平日昼食後にスクワット運動をしている。理由の一つとして、「食後高血糖」を防ぎたいがある。足にある筋肉は体全体の70%ある。スクワット運動を食後にすることで血液中のブドウ糖をエネルギーとして消化することが出来る。昼食後に眠くなることも避けることも出来る。
もう、始めて2か月間が過ぎた。ランチ時間に出来なかった日は、お風呂に入る前に自宅のリビングでスクワット運動をする。2か月間も続くともう習慣になる。定期的な運動は、これ以外に週2回スポーツセンターで筋トレを毎回2時間ぐらいしている。これに追加してスクワット運動を毎日することで弱体化する足の筋肉を鍛え上げることが出来る。
なぜ、68歳のシニアが毎日スクワット運動をやり始めたのか?
「夫源病」…夫の定年後、妻には強いストレス(Yomiuri Online)の記事を読んでこんな病名が付いていたのに驚いた。夫源病という病気はない。
夫源病(ふげんびょう)とは、夫の言動が原因で妻がストレスを感じ、溜まったストレスにより妻の心身に生じる様々な不定愁訴を主訴とする疾病概念で、医学的な病名では無い。 類似の概念として主人在宅ストレス症候群がある。 夫の休日になると妻のメンタルヘルスや体調が悪化する。 熟年離婚の大きな原因とされ増加傾向にある。(引用先:Wikipedia)
確かに会社に勤めていた時は、夜しか夫は帰ってこない。昼間は奥さんの天下である。そんな生活が何十年も続けば、突然、夫が自宅にずっと居ることが不自然になり妻にストレスが生まれる。大きな変化が妻への大きなストレスになり、主人在宅ストレス症が妻に発症する。
妻の64歳の知人が脳溢血で突然死した。要因は高血圧。突然の知らせで同い年の妻は驚いていた。2週間前までは元気でおしゃべりをしていたからだ。還暦を過ぎると死が近づいてくる。突然死は運命というしかない。重篤な持病を持っているシニアならば誰でもが驚くことではないが。元気だった人が突然亡くなるのは戸惑う。
身近に起きた知人の死は自分の健康リスクを考えさせられる。私は68歳。まだ若いと感じている。そんな私でも健康リスクを意識させられる。自分なりに健康寿命を伸ばす努力をしている。私が長生きできれば収入がない妻の生活費を提供し続けられる。遺族年金と妻の年金だけでは経済的に余裕がない生活を妻は送ることになる。
だから、収入がある私が長生きできるよう健康リスクを意識して予防できることを行っている。健康リスクは年齢に関係なくあるが、若い人よりも高齢者のほうがリスクは大きい。加齢による体の弱体化である。
老いてくると体に異変が起きる。私の場合は今までにこんな事が起きた。
こんな異変は55歳を過ぎた頃から少しずつ起きてきた。体の異変が老いから来るとは思っていなかったから驚いた。
60歳を過ぎると自分の健康に目が行くようになる。私の知人もスポーツセンターに通い始めて筋トレをやっている。筋肉を鍛えると成長ホルモンが分泌されるからだ。成長ホルモンは健康に良い働きをする事が分かっている。筋トレをやり始めると成長ホルモンが出やすくなる。
老化現象を出来るだけ遅らせるには成長ホルモンの量を増やすことである。加齢で成長ホルモンの分泌がピーク時の20%まで下がっている。この分泌量を増やすにはどうしたら良いか。誰にでもできる方法がある。
ただ、継続しないと恩恵を受けない。
家内と結婚してから今までこんな事を言われ続けている。
「早食い大食いは肥満の元だよ!」
早食い大食いの習慣は、高校生時代に身に付いてしまった。柔道部に所属して寮生活をしていたからだ。その習慣を米国の大学生活まで引き付いて一時期体重が80キロを超してしまった時があった。通常の体重は、75キロなのだが。5キロオーバーになると体が重く感じ始める。会社員時代も体重は、80キロを越えない程度で維持をしていた。その理由が早食い大食いだ。
