毎年、健康診断を受けている。横浜市では70歳から通常の健康診断とがん検査がすべて無料になった。2025年1月に有効になる。いつも、12月か翌年の2月に健康診断を受けていた。血液検査で多くの健康状態がわかる。それにがん検査が来年から加わる。
70歳になったら、健康に気をつけろと言われている。体の機能低下が顕著になる年齢だからである。体の調子が悪くなる前に改善できることはするという姿勢と考え方が重要になる。ここに日本生命が調査したシニアの自立度データがある。男性の自立度と健康に関するパターンがある。
男性に3つのパターンが見られる(高齢者約6,000人を約30年間追跡したデータから:日本生命)
- 約2割(19.0%)の男性は70歳になる前に健康を損ねて死亡するか、重度の介助が必要となる。
- 約1割(10.9%)の人は80歳、90歳まで元気なまま自立度を維持できている。
- 大多数の約7割(70.1%)は75歳頃から徐々に自立度が落ちていく。<ーー健康を害していく
75歳過ぎから自立した生活が健康障害で難しくなる。通常の生活は出来るが身体的に不便を感じ始める。生活習慣病から来る病気が免疫力低下で表に出始める。自立した生活が維持できれば、老人ホーム費用もいらない。普通の生活を楽しめる。80歳以降も自立した生活を送られるシニアは1割しかいない。その割合を増やすには自分なりに自立できる健康を維持する対策を取らねばならない。
75歳を過ぎても自立した生活を維持するには
シニアにとっての自立した生活は自分で身の回りの世話ができることを指す。生活の基本として、一人でお風呂に入れる、洗濯ができる、炊事が出来る、ゴミを捨てられる、掃除ができる、近くのスーパーに買い出しが出来る、外出で困らないなど、普通の生活が送れることである。
足腰の筋肉が衰えると自分で移動する自由が妨げられる。今まで出来たことが簡単にできなくなる。肉体の老化現象がひどくなる75歳過ぎのシニアは、伴侶、家族、介護ヘルパーなどに頼る生活に陥る。そんな状態を避けるには自分の生活習慣を検証して見直す必要がある。
生活習慣を見直す
『ブレスローの7つの健康習慣』を参考にする。1980年に米国UCLAのレスター・ブレスロー教授が提唱した。以下の7つの習慣を実践している人ほど、健康で長命であった。
- 喫煙をしない
- 定期的に運動をする
- 飲酒は適度か、全くしない
- 睡眠は1日7〜8時間を守る
- 適正体重を保つ
- 朝食は食べる
- 間食はしない
この7つの健康習慣は良く耳にする。基本は「体に悪い習慣をやめて体に良い習慣を身につける」と言うことである。この7つの健康習慣は参考程度にして、自分に生活でプラスに感じる習慣を増やすことを実行すれば良いと思う。
なぜならば、私の義父は大酒飲みであったが96歳で他界するまで認知症にもならず、食欲旺盛で元気であった。自分にあった生活習慣を時間をかけながら改善して行くしかない。そのためには自分にとっての健康とはという問いに回答していくしかない。
体が資本
私はあと1ヶ月で70歳になる。持病の緑内障の除けば健康体である。風邪で寝込むこともない。筋力も定期的な筋トレで維持できている。食欲もあり、食べることが楽しい。日々の健康生活はこんな感じである。
- 毎日1万歩近い歩数を通勤で確保している
- 週2回スポーツジムで筋トレを2時間行う
- タンパク質の多い食事を食べ、食事で摂取し難い亜鉛などのミネラル、体の免疫力を補強するエキナセアやビタミンB群&Cなどをサプリで摂っている
- 夜10時30分に寝床に入り、朝7時10分頃に起床する
- 間食はバナナ、焼き芋、ヨーグルト、ナッツ類を意識して食べている
- お酒はおちょこ一杯の日本酒か、缶ビール半分しか飲んでいない
- 喫煙の習慣はない
- 体重を75キロから70〜71キロまで落とし維持している。BMI 22も理想値になっている
