2023年に68歳を迎えた。70歳の声を聞くまであと2年。70歳を過ぎると老化による体調変化で生活のリズムが変わるという。アルバイトやパートの仕事をやめて完全引退生活に入るシニアが多い。趣味や旅行に時間を使い出すのだが、長くは続かない。暇な日々が続くのだが、人に使われる生活には戻りたくないというシニアがほとんどである。
最近、知人の紹介でアクティブシニアが活動するNPO団体に参加した。平均年齢が70歳ぐらいだという。交流を深めて行くと驚かされることが多いことに気がつく。見かけは老人だが、頭の回転と切れは凄い!多くの方は、年金生活者で食べて行くのに金銭的な問題を抱えていない。本当に裕福な高齢者たちである。
彼らのNPO活動は、こんなメリットを彼らに与えている。
- 社会での居場所
- 社会に繋がれる場所
- 仲間と一緒にワイワイガヤガヤが出来る場所
- 過去の知識と経験が生きる仕事がある場所
参加者全員が同じものを求めているわけではないが、一つだけ共通しているのは「自分が役に立つ場」が有るということだ。
もう、私にはこの世界に長く生きていく時間がないかもしれない。長くても後20年ぐらいだろう。85歳になるまでにこの世を去る確率は高いと思う。個人事業を始めてから17年が過ぎている。続けられる限り今の仕事を続けたい。仕事が趣味になっているからだ。収入はあまり問わないが、自分のスキルが求められる環境で生活をしたい。
仕事をする時間、スポーツジムで筋トレをする時間、残りの時間を好きな事に使う生活スタイルが作られている。時には刺激を求めて短期のアルバイトをしてみたい。経験したことがないアルバイトで今の社会で何が起きているのかを体験したい。
自分を若く元気にするには、社会に繋がれる場所と仕事、そして、生きがいと筋トレが必要であると思っている。これからいろいろな人生をアクティブシニアとして経験していく。このサイトはそんな経験と感想を私の目で書いていく備忘録サイトである。
My Profile:
吉田憲人(Norito H.Yoshida) 米国のワシントン州にある州立大学 Western Washington University, B.S. in Sociology卒、ソニー、Yahoo!JAPANを経てGoyat LLCを設立し独立。65歳から年金を頂きながら自分のビジネスで新しい挑戦をしている。老齢から発生するリスクでお客様に迷惑がかからないよう、自己完結型のビジネスに現在のビジネスモデルを再構築中。インターネットはそれが出来るから嬉しい!
このサイトで書いていることはシニアとして働き続ける私の体験、感じ方、生き方、生き甲斐、人生についてである。年老いていく私の人生を記録にしている。シニアの生活とはどんな生活になるのか分からないのでそれをログとして残して一人のシニアの実態を人々に伝えたい。
68歳になって分かった事は
- 高齢者は社会の弱者であること
- 健康とお金がないと惨めな老後を送ることになる
- 毎日が日曜日になり曜日感覚を失う
- 一人でいる時間が増える
- 体が硬くなる
- 腰をかがめた姿勢で仕事や作業をすると腰痛になる
- 昔の商品・サービス価格で物価を見てしまう
- 闇バイトに走る若者の倫理観と考え方が分からない
- 性による興奮が変わる、エロよりも美的な魅力に興奮する(例えば、若い女性の和服姿、うなじ、綺麗なスラックス後ろ姿、体全体から出る品、笑顔など)
- 自分の体を自由に動かせる健康と筋力を維持する事が今後の生活の基本になる。
好きな言葉:
"Happiness is a perfume you can not pour on others
without getting a few drops on yourself."
幸福は香水のごときものである
人に振りかけると
自分に必ずかかる