シニア起業はお客を先に掴んでおく準備が必須! - 定年退職後の高齢者の仕事、雇用、健康

60歳、65歳、70歳代のシニアが起業に挑戦している。60歳以上のシニアを雇用する動きは以前より増えているが、シニア人材のリソースを活用するような分野ではない。誰もがやりたがらない仕事をシニア労働者にやってもらおうという職が多い。働きたいシニアにとっては、魅力を感じない。どうしても働かなければ食べていけないというシニア層がそんな職に身を置いている。本来のシニアの能力を活かしていない。

その結果、

定年退職後、初めての起業に挑戦しようと頑張るシニアが増えている。

起業はお客がいて始まる!

定年退職後に起業したシニアは、1年、2年の間に非常に苦しい時間を過ごす。会社設立はお金があれば簡単にできるが、お客を見つけて売上を立てることが出来ない。失敗するシニア起業家は多い。

でも、

起業経験がゼロのシニアが失敗するのは当たり前。まず学ぶべきことは、なぜ、失敗したかだ。失敗の原因を学んでその対策を次回の起業に活かす。これが、定年退職後に起業するシニアの取るべき道だ。最初の起業は、自分に足りない知識、経験、スキル、戦力を実践で学ぶインターン起業だ。2回目の起業が本当の起業になる。この考え方ができていないシニア起業家が多い。

これから定年退職を迎える50歳代のシニア起業家は、今から自分が始めるビジネスのお客を確保する活動を始めるべきだ。売上を立てない営業を経験することでお客さんのニーズを確認できる。現在の会社から給与をもらいながら、無償のサービスを潜在顧客に提供することで自分が始めるビジネス市場の姿が見えてくる。

定年退職後に起業したら、既に目に見えている潜在顧客がいるという状態が理想だ。先に無償のサービスを提供していれば、そのお客は独立時に有料でサービスを買ってくれる。先に「損」して後で「得」取れである。この準備が上手く出来ているシニアほど初年度から売上を立てることが出来る。上手く行けば、初年度は黒字になるかもしれない。

起業前の営業活動が起業した時に生きるからだ。

週末起業家でも良いから2枚めの名刺を作り、無償のビジネスを展開して自分が攻めようと思っている市場が本当に求めている市場であるかを検証する。多くのシニア起業家は、最初にビジネスプランを描く。これは間違いではないが、ビジネスプランを描く前にやるべき事がある。お客を見つけられる市場はどこにあるかを調査する活動だ。幾つかの仮設を設定して自分が探しているお客がいて、お金を稼げる可能性があるか、ないかを検証する。

ビジネスは、あなたが提供する製品やサービスにお金を出してくれるお客がいて始まる。会社を設立して起業が始まるのではない。会社設立は、先にお金が出る。お金を出来るだけ後から出すようなビジネスプランがシニア向けだ。私は、これから独立するシニアにいつも助言している。

「個人事業主として自分がやりたいビジネスを試してみて下さい!」と話す。

会社を設立しても最初はあなた一人しかいない。名刺に〇〇株式会社と書いてあっても所詮は一人オペレーションだ。お客もそれにすぐに気がつく。個人事業主も同じだ。まだ良く分からない市場で自分が求めるビジネスを展開するには、身軽なオペレーションでコストを出来るだけ掛けずにやってみて失敗することだ。

株式会社を設立して失敗すると会社を畳むだけでもお金が数十万円も発生する。会社を設立する時と閉める時に数十万円単位のお金が発生することを自覚して欲しい。個人事業主はどちらもゼロ円で済む。失敗経験を優先する起業プランを考えて欲しい。失敗時にお金が余りかからないようにすれば、再起は直ぐにできる。

見栄えを重視するあまりに最初から会社を設立してしまう。そんなシニアが多い。それをやっても良いシニアは、定年退職する前にお客を掴んでいる人だけだ。起業と同時に売上が立てられる状態にして置く。それが出来るシニアは、最初から会社を設立してビジネスを始めても良い。

独立する手続きを始める前に自分が始めるビジネスのお客を探して、掴んでおくことがシニア起業家が一番先にやるべきことだ。

この記事「シニア起業はお客を先に掴んでおく準備が必須!」のポイントは、

  • 60歳、65歳、70歳代のシニアが起業に挑戦している。
  • 最初の起業は、自分に足りない知識、経験、スキル、戦力を実践で学ぶインターン起業だ。2回目の起業が本当の起業になる。この考え方ができていないシニア起業家が多い。
  • 独立する手続きを始める前に自分が始めるビジネスのお客を探して、掴んでおくことがシニア起業家が一番先にやるべきことだ。

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