筋トレをするためにスポーツジムの会員になるシニア。時間とお金をかけて健康増進のためにやってくるのだが、その効果がイマイチ。その理由ははっきりしている。もし、スポーツジムで筋トレをしているシニアならば、この記事を読んで頂くとさもありなんと思うはずである。
私は毎週月曜日と金曜日の午前中にスポーツジムで筋トレを2時間ほどやる。自分の筋トレメニューに従って計画を持ってやっている。筋トレをしている時は一人黙々と筋トレに集中している。時々、見慣れた顔のシニアがやってくると挨拶をするぐらいである。
69歳になるとスクワットを1セット終わる毎に3分ぐらい息を整える必要が出てくる。ベンチプレスや懸垂のときも同じようにセット後に3分ぐらいはどうしても息を整える休憩が必要になる。Fitbitの時計で心拍数を見ながら心拍数が100以下になったら次のセットを行うことにしている。
休んでいる間にジムの様子を眺める。 ジムのトレーナーや管理スタッフが女性であるとシニア男性が必ず話しかけておしゃべりが始まる。筋トレをしている時間よりもおしゃべりをしている時間のほうが長い感じだ。数人で筋トレをしているシニアグループが居る。ベンチプレスでお互いを補助しながらやっているのだが、セットが終わる度におしゃべりが仲間の間で始まる。
ジムで筋トレをする時間よりもおしゃべりする時間のほうが多いため無駄な時間を使っているという印象がある。ジムはシニアにとって社交の場であるが、目的を間違えないことである。ダラダラと筋トレをする時間を伸ばすと筋トレ効果は生まれてこない。
家内の両親(91歳と85歳)は、3年ほど前に夫婦で白内障の手術を受けた。白内障は、加齢から来る目の病気で年齢によって発症する確率が高まる。50歳代の50%、60歳代の70%、70歳代の90%、80歳代の100%、白内障が発症し、手術が必要になるのは50歳代で10%、60歳代30%、70歳代50%、80歳代70%と言われる。
白内障の病気は、人工水晶レンズに取り替える手術で治る。メガネを掛けていた人が眼鏡からさよならする場合もある。多焦点眼内レンズの登場で白内障の病気は治せるだけでなく視力を良くする時代となった。
4月下旬に江東区にある清澄庭園に夫婦で立ち寄った。天気で気候が良かったので下町巡りをしていた。横浜から自家用車で江東区にある大きめのイオンモールを探して無料駐車場(4時間)として使った。清澄庭園までは距離があるが散歩のつもりで歩いたので良い気分転換になった。
アド街ック天国の番組で清澄白川駅あたりの特集があった。コーヒーのサードウエーブの発祥地でコーヒーを楽しむ人たちが一度は訪問する場所らしい。ブルーボトルコーヒーも清澄白川に一号店を開いている。
コーヒーと美味しいケーキは相性が良い。藤堂プランニングというケーキ工場がケーキの直売をする時にお試しケーキを試させてくれていた。今はコロナの影響でこの試食はなくなってしまった。
平日昼食後にスクワット運動をしている。理由の一つとして、「食後高血糖」を防ぎたいがある。足にある筋肉は体全体の70%ある。スクワット運動を食後にすることで血液中のブドウ糖をエネルギーとして消化することが出来る。昼食後に眠くなることも避けることも出来る。
もう、始めて2か月間が過ぎた。ランチ時間に出来なかった日は、お風呂に入る前に自宅のリビングでスクワット運動をする。2か月間も続くともう習慣になる。定期的な運動は、これ以外に週2回スポーツセンターで筋トレを毎回2時間ぐらいしている。これに追加してスクワット運動を毎日することで弱体化する足の筋肉を鍛え上げることが出来る。
なぜ、68歳のシニアが毎日スクワット運動をやり始めたのか?
