70歳を迎えた姉がLINEでこんなメッセージを私に伝えてきた。
「久しぶりにプラハフィルハーモニー管弦楽団の演奏会に行ってきた。コロナ禍ですっかり運動不足。歩くスピードと歩幅が落ちて歳を感じている。」
70歳は体力の衰えを肌で感じる年齢。知らないうちに筋肉の量が少なくなり、その影響が70歳を過ぎると肌で感じ始める。活発に体を動かさない生活習慣で使わない筋肉が落とされて行く。姉は毎日体幹運動をやり、週3回はウォーキングをしているが老いのスピードに追い付いていないと嘆いでいる。
精神的にはいつまでも若いという気持ちでいるが、肉体は鍛えないと昔の体力を維持できない。いつまでも若くありたいという欲求だけが頭の中にある。私はもう71歳、姉は74歳になっている。姉の体は老いで筋肉量が70歳の時よりも減ってきているはず。筋肉量を維持、増やすには定期的な筋トレとタンパク質を通常の食事以上に摂取する必要がある。これをやらないと体の筋肉量は時間とともに減っていく。
体を意識して動かす機会を作らないと身体の老化が進む。今まで出来ていたことが出来なくなっていることにハタと気がつく。知らないうちに歩幅が狭くなっている。歩くスピードも落ちてしまう。歩き方もヨロヨロし始める。定期的な運動を習慣化しないとPoint of No Return(引き返しが出来ないポイント)に到達してしまい老いの速度を止められなくなる。
ちょっと昔の新聞記事であるが、面白い提案内容であったので参考にして頂きたい。私自身、この提案には賛成である。71歳でまだ自動車を運転しているが、運動能力よりも視力の面で問題を抱えている。
参考までに高齢者の運転免許更新ルールは以下の通り。
【70歳〜74歳】
【75歳以上】
平成30年6月5日の朝日新聞(朝刊)オピニオン&フォーラムを読んで頂きたい。自動車運転免許は、18歳以上の人から取得可能という年齢的な制限がある。更新ができる年齢まで運転免許証をもてるのが現在だ。そのため、80歳を過ぎた老人でも運転免許の更新ができてしまえば、自動車を運転し続ける事ができる。
高齢化で老人の人口が増えてきたため、自動車事故が高齢者層で増えている。シニアに免許証返納を呼びかけているが、一度得た特権は特別な事情がない限り手放さないのが人間だ。老化による自動車運転での障害が知らない内に起こる。反射神経が鈍り、とっさにブレーキを踏めなくなったり、アクセスとブレーキを間違えたりする老人が多い。
この投書を読んで頂ければ、「運転免許の定年制と再試験での再取得制」の道理に納得がいくはずだ。

得意なことは作ることが出来る。初めてのことでもやっている内に好きになれば得意なことになって行く。今、自分に得意なことが無ければ、作れば良い。時間はあなたが他界するまである。そう思えば、やれることは沢山あるはずだ。言葉で、文字で言うのは簡単かもしれないが、私は今の仕事を始めた時、得意でも好きでもなかった。
誰かが、「思考は現実化する」と言っていたことを思い出す。強い思いが脳裏に居座り続けると何故かその思考が現実化してくる。今、新しいビジネスとしてやっていることが売上として着実に現実化してきている。脳裏から離れていないでやり続けている。
初めて日本海側にある島根県を訪れた。NHKの連続テレビ小説「ばけばけ」の舞台であり、小泉八雲が暮らした松江市と、出雲大社を擁する出雲市の2箇所で5泊6日を過ごした。5月19日から23日にかけては曇りや小雨の時間帯もあったが、気温は散策するのにちょうど良かった。

夫婦揃って日本海側へ旅をするのは今回が初めてである。松江市と出雲市の宿を拠点に、足立美術館がある安来市へ足を延ばしたり、山陰の小京都と呼ばれる津和野まで往復6時間をかけて移動し、3時間ほど滞在する旅も楽しんだ。
羽田空港から出雲縁結び空港までは約1時間30分。しかし空港に到着した際、松江市行きの連絡乗合バスを逃してしまい、次の便まで3時間ほど待つ状況になってしまった。時間を無駄にしたくなかったため、やむを得ずタクシーで松江市の宍道湖近くにある宿へと向かった。代金は約1万円。移動に要した費用はバスであれば二人で2600円で済んだはずだが、思わぬ出費となった。運転手は嬉しそうな様子であった。
旅先では想定外の出来事が起きやすい。だからこそ、旅は面白い。
宿の宿泊手続き(チェックイン)の開始は午後3時であったため、荷物だけを受付に預けて松江城へと向かった。気温も天気も歩くには最適であったため、徒歩での移動を選んだ。15分から20分ほどの道のりは、私達夫婦にとっては良い準備運動となった。
物を買う時、食事をする時、老人は現金で支払う。若者はスマホアプリで支払う。若者は財布を自宅に忘れてもスマホさえ持っていれば、買い物で困ることはない。老人は財布さえ持っていれば、不自由を感じない。スマホが自宅のテーブルの上に置かれていてもを気にしない。
昭和世代と平成、令和世代ではお金の使い方が変わた。その時代の変化に老人はついて行けない。キャッシュレス決済が時代の流れになっている。昭和世代のシニアはクレジットカードまでならば、問題なく使える。電子マネーなどになるとSUICAやPASMOの違いも分からない。それにスマホアプリのSUICAやPASMOが加わる。
妻がスーパーマーケットやドラックストアに行くとポイントを貯めるか、使うかを聞かれる。老人がスーパーやドラックストアのレジ担当になったら覚えることが多すぎて1時間以内で辞めてしまう。電子マネー決済が登場する前まではCash or Charge(現金かクレジットカードの選択だけ)であった。今や電子マネーに加えてポイント支払いも生まれている。
私は71歳の昭和世代の人間であるが、基本現金派である。金額が大きくなるとクレジットカードを使う。電子マネーはPASMOぐらいである。使う用途は電車やバスの乗り降りのみ。時々、電子マネーの勉強のために色々なキャッシュレス決済アプリを試しているが、使い続けていない。
これからの時代はスマホが財布になる。スマホを無くしたら、一大事。
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