私のゲップは、自宅にいるときに多く出始める。外出先では、ゲップは失礼な現象なので意識して抑えている。自宅ではその抑えが無くなるため、妻がいる前で気楽にゲップしてしまうのだ。それが妻を雷のように怒らせる。
確かに立場を変えてみれば人前でゲップをするのはマナーに反する。いい気持ちはしない。妻が怒り出すのは納得がいく。自宅にいるとどうしても気が緩んでしまう。妻の存在も空気のような存在でそれほど意識しない。友人や知人がいる時はそうは行かないが。
ゲップが出る根本的な原因は何か?
生活苦で仕事をしなければ成らないシニアでなければ、多くのシニア男性はパートタイム労働を求めるだろう。64歳の私でもフルタイム勤務は嫌だ。午前か午後のどちらか働いてあとは自由に使える時間を残しておきたい。
自分でビジネスをしているので労働時間は、自分の都合で決められる。その日の気分と体調で労働をしている。好きな時に映画鑑賞に出かけたり、夫婦でランチドライブに出かけたりする自由を楽しんでいる。パートタイム勤務を求めるシニア男性は、私と違って好きな事を労働にしていない。そのため、労働で必要以上のストレスと疲れを感じるのだと思う。
一度自由な時間を味わうと束縛される時間を嫌がるようになる。年金収入と月額10万円ぐらいのパートタイム収入があれば、普通の生活が出来るシニアたちだ。若い頃のように「お金、お金、お金!」と狂う必要がないし、人生観も変わってくる。お金の価値は低下する。
60歳になったときに人生の大きな節目を迎える。社会は、還暦を迎えた人を別の目で見始める。お仕事、ご苦労さまでしたと。定年退職で組織から解き放されて自由に自分の人生を送る機会が与えられる。表向きはそうなんだけれど・・・と戸惑うシニアが多い。
会社員で人生を過ごして来た人は、ところ天のように会社から押し出される。新卒の新入社員が会社で働き始めると同時に古株の社員が会社から定年退職で押し出される。
リストラや独立で一足先に自由な世界を泳ぎ回っているシニアは、60歳を迎えてどう感じるか。定年退職した会社員と同じ感じ方をするだろうか。
建設現場の交通整理や監視をしているシニア労働者を見かけることが多い。暑い日に朝から晩までトラックの出入りや出入り口の監視の仕事をしている。1日中立っているだけでも疲れるはずだ。私は考えただけで2,3日はやれるがそれ以上はやれないだろう。
1日中立って行う仕事は、60歳以上のシニアが継続して行う仕事ではない。体力的に無理がある。数日はできても長期間は働けない。事務系の仕事であれば、椅子に座っていられる。営業の仕事でも自分で休む時間を作れる。介護の仕事でも休む時間がある。
外で行うガッテン系の肉体労働はその業界経験者でないと続けられない。今、建設ラッシュで建築現場の交通整理や監視の労働者が足りない。
筋トレをやっている若者が小便をすると泡が出ると気にしていた。タンパク質尿であると腎臓障害が疑われるからだ。筋トレをやり続けていると筋肉細胞が傷ついてタンパク質を含む老廃物として体外に排出される。小便にその老廃物も一緒に排出されるので泡が出ると聞いている。これが事実なのか、どうなのか私はまだ確信を持てないのだが不安である。
一般的に腎臓病は、糖尿病、肥満になっている人たちが成りやすい。筋トレをやっている若者は、この分類に当てはまらない。筋トレを週二回やっている私にとって気になる病気だ。トイレで小便をする時に泡が出る時と出ない時がある。これも良く分からない。
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