師走が毎年やってくる。今年もやってきた。今年を振り返ると満足が行ったと言えるかどうか。今年の問題を解決するために来年がやってくる。来年は私の人生に何をもたらすだろうか。確実なことは、65歳のシニアとして年金受給が始まることだ。

もう一つ確実なことは、体が年老いて行くことである。健康志向が益々強くなる。老後の生活を楽しむためには健康な体を維持するしかない。64歳から65歳なっても健康維持への投資は最優先になる。65歳の生活は、経済的に余裕が生まれる。その余裕を余生の人生を楽しむために使う。 

 やりたいことがあれば、時間とお金をそれに投資できる。それが65歳になる特典である。

老化する体と失われていく時間

自分の体と命という時間は確実に失われて行く。いつ、他界するかも分からない。残された時間が10年なのか、25年なのか。確実なことは、体は一年経過するたび老いて行く。健康な体を維持しながら、残された命の時間を私なりに楽しみたい。

お金に追われてじっくり自分の人生を反省し、改善していく時間を持てないシニアもいるだろう。来年、65歳になるシニアは64歳の人生を振り返って65歳に何を期待するかを考えてみてはどうだろうか。

64歳の反省

老後の生活を楽にするためのお金の稼ぎ方を確立しようとしたが、世の中の変化に翻弄されてしまった。インターネットだけで売上が成り立たせようと試みたが、目的を達成できず。65歳の目標として再度挑戦することにした。

お金の稼ぎ方では不満足な64歳の年であったが、健康増進で続けている筋トレで満足が行く体作りが出来ている。InBody検査で体型が完全に筋肉型と分析された。体の持久力を付けるために始めたサーキットトレーニングが順調に習慣化出来た。その効果が体全体の脂肪燃焼に反映されている。

以前、筋トレ後に足や腹部に痙攣を起こしていたが、その原因と対策が分かった。原因は、筋トレ後に消費されるマグネシウムが不足したことだ。カルシウムとマグネシウム混合の健康サプリを筋トレ後の夜に取ることで痙攣がなくなった。

食事から十分取れないミネラルがあることに気がついた。カルシウム、マグネシウム、そして、亜鉛である。これらの健康食品を定期的に体に取り入れる習慣を始めた。風邪でのどをやられた時以外に病気にかからなかった。

ミラクルモーニングという本を読んで自分の人生を良くする習慣を身に着ける重要性に気がついた。どんな人生を送りたいかを具体的にイメージ出来ていない。そんな自分に気がついた。今、自分が求める物は何かを理解して行動に移すことが重要である。

65歳の目標として自分が求める物や体験をイメージしてそれを達成するための朝活を習慣化したい。自分の人生を良くする習慣を一つずつ実現して行く。

65歳への期待

人生を良くする習慣作りを目標にする。出来ることから一つずつやり始める。今設定した朝活の習慣はこんな習慣である。

1.毎朝気功を行う(10分間)

2.毎朝読書をする(10分間)

3.毎朝ペンで日記を書く(10分間)

4.毎朝自己肯定の暗示を自分にかける(例えば、売上を伸ばす能力が自分にあると信じ込む)

今の人生で足りない、満足できていない事を明確に自覚する。自分が本当に求めていることを得るために少しづつその目標に近づく行動を起こす。朝活の新しい習慣は、それを達成するための基盤になる。

現在通っている区のスポーツセンターがリフォームで10ヶ月間利用できなくなる。そのため最寄りのゴールドジムに入会する予定である。月額7700円であるが、週3回利用すれば、1回640円ぐらいになる。区のスポーツセンターは、1回300円。

ゴールドジムは、筋トレの器具が充実している。助言を受けるトレーナーも多い。色々なスポーツプログラムがある。

  • 月曜日 体全体の筋トレ
  • 水曜日 ヨガ、ピラティス、エアロビクスなど
  • 金曜日 体全体の筋トレ

このスケジュールで足の筋肉を増やすメニューを重点的にやる。目標は、片足だけで座った状態から立ち上がるワンレッグスクワットが出来るようにすること。

足腰の筋肉は鍛え続けないと失われて行く運命にある。老化していく体の筋肉は、日頃、使わない筋肉を自然に削り取って行く。老いるに従って体を活発に使う習慣が健康寿命を伸ばす。65歳の体は、失われて行く筋肉を留め、増やす上で最適な年齢である。

売上を伸ばす試行錯誤をもっと活発に継続的に行う。昨年うまく行かなかったやり方を改善して売上が伸びるようにする。直ぐには効果が出ないかもしれないが、辛抱しながら少しづつ売上を伸ばす工夫をしたい。

年4回ぐらいの夫婦旅行(4泊5日ぐらい)をしたい。海外は、台湾でローカルフードを楽しみたい。国内は、原爆投下があった長崎に行きたい。後2回は、日本海側の県をドライブ旅行したい。実現するかどうかは、気候次第。

物的欲求は今の所ないので引き続き自宅にある物を消費、消耗する。節約と断捨離を続ける。

シニアは何を目標にして生きて行くべきか?

65歳は年金受給者として生活が出来る年齢である。私はできるだけ年金収入に頼らない生活を送りたいと思っている。年金収入がないものと思って必死になって事業からの売上を増やす努力をしたい。

ピンチはチャンスである。必死にならないとチャンスはやってこない。何とかしなければという不安が新しい考え方や行動を呼び込む。上手く行かなくてもセーフティーネットとしての年金収入があるので余計な不安を抱く必要がない。思い切ってやれる。

シニアの老後は、基本的にこんな質問に答えることをやれば良い。

「今、自分が求めていることは何ですか?」

それが自分の目標になる。思考は現実化するという言葉がある。強い思いがあり、求めれば自然とその方向に人生が向かう。

私はそう感じている。 

結論:

65歳という年齢は、前期高齢者として政府が認知する年齢である。原則的に年金受給が始まる。老後の生活で働かなくてもお金を国から受け取れる。満足が行く金額であるか、ないかは個人によるが経済的な負担は軽減される。

64歳の時の生活と65歳では、経済面での負担が変わる。働き続けられれば、確実に生活に余裕が生まれる。その経済的な余裕で自分がやりたいと思っていることに時間とお金を投資できる。

体が健康で元気なうちに夫婦で旅行を楽しみたいと私は思っている。家内の両親の介護支援があるために長期の旅行には行かれない。そんな制約の中で夫婦で一緒に残された時間を楽しみたい。