60歳でも懸垂が出来るようになるか?答えは、「はい!」である。私は2年前から懸垂のトレーニングを始めた。身長が180センチ、体重が75キロ。週2回ジムで筋トレをしていたが、懸垂はやっていなかった。中学生の頃、10回ぐらい出来た記憶がある。
スポーツジムでも懸垂をやっている人は少ない。68歳の私が懸垂をやっていると周りの人たちが注目する。普通の68歳ならば、懸垂が1回も出来ないのが当たり前。若者でも懸垂が5回以上できれば上出来である。体重が肥満で重い人は鉄棒にぶら下がることも出来ない。
懸垂は腕だけの力ではなく上半身の筋肉全てを使わないと出来ない。特に筋肉が大きい広背筋の力を要求する。今まで懸垂は腕の力がないと出来ないと思っていたが、実際は背中にある広背筋が強くないと出来ない。
2年前にジムで試しに何回できるかやってみた!
「夫源病」…夫の定年後、妻には強いストレス(Yomiuri Online)の記事を読んでこんな病名が付いていたのに驚いた。夫源病という病気はない。
夫源病(ふげんびょう)とは、夫の言動が原因で妻がストレスを感じ、溜まったストレスにより妻の心身に生じる様々な不定愁訴を主訴とする疾病概念で、医学的な病名では無い。 類似の概念として主人在宅ストレス症候群がある。 夫の休日になると妻のメンタルヘルスや体調が悪化する。 熟年離婚の大きな原因とされ増加傾向にある。(引用先:Wikipedia)
確かに会社に勤めていた時は、夜しか夫は帰ってこない。昼間は奥さんの天下である。そんな生活が何十年も続けば、突然、夫が自宅にずっと居ることが不自然になり妻にストレスが生まれる。大きな変化が妻への大きなストレスになり、主人在宅ストレス症が妻に発症する。
妻の64歳の知人が脳溢血で突然死した。要因は高血圧。突然の知らせで同い年の妻は驚いていた。2週間前までは元気でおしゃべりをしていたからだ。還暦を過ぎると死が近づいてくる。突然死は運命というしかない。重篤な持病を持っているシニアならば誰でもが驚くことではないが。元気だった人が突然亡くなるのは戸惑う。
身近に起きた知人の死は自分の健康リスクを考えさせられる。私は68歳。まだ若いと感じている。そんな私でも健康リスクを意識させられる。自分なりに健康寿命を伸ばす努力をしている。私が長生きできれば収入がない妻の生活費を提供し続けられる。遺族年金と妻の年金だけでは経済的に余裕がない生活を妻は送ることになる。
だから、収入がある私が長生きできるよう健康リスクを意識して予防できることを行っている。健康リスクは年齢に関係なくあるが、若い人よりも高齢者のほうがリスクは大きい。加齢による体の弱体化である。
老いてくると体に異変が起きる。私の場合は今までにこんな事が起きた。
こんな異変は55歳を過ぎた頃から少しずつ起きてきた。体の異変が老いから来るとは思っていなかったから驚いた。
60歳を過ぎると自分の健康に目が行くようになる。私の知人もスポーツセンターに通い始めて筋トレをやっている。筋肉を鍛えると成長ホルモンが分泌されるからだ。成長ホルモンは健康に良い働きをする事が分かっている。筋トレをやり始めると成長ホルモンが出やすくなる。
老化現象を出来るだけ遅らせるには成長ホルモンの量を増やすことである。加齢で成長ホルモンの分泌がピーク時の20%まで下がっている。この分泌量を増やすにはどうしたら良いか。誰にでもできる方法がある。
ただ、継続しないと恩恵を受けない。
家内と結婚してから今までこんな事を言われ続けている。
「早食い大食いは肥満の元だよ!」
早食い大食いの習慣は、高校生時代に身に付いてしまった。柔道部に所属して寮生活をしていたからだ。その習慣を米国の大学生活まで引き付いて一時期体重が80キロを超してしまった時があった。通常の体重は、75キロなのだが。5キロオーバーになると体が重く感じ始める。会社員時代も体重は、80キロを越えない程度で維持をしていた。その理由が早食い大食いだ。
51歳で起業した時に体重が標準体重に近い75キロまで落ちた。今もその体重を維持している。最近、感じている事はシニアになってダイエットをする時、自分の食習慣がどんな状態であるかを分析することでどんな減量方法をすべきが見えてくる。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。