下記の睡眠データはXiaomi(シャオミ) Smart Band 9から取得した睡眠データである。 熟睡した時の数値データである。
私は週2回スポーツジムで筋トレを2時間ほど行っている。昨夜は筋トレの休息日2日目であった。筋トレをした夜はいつも朝起きた時、疲れを感じている。そのため、熟睡感がない。ドジャースの大谷選手のように睡眠を十分取ると体の疲れが癒されて熟睡しやすくなるようだ。
睡眠スコアは99で最高点になった。老いてくると睡眠時間が短くなると言うが筋トレを趣味にしていると8時間ぐらいの睡眠が必要になる。十分体を休めないと回復できないからだ。熟睡を求める方は定期的に疲れる運動をやってみることである。
65歳以降のシニアの生活は暇な時間が悩みのタネになる。働きたいが自分の得意を活かせる雇用先が見つからない。体も元気で普通に働ける健康があるが、雇用主は若い人を求める。年齢という差別が今の社会にある。
年金をもらいながら自由時的な生活が出来るかと思っても経済的に余裕がない。年金プラスあと10万円以上あれば、窮屈な生活を送る必要がなくなる。そう感じているシニアが多い。私はそんな65歳過ぎのシニアに個人事業主になることを勧める。
大きなビジネスを考えるのではなく、小遣い稼ぎ程度のビジネスを始める。小遣い稼ぎ程度のビジネスの種は探せば見つかりやすい。見つけてやるか、やらないかの世界である。こんな事例がある。
ある大学生が近所に住む老人に声をかけられた。私に代わって近くのスーパーマーケットでこのメモに書いた食品を買って来てくれないかと頼まれた。お駄賃として1000円あげるからお願いと。買い物してその老人に届けるのに30分もかからない。30分で1000円は悪くないと思ってその依頼を受けた。
これがきっかけになって週に2回ほど同じような依頼が続いた。1ヶ月が過ぎる頃にその老人から別の老人を紹介された。同じような買い物代行をやってくれないかということだ。一人が二人、二人が三人となり近所の老人の買い物代行サービスが成り立っていった。大学生の彼にとってちょっとした小遣い稼ぎになった。
困っている老人は多い。ただ、それが見えていないだけ。それを探せば良いだけである。
NPO団体の中には、(ほとんどが男性)奥さんが亡くなって一人で生活をしているシニアが多い。子供が居る場合は、子供の家族と一緒に暮らしている。そのような環境にいないシニアはどうしているのか?
定年退職離婚、熟年離婚、伴侶の他界、長い独身生活の人は寂しいひとり暮らしをしている。人生の終りが来るのを待つしかない生活である。いつその時が来るかわからないが、出来るならば淡い恋をしたいものである。シニアだからそれは無理と考える人は多いが、挑戦することはタダである。やる、やらないの話である。
私自身がそのような状態にいないので実態は分からないが、定例会の後の懇親会で話していると寂しい感じが漂ってくる。夫婦の生活が一人生活になるのは寂しい。年齢が60歳代から70歳前半であれば新しい伴侶か同棲する人を探せる。
再婚という形を取らなくても一人生活の寂しさを和らげる方法がある。恋人を作ることである。恋が成り立たなくても、その人に会える場所を確保すれば寂しくなった時に会いに行ける。
ポジティブ思考は何歳になっても人生を楽しく幸せにする。聞き慣れた言葉にすると「前向きな思考」である。自分に不都合なことが発生してもそれをそのまま受け止めて、次に自分は何をすれば良いかを考えて行動する。前向きな思考がある人は、次のステップにすぐに移れる。悩んで悲しみや不安にくれている時間を持たない。次に降りかかってくる出来事を前向きに迎え撃つことができる。
仕事をやめて自宅で目的もなく時間を過ごし始める年齢が70歳を超えた時期に起きる。70歳を節目に社会とのつながりが自然と薄くなり始める。自分で意識的に社会とつながる行動を起こさない限り、社会との接点が希薄になる。暇な時間が増えてきて、頭を使う生活をしなくなる。刺激がない生活は老化を進める。
70歳を節目にシニアの生活で個人差が激しくなる。活発に活動するシニアから自宅でこれと言ったことをしないでゴロゴロとしているシニアまで。医者は自宅で時間を多く過ごすシニアに毎日外出しろと助言している。外出することで体と精神に刺激が与えられるからである。
前向きな老後の生活を作り出すには自発的に自分の体を動かすことから始める。私は健康寿命を伸ばすために筋トレを続けている。老人は体を活発に動かすことが少なくなり身体の筋肉量を失う。筋肉量を失うと普通の生活が維持できなくなる。シニアにとって体の筋肉量を維持することが出来ないと体は不自由な状態になる。自分の足で動けなくなる。
前向きな人生を送るには体が資本になる。筋肉を失った体では残りの人生を楽しめない。
65歳で会社を卒業したシニアから聞こえてくる声は再就職先が見つからないである。やむを得ず週3日のアルバイトをしているというシニアが多い。会社によっては再雇用で65歳まで働き、その後は同じ仕事をアルバイト(日当料金)で働けるという。ただ、殆どの会社は65歳で自分の道を見つけて下さいとなる。
アルバイトで収入は激減するが働く自由度が広がる。アルバイトをしながら、空いた時間を趣味やスポーツに使う生活が始まったというシニアも多い。再雇用された会社員は65歳以降の生活を想像できないでいる。仕事は会社から降ってこない。自分で見つけるか、作るしかない。それが60歳の時に出来ていれば、65歳の時に苦労しない。
60歳時の時に会社の再雇用プランに同意するのが良いのか、思い切ってシニア起業をしてみるのが良いのか。最終的には年齢が65歳を過ぎると誰も雇用してくれない。2025年に定年が65歳になっても直面する問題は変わらない。
仕事は自分で見つけるか、自分で作るしか選択肢がないのだが他人はシニアを雇わない。雇われるシニアは特別な能力か、人脈がある人に限られる。65歳以降の人生設計を今から描いておくと助かる。
世間では人手不足、人材不足と噂されているが実際は若い人だけ。老いてきたシニアは何かと面倒で言うことを聞かない。体力と忍耐力が落ちたシニアは人手不足の対象にならない。そんな現実がある。シニアも若者も楽な仕事を求める。そんな仕事はないので仕事が見つからない。
どんな人生をこれから送りたいかを描いてみる必要がある。それが出発点になる。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。