- 夫婦で行動する時間を増やし、会話を楽しんでいる
基本、好きなことをやっている。年齢による体のサビつきを今感じ始めている。体の柔軟性が衰えてバランス感覚が悪くなる。特に緑内障の影響で視野で取るバランス感覚が悪くなった。 朝起きる前にベッドの中で体を動かして血液を回さないと快適に起きられない。
何をやるにしても体調が良くないと始まらない。今の所、定期的な筋トレで生活習慣病から遠ざかっている。献血で4ヶ月に一度血液検査結果分析レポートをもらう。毎回問題なしの結果である。老化現象で最近顕著になることは食事をすると鼻水と涙が出てくることである。こればかりは筋トレのように鍛えることは出来ない。
生きる楽しみを持つ
孫がいるシニアは孫の成長を見るのが楽しみであると思う。3ヶ月前に初めての女の子が産まれた。この子が高校生になれば、さぞかし綺麗な女の子になるのではと期待している。綺麗な孫を食事に誘ってデートをしてみたいという希望がある。母親似であれば確実に綺麗な高校生になる。
長男と次男の孫の成長も楽しみにしている。成長するに従って私が経験してきた人生を話してみたい。最近はそう思うことが多くなった。先日、両家でお宮参りと食事会をした。孫たちと一緒にいると男の子二人が走り回る。おじいさん二人、おばあさん二人と会うことで興奮していた。孫たちの成長は生きる楽しみを生み出す。
最近、ネットでの小遣い稼ぎをした。A8netのアフィリエイトでセルフバック報酬を得た。イオンのクレジットカードを申請するとA8netのアフィリエイトから5000円の報酬が得られる。同時にイオンのクレジットカードからWAON POINT1000ポイントを付与された。この小遣いで神戸屋キッチンのフッツェルブロートを買う予定でいる。たっぷりのフルーツとナッツを包んだご褒美パン。このパンをクリスマスから正月にかけて食べる。高価なパンであるため何度も購入していない。
一度食べたら病みつきになるほどリッチで美味しい。
現実から仮想空間の生活にシフトする
もし、健康障害で老人ホーム内だけの生活になったらどうするかを考えている。外出が不自由になる体になったら、現実の世界から仮想現実の世界に入り年齢、性別、国籍など関係なく色々な人達と交流をしたい。なにか必要になったら、ネット注文で欲しいものを手に入れられる。
同年代のシニアとネット交流をしたいならば、趣味人倶楽部(株式会社オースタンスが運営)というネットコミュニティーに会員登録をすれば良い。無料である。 私もメンバーになっているが今は活動していない。現実の世界のほうが面白いからだ。
他にはこんなシニアネットコミュニティーがある。
Slownet(スローネット) 日本テレネット株式会社が運営
『始める』、『繋がる』をテーマとしたセカンドライフを楽しむアクティブシニアのためのコミュニティーサイト。60代、70代を中心に約8万人の会員が活動している。趣味がない、同世代との交流が欲しいと思う方々に交流や趣味探しをサポートしている。趣味人倶楽部と仕組みは同様。
あとはスマホを使ってSkyblue、インスタグラムなどのSNSを眺めることで新しい情報や世の中の動きを学ぶ。老いてくると情報は向こうからやって来なくなる。自分で取りに行かないと浦島太郎になる。自立した生活は精神面と肉体面で自発的動かないと維持できない。
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結論:
年を重ねると自立した生活が難しくなるのは確かである。誰もがその方向に向かっている。問題はいつそうなるかである。自立した生活ができなくなるとそれが出発点となって「死に向かう船」に乗る。野生の動物と同じように動けなくなれば獲物を捕まえられなくなり、餓死する。人によって 「死に向かう船」に乗っている時間が違う。
余生を自分なりに楽しみたいならば、自立した生活をできるだけ長くする対策を施すしかない。