほど見つける事で困ることはない。

65歳以上のシニア男性は、孤独と孤立を恐れる。何もやりたい事が無い、生きがいがないシニアであればあるほど孤独と孤立を恐れる。パートタイムの仕事は、孤独と孤立を遠ざける効果がある。

問題は、70歳以降もパートタイムの仕事に従事できるかだ。出来るならば、年齢制限がないパートタイム勤務が可能な会社を探すことだ。少しでも社会で仕事をしていると時代について行ける。健康も維持できる。精神的な安定も保持できる。良い事がたくさん生まれる。

65歳以上のシニア男性が自分の時間をうまく使いこなしているならば、別にパートタイムの仕事をする必要は全くないと思う。自分で生活のリズムを作れる人は、お金がなくても幸せなはずだ。年金受給者は、国から自由に余生を送ってくださいと言われるからだ。働いても遊んでも良いのだが、自由に困るシニアが現実多い。

違うカフェを1日中出たり入ったりしているシニアもいる。何もしないでぼ~っとしているだけ。暇を潰すことがいかに難しいかを学ぶのが65歳以降の人生だ。