51歳で起業した時に体重が標準体重に近い75キロまで落ちた。今もその体重を維持している。最近、感じている事はシニアになってダイエットをする時、自分の食習慣がどんな状態であるかを分析することでどんな減量方法をすべきが見えてくる。
体が不自由になる年齢になると旅行に行きたくても行けない。自分でもう旅は出来ないと思い込んでしまう。多くの高齢者は、足が不自由になると外に出なくなる。心の中は、自由に外に出て新鮮な空気を吸いたいと思っている。
NHK | 世界ふれあい街歩き 私は、世界ふれあい街歩きの番組を定期的に録画して見ている。まだ、訪問したことがない国の街を紹介してくれる。足が不自由でなければ、こんな国に行ってみたいと思っている人が大勢いるはずだ。そんな人たちのための旅行パッケージがクラブツーリズムから提供されている。
3人に1人が高齢者になる時代がもうやってきている。80歳を過ぎても体力と健康を維持できれば旅行に行ける。自分の足で歩く自由を失ったからもう旅行に行けないと嘆いているシニアが多い。そんなシニアのための旅行支援サービスがある。
私は68歳にして自分の健康寿命を伸ばしたいと願っている。運命には逆らえないが、自分で出来ることをやりたい。健康寿命は普通の生活が問題なくできる体の状態を言う。自分一人で自分の世話ができる健康をできるだけ長く維持したい。家族や第三者に依存して生活する人生は苦痛である。
健康寿命を延ばすメリット
義母は老人ホームででリハビリをしながら歩行車を使って動き回る生活を送っている。第三者による支援無しで普通に近い生活は送れていない。その生活を見ていると健康寿命を失うとどうなるかが目で見て分かる。
60歳になってから自分の忍耐力に変化が起きてきていることに気がついた。自分の前に歩いている歩行者が邪魔に感じ始める。周りの雑談や大きな声で話している女性に絶えられなくなる。我慢できる許容範囲が狭まってきている。子供の声の響きに驚く。
良く聞く話は、老夫婦の周りを駆けずり回り大声を出して遊ぶ孫たちを喜ばしく思わなくなると言う。最初の20分ぐらいは賑やかで雰囲気を楽しんでいる老夫婦も次第に孫の声がやかましく感じ始める。最後には、孫の声が聞こえない別室に逃げてしまう。
刺激が強いと受け取るストレスも大きくなる。老いてくるとストレスに耐えられなくなる。
老化が及ぼす変化
65歳を過ぎて自分独自の生活のリズムを作り始める。趣味、アルバイト、娯楽、運動などを上手く組み立てながら老後の生活を過ごすのだが、老化による身体能力の衰えから今まで味わったことがないストレスが生まれる。
仕事で毎日横浜まで通勤している。駅まで通じる歩道を歩くのだが歩くのが遅い人がいると自分のペースが乱れるため頭の中でこう叫び出す、「速く歩け!」と。自転車が歩道を走っていると、「ここは歩道だよ。自転車は車道を走れ!」と心の中で叫ぶ。スーパーマーケットの入り口近くに止められた沢山の自転車で入り口が狭くなっていると、「こんな場所に自転車を止めるなよ!」と思いながら入り口近くに止められた2,3台の自転車を勝手に別の場所に移す。
80歳過ぎの老婦人が私の前を通り過ぎた。そごう横浜デパートの3階エレベーター出口あたりであった。誰が見てもおしゃれな老婦人。ちょっと目立つ赤い口紅を付けていた。年齢はどう見ても80歳を越えているのだが、歩き方、姿勢、ファッションがシックで落ち着いていた。健康な80歳代の婦人はこんな感じなんだろうと思わざるを得なかった。
一般の老人が住む世界とは違った世界で生活をしている老婦人の印象である。
この写真の女性のように姿勢が良く、雰囲気が良い服装をしている。姿勢が良いだけで着ている洋服が目立つ。それに髪型が清潔で綺麗であれば申し分ない。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。