血管年齢検査とは、動脈の硬さや詰まり具合を測定して、血管の老化の度合いを数値化した検査。動脈硬化症のスクリーニング検査として行われる。
70歳代になると血管の老化を気にする必要が出てくる。私は筋トレで自分の体重72キロ以上をベンチプレスやスクワットで上げるので力みやすい。当然、血圧は上がる。血管がもろくなっていると血管破裂になり他界するかもしれない。今まで自分の血管年齢を調べたことがなかった。70歳の健康診断のオプションに血管年齢検査があったので受けることにした。
追記>>>健康診断時にオプションで受けた血管年齢検査の結果が出た!
結果は血管年齢は70歳男性の標準範囲にあり、平均よりも若い血管年齢であった。今回は70歳になった記念に血管の健康度を見たかった。次回は75歳になった時、再度検査を受ける予定でいる。5年経過して何か変化があったかどうかを知りたい。
一般的に血管年齢の理想は以下の状態。
血管年齢は、20歳代の若さを保っていることが理想とされているが、年齢相応であれば健康な状態といえる。しかし、血管年齢が、実際の年齢より10~19歳高い場合は、何らかの生活習慣病を患っている可能性がある。さらに、20歳以上高い場合は、心筋梗塞や狭心症、大動脈瘤などを患う危険性が高い状態だと考えられる。(引用先 はつらつ健康ナビ)
「筋肉は貯蓄できる」・・・私を含めてそんなことを知らなかった人が多いのではないか。
筋肉は、使えば使うほど鍛えられて強くなる。毎日鍛えれば、その負荷に適応しようと筋肉を増やす。一方で筋肉を使わなくなると筋肉の量を減らし力も出なくなる。その上、60歳を過ぎた頃から毎年1%づつ体の筋肉量が減少して行く。老人は普通の生活をしているだけで毎年筋肉を失って行くのである。その事実を知らない老人が多い。
個人差はあるが、同じ80歳でも普通に歩ける人、杖が必要な人、車椅子の人になっているという違いが出る。この個人差をなくすには、失われて行く体の筋肉を増やす筋トレをする必要がある。特に足の筋肉を増やすのが重要である。普通の生活をする上で足の筋肉が弱ると問題が起きる。
筋トレで筋肉を鍛え始めると鍛え続けた期間によって筋肉貯金ができるようになる。筋トレをする事で筋肉の量を増やせる。筋肉の量が増やせなくても老化による筋肉の減少を遅らせる効果がある。老人の体は、運動量が減り、食べる量も少なくなるので自然に体が枯れてきてしまう。
この老化による現象を改善するために筋トレがある。筋トレをすることでシニアの体は意図的に運動量を増やし、食欲を改善し、基礎代謝量を増やせる。失われて行く筋肉を留め、増やせる。親戚に69歳の女医がいる。彼女は老後の生活で一番注意することはフレイルにならない事。フレイルにならない生活習慣を身につけることが重要と言っている。
多くのシニアは自分たちよりも年上のご両親を抱えている。まだ、生活する上で問題が無いならば今のうちに夫婦で海外旅行でもしようと思うのは私たちだけであろうか。
60歳の時のお金の使い方と70歳になった時のお金の使い方と価値は違う。お金は使うタイミングがある。60歳から75歳までは、健康、体力、意欲の面で問題が少ない。普通の生活が出来る体がある。体に負担が多い海外旅行などは健康や体力面で問題がない時に行くべきである。
この数十年内に平均寿命が100歳になるかもしれない。毎年2年ぐらい人間の寿命が延びていると聞く。その最先端を行くのが日本だ。今日もスポーツセンターで90歳のおばちゃんが健康運動をしていた。個人差はあるが、90歳になっても普通の人のような生活を続けている老人が多い。
長生きを正直に喜んで良いのだろうか?長生きするためには、生きがいが必要ではないかと思うのだが?
70歳と80歳では肉体的に違いがある。個人差は大きいが、80歳は確実に老人の領域である。体の機能や筋力は衰える。生活で不自由を感じる人が多くなる。70歳はまだ若い。多分、75歳頃までは普通の生活が不自由なく送れる。私の兄は76歳で歩き方がもう老人である。私と違って定期的な筋トレや運動をしてこなかった。ひと目で歩き方が弱々しい。体のバランス感覚もおかしくなっている。
70歳からどのような生活を死ぬ時までに送りたいかを描いてそれを実現する努力をすると楽しい老後を過ごせる。70歳からの人生は原因が良ければ結果も良くなる人生になる。自分で強く意識して目標に向かって行くか、行かないかだけである。そのためには今の状態を分析してその自己評価を素直に受け入れることである。
その自己評価がスタートポイントになり、他界するまで次の人生目標に向かっていける。70歳は肉体的にそれが出来る最後のチャンスになる。自分の人生は自分が作り出す。因果律が人生を導く。私の人生は夢を追う人生である。求める夢が原因になり、その夢を追い続ける過程で色々な結果が生まれてくる。
残りの人生を活発に生きるためには「体が資本」になる。体を筋トレで鍛えて若さを取り戻す。彼女の太ももを見てほしい。スクワット運動を続けるとこんな太ももを作れる。原因がスクワット運動、結果がこの写真の太ももである。健康的で力強い足である。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。