先日、防災訓練のイベントに参加した。そこでしばらく会っていなかった知人に出会い、話をした。彼の口から「私、もう70歳ですよ!」という言葉が出た。私ももうすぐ70歳ですよと返答した。彼の風貌は若い。既に会社を退職し、今はアルバイトで同じ会社で同じ仕事を続けている。
彼の若さの背景はこんな状況から来ているのではないかと思っている。
顔が和やかでニコニコしていた。暇で困っている顔ではなかった。私も仕事を続けているので私なりの生活のリズムを作っている。平日は午前9時から夜6時までカフェでインターネットビジネスをしている。片道20分、自宅から最寄りの駅まで歩く。人との接点はカフェで働く若いスタッフだけであるが、時々、会話をする。
週2回スポーツジムで筋トレをしているためか体力面で衰えたという感じはない。逆三角形の体格も維持できている。お腹周りの贅肉も目立たない程度に引き締まっている。70歳の体型として若い人と変わらない体になっていると自覚している。鏡に写った自分の顔を見て若いという印象はないが、体全体を見て若さを印象付ける雰囲気はあると思っている。
60歳代から徐々に自分の体が老化して来ていることに気が付き始める。70歳代になると体のあちこちに老化現象が現れてくる。肉体と精神面である。私は、まだ、69歳であるが70歳代の知人が大勢いるので彼らが老化で困っているのを知っている。70歳代の知人からの相談事や悩みから3つの事を70歳になる前から意識して心掛けている。
60歳代の最大の関心事は旅行である。70歳代は健康に関心がある。この健康と言うのは老化現象と病気である。老化に伴い体の免疫力が低下して病気にかかりやすくなる。私の亡き義父は、94歳まで自宅で一人生活をしていた。彼を見ていると足は衰えているが、食欲は旺盛であった。歳を取っても食欲がある老人は元気で長生きをする。
横浜市の住民は年齢によって健康診断の費用やガン検診の精密検査費用が無料になるという恩恵がある。70歳以上の高齢者が2025年1月以降に横浜市がん検診無料を受けられる。もし、精密検査が必要となった場合はその費用も無料になる。
私は毎年横浜市の無料健康診断を受けている。ガン検診も肺がんと前立腺がんの検査を追加している。有料オプションであったものが2025年1月から無料になる。70歳以上の高齢者が対象になる。
過去に精密検査を受けたガン項目は大腸がんの疑いだけ。3回目でポリープ切除であった。2回目までは誤診。健康診断は無料であったが、大腸内視鏡検査(精密検査)は有料で高い。来年からはガン検診で発生する精密検査費用を心配しなくて済む。
お金の心配はなくなっても癌の疑いがあれば心配になる。そうならないために日頃の健康予防に時間とお金を使いたい。今回の横浜市の無料健康診断とガン検診は70歳以降にガンになりやすいという現状を理解して早期発見、早期治療を推し進める。
後期高齢者となる75歳のシニアは自分の体に老化の変化が起きていることに気が付いている。その老化現象を今からでも改善したいと願うが、75歳から筋肉トレーニングを始めて本当に筋肉が体に付いてくるのだろうかと疑っている。
筋肉細胞は約48日間で新しい細胞に入れ替わる。筋肉は鍛えれば鍛えるほど成長する。48日毎に筋肉トレーニングの効果が体に現れてくることを自覚してほしい。鍛えている筋肉の部位にある贅肉が少しづつ減っていく。筋トレを続けると自然に食欲が増す。徐々に基礎体力が増えてきていることに気が付き始める。
筋肉が体についてくると成長ホルモンの分泌が増えて同時に免疫力も向上する。風邪を引かなくなる。その結果、病院に行くことも少なくなり、医療費も減少する。足腰を鍛えることで今まで以上に歩行が楽になる。転びそうになっても踏ん張れる。
筋トレを始めるシニアはマイペースで体に無理が行かない負荷で運動を続けること。それが一番大事。ジムのトレーナーが作ったメニューを忠実に行い、進捗状況を確認するだけで数値が効果を示してくれる。多くのシニアは健康食品を取れば筋肉が増えると思っているが、それは大間違いである。
