新しい仕事に挑戦するシニアは明確な動機付けが必要だ! - 定年退職後の高齢者の仕事、雇用、健康

シニアが未経験の仕事に挑戦しようと思った時、ただ単にお金が欲しいだけの動機では続かない。どうせ自分の時間と労力を投資するならば、自分の人生を楽しくする、有意義にする、後悔しない経験をする動機が無いと勤まらない。例えば、私が介護のパートをやろうとしても強い動機付けが無い。強い動機が無いと直ぐに辞めたくなる。

経済的に苦しんでいないシニアであればあるほど、自分で逃げ道を作っている。ただ単に暇な時間を有効に使いたいだけなのだ。経済的に余裕が無いシニアの場合、苦痛をお金に換える労働をする。生活するためのお金が必要=お金が稼げれば何でもするという動機だ。こんな方は、単価の高い誰もが嫌がる仕事をすることになる。

私には、逃げる選択が有り過ぎるので今敢えて新しい仕事(雇用される仕事)に自分の時間と労力を投資する必要が無い。もし、家内が許してくれるならば、筋トレ目的で大きなショッピングモールでショッピングカート収集作業をやって見たい。インターネットの仕事は、座って作業をする仕事がほとんどだ。1日中、ずっと、パソコンの画面とにらめっこなのだが、自分で働く時間を自由にコントロールすることできる。

午前中は、インターネットの仕事をして、午後1時から5時までショッピングカート収集の力仕事をするという感じだ。別にショッピングカート収集で稼ぐアルバイト代が欲しいのではない。体を動かして筋肉を毎日鍛えたいだけだショッピングカート収集の仕事は、足腰を鍛える。稼ぐアルバイト代よりも鍛える筋肉の方が価値がある。

シニアが未体験の仕事に手を出す時はお金以外に何を得るかをはっきりさせる事だ!

自分が興味を持っている仕事を探す。興味を持つという事は、学ぶ事に喜びを感じるからなのではないか。お金を稼ぐこと以外の興味があれば、未体験の仕事は刺激的な体験になる。外から見る仕事と内から見る仕事では見え方が違う。楽なアルバイトと見えても実際そのアルバイトをやってみると見えてなかった苦労が見えてくる。

新しい仕事を探す目的がお金以外であると気が楽になる。選択幅も多くなる。第二の人生を有意義な人生にする機会が増えてくる。未経験の仕事は、どんな人でも精神的な苦痛を味わう。それがある意味で良い刺激になる。使っていない脳を使わせる。無い知識をある知識にする。興味が強いほど、好奇心も強いはずだ。

私は今までの人生で自分の手で触る事が出来る製品を作った経験が無い。システムで作るCMSサイトは自分で作れるが、インターネットの世界での話だ。手で触れられる製品ではない。自分一人で完成品を作ってみたいという願望があるのだが、どんな製品を作れるか、作りたいかが分かっていない。こんな状態では何も作れない。I am Not Yet Ready!である。

起業するという挑戦は、元会社員ならば未経験の仕事になる。

従業員から経営者になる事で今まで見えていなかった世界を体験できる。なぜ、中小企業の社長がベンツの自動車を乗り回していられるのか、なぜ、3年毎に新しい自家用車にしているのか、なぜ、美味しい料理を高級なレストランで家族と一緒に食べられるのかなどなど。社長業を始めると従業員の見方が変わってくる。自分と同じぐらい働いてもらいたいと強く思い始める。

今まで悩んだ事が無い問題にも直面する。人を雇用する難しさを味わう。期待した仕事がやってくれない、出来ないという人材を雇用してしまったという事だ。自分の思いが従業員にうまく伝わらない。マネジメントが出来ない自分を発見する。会社員時代にベンチャー事業を起こしているので部下を統括する難しさと派遣エンジニアを雇用する判断能力で苦い経験をした。

結局、私が独立する時は一人社長でビジネスをすると言う形態にした。私は部下に任せて仕事をさせるよりも自分の手で直接仕事をするほうが楽しいからだ。

人を使うのが上手いシニア、統括するのが得意なシニアならば、組織を上手く作り上げられるかもしれない。従業員の人数が増えるたびに違った問題が生まれてくる。自分が直接従業員を管理できなくなり、中間管理職に任せるようになる。中間管理職を育成したり、中途雇用したりするが、コミュニケーションや意思決定が上手く伝わらない問題にぶつかる。

有意義な経験をすると言う意味合いで起業は得る物が多い。

もし、資金的に余裕があるならば、期間限定(3年ぐらい)で起業体験をするのも面白いと思う。上手くビジネスが立ち上げれば儲けもの。失敗しても失敗経験も価値がある。成功、失敗に関係なく自分で事を起こす過程に学べるものが沢山ある。私は、起業の過程に価値を見出している。ビジネスの成功、失敗は結果でしかない。

起業できる年齢は限られている。75歳を過ぎてからの起業は健康上問題がある。仮にビジネスが上手く立ち上がっても後継者問題が浮上する。若ければ、それなりの準備が出来るのだが年齢が75歳以上になると時間的な余裕が無い。 

私のビジネスは、最初から1匹オオカミのビジネスであると子供たちに伝えている。子供たちは最初私のビジネスを継げるのではという期待があったようだが、仕事の内容からITスキルを要求するため時間がかかる。将来性も技術革新が激しいのでビジネスモデル自体が存続できるか分からない。

そんなリスクは自分一人で沢山であると思ったので子供たちには自分の道を探せと伝えた。そのお陰で長男、次男も自分の夢を追い求めている。

この記事「新しい仕事に挑戦するシニアは明確な動機付けが必要だ!」のポイントは、

  • シニアが未経験の仕事に挑戦しようと思った時、ただ単にお金が欲しいだけの動機では続かない。
  • 経済的に苦しんでいないシニアであればあるほど、自分で逃げ道を作っている。
  • 新しい仕事を探す目的がお金以外であると気が楽になる。

 

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