定期的な筋トレ習慣とバランスが取れた食事(タンパク質が多い)が伴わないと筋肉は体についてこない。
下記の睡眠データはXiaomi(シャオミ) Smart Band 9から取得した睡眠データである。 熟睡した時の数値データである。
私は週2回スポーツジムで筋トレを2時間ほど行っている。昨夜は筋トレの休息日2日目であった。筋トレをした夜はいつも朝起きた時、疲れを感じている。そのため、熟睡感がない。ドジャースの大谷選手のように睡眠を十分取ると体の疲れが癒されて熟睡しやすくなるようだ。
睡眠スコアは99で最高点になった。老いてくると睡眠時間が短くなると言うが筋トレを趣味にしていると8時間ぐらいの睡眠が必要になる。十分体を休めないと回復できないからだ。熟睡を求める方は定期的に疲れる運動をやってみることである。
私は毎日自分の体の健康状態をモニターしている。下記の画像を見てもらいたい。
シャオミ(Xiaomi) スマートウォッチBand 9を5480円税込みで購入して使っている。スマホにMi Fitnessというシャオミスマートウォッチ専用アプリをインストールして上記のようなバイタルサインをチェックする。
スマートウォッチの画面でも同様なバイタルサインをモニターできる。いつでも、どこでも、知りたい時に自分の身体の状態を教えてくれるスマートウォッチである。
このスマートウォッチで一番役に立っているバイタルサイン情報は
筋トレをするので運動中の心拍数をモニターするのに役に立っている。なにかおかしな状態になれば、それが数値として出てくる。70歳からは老化が急激に進むので身体の状態を意識して観察する必要がある。
介護予防として60歳代から70歳代のシニアたちがスポーツセンターのジムで筋肉トレーニングに励んでいる。これから筋肉トレーニングを始めようとするシニアにとってジムで筋肉トレーニングをした後に体がどうなるのかを心配する。
体の調子が悪くなるのではないか、筋肉痛で動けなくなるのではないかと。疲労の回復はどのようにすべきかなど知りたいことが生まれる。基本的な流れはこんな感じになる。
筋トレー>筋肉痛ー>タンパク質の多い食事と十分な睡眠ー>3日間の休息日ー>筋トレという流れ。
年老いた両親から離れて生活をしているシニアは、子供として両親のことが心配になる。自分の年齢が60歳を越えれば、そろそろ両親の介護のことを心配し始める時期になる。年老いた両親が独立して生活していて、会いに行くにも時間がかかり、距離がある場合は十分目が行き届かない。
そんな時に第三者が提供する「見守りサービス」が役に立つ。郵便局の見守りサービスとセコムの見守ホンサービスが有る。
足が不自由になると自立した生活が難しくなる。75歳を過ぎたシニアはこの言葉が身にしみる。加齢とともに筋肉量が減少する「サルコペニア」という状態に近づくからだ。そのような状態になる前に下半身の筋肉を鍛える必要がある。手軽に誰でもが始められる下半身の運動がある。
ジャンピングジャック運動である。ラジオ体操の中にもこの運動が取り込まれている。
ジャンピングジャックは、全身運動であり、心肺機能だけでなく、下半身の筋力、バランス感覚、協調性など、様々な身体能力を総合的に鍛える効果がある。スポーツジムで筋トレを始める前の準備段階として自宅でジャンピングジャック運動を始めてみる。
私はショートケーキが大好きだ。甘い物が好きなんだけど、自制心が働いてケーキを買う時や食べる時に戸惑う。戸惑う理由は、(1)太り出す恐れ、(2)糖尿病の不安、(3)食べるのを制御できなくなるかもしれない恐れである。甘いものは一般的に中毒症状を起こしやすい。
適度な量のスイーツを食べるのであれば、恐れる必要はないのだが適度の量を超えたり、頻繁に食べたりし始める。甘い物から離れられなく成り、シニアの健康を害する。自分の健康を考えるとスイーツを食べる時の自制心を強める必要がある。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。