この写真を見て何も感じないシニアの男性は性を感じる機能が衰えている高齢者男性である。男の性欲は若さのバロメーターと言われる。女性は更年期を過ぎると女性ホルモンが急激の衰えて性に対する欲求も減少する。男性の更年期という物があるのか、無いのか分からないが、性に対する欲求でそれが分かるのでは無いだろうか。
シニアの老化は体に出てくる。年齢が70歳を過ぎれば老化が足に出る。脚力が衰えて長距離を歩けなくなる。走ることも難しくなり、体力を要求する仕事も敬遠し始める。今まで出来ていた事が出来なくなったと気がついた時に老化は既に始まっている。どうすれば老化を遅らせることが出来るのか。
私は意識してネクタイとスーツを着ている。それには理由がある。起業して一人で働いている。インターネットビジネスであるのでネクタイやスーツを着て営業する必要がない場合が多い。法人相手のビジネスであればネクタイとスーツ姿は必須である。私の場合は80%のビジネスがインターネットで完了してしまうので服装は自由。
そんな労働環境にいる私だがネクタイとスーツ姿になっている。平日5日間のうち3日間はネクタイとスーツ姿である。67歳になってカジュアルな服装でいると仕事をしていない暇な引退シニアに見えてしまうのではと心配しているからだ。
60歳代のシニア男性の多くは働こうと仕事を探している。健康も気力もあるのだが、探している仕事が見つからないだけ。自宅を出るときにカジュアルな服装であると定年退職をした男性が暇をしていると思われる。これがスーツとネクタイ、革靴姿になるといかにも仕事に出かけるシニアになる。世間の目はいつもそんな感じである。
毎日歩く運動習慣を身につけると老いてきても足の自由は確保できる。体の筋肉は年齢に関係なく鍛えれば鍛えるほど強化される。老人の体は普通の生活で1年に1%づつ筋肉の量が減って行く運命にある。これを防ぐには意識して定期的に体の筋肉を刺激する活動をする必要がある。
筋肉は少しづつ負荷を増やすやり方をしないと増えていかない。散歩をする習慣があるシニアは少しづつ散歩する距離を伸ばすか、散歩の回数を増やす必要がある。
私のように60歳代のシニアは老後の健康を気遣って筋トレに励む人が多い。健康促進と予防の対策として運動習慣を作ろうとしている。その一つとして毎日一定の距離以上を歩くという方法がある。加齢から来る肥満対策としても歩く習慣は効果がある。米国で6ヶ月間毎日10キロを歩いたら肥満から標準体重に改善されたという。歩く活動は全身運動でもあるので身体の代謝を向上させる効果がある。
医者からの助言で老人は自宅にこもらないで外出しなさいというのが当たり前になってきている。横浜駅周辺にはリュックを背負いながら歩いている老人を大勢見かける。杖をついて歩いている老人、ゆっくりと歩いている老婦人、色々な歩き方で老人は歩く。
自分の足で自由に歩き回れる能力はシニアにとって一番重要である。歩けなくなれば誰かの助けが必要になり普通の生活が難しくなる。動物は歩けなくなれば餌を取れなくなり餓死する。人間も徐々に死に近づく。歩ける能力を維持強化する意識と運動習慣を身につけるのがシニアにとって必須になる。
歳を取り始めると前立腺がんの検査が始まる。人間ドックに行くと横浜市では無料で前立腺がん検査をしてくれる。50歳以上になると前立腺がんの発症率が高まるらしい。前立腺の働きは精液の一部である前立腺分泌液を分泌することにある。この事は今まで私は知らなかった!
前立腺がんの発症と射精回数がどう関係するのか。
老人ホームや老健施設を伺うと入居している老人の多くが女性である。男性と女性の比率が9:1ぐらいに見える。女性の平均寿命が長いから当然なのかもしれない。90歳以上になると生きている事自体が幸せなのか、不幸なのかが分からなくなると言う。永遠の命を求める私達人間だが、現在長生きをしている老人たちは、違った感覚を持っているのではないか。
80歳を過ぎれば、最愛の伴侶が他界してお一人様老人が増えてくる。健康で普通の生活を自分で送れる老人は、子どもたち家族と一緒に生活をしないでお一人様生活を続ける。子どもたちに負担をかける事や要らぬ気遣いをする事が返って負担に感じるからだ。頭がしっかりしていて健康な老人であればあるほど、子どもたち家族のことを気遣う。寂しさを我慢しながら、お一人様老後生活を楽しもうと試みる。
渋谷駅の井の頭線出口辺りにあるナポリタンのパンチョ。お腹が空いた時やナポリタンが無性に食べたくなる時に行く。定番のナポリタン(760円税込み、2022年8月現在)は、小300グラム、普通400グラム、大500グラム、メガ600グラムがあるが、料金は同じだ。600グラムの目玉焼きナポリタンはこんな感じである。
ナポリタンのパンチョはどのお店も食事時間帯になると長蛇の列になる。お客の多くは若者である。私のようなシニアはいない。私は筋トレをしているため食欲がある。いつも、500グラムのナポリタンを注文する。私のような大食家は特別な運動をしていない限り少ない。67歳のシニアが500グラムのナポリタンを残さず食べるのは難しい。
私のブログをよく読んでいてくれる方から「老人の取扱説明書」という書籍を勧められたので買って読んでみた。多くの点で今まで私が感じていたことがよく説明されている。著者は、平松類氏(歯科医)で10万人以上の老人を観察してきたと言う。老人の行動が理解できない人向けの教科書のように思える。
笑顔が多い女性の近くにいると幸せ感をいつも頂ける。無料であるのでなおさら良い。年齢、性別を問わず、スマイルがあると誰もが気分を良くする。そのスマイルが自然であればあるほど幸せのエネルギーを貰える。お店のスマイルは、作りスマイルが多いので心に響かない。
横浜駅地下街を昼間歩くと多くの高齢者が歩いている。彼らの顔には笑顔がない。夫婦で歩いていても会話がない。ドトールコーヒーのカフェの中で一休みしているシニアたちを覗き見ても笑顔が見れない。笑顔があるシニアを見る機会が殆どない。私もその一人であるが、自宅に帰って妻と会話するときは笑顔で一杯になる。妻との会話で笑いが溢れ出る。
時々、仕事場として使っているカフェのカウンターで元気の良い女性スタッフと会話をする。ちょっとした世間話であるが、笑顔が綺麗な女性に出会うとその日が気分的に軽くなる。笑顔は幸せ感を伝染する。
2016年6月1日NHK「ガッテン」の番組でこんな良いことを学んだ。「癒しのホルモン」で痛み、高血圧、認知症を和らげられるという。「オキシトシン」というホルモンが痛みや不安を和らげる。親しい人(伴侶、家族、友人など心を許している人たち)からタッチケアを受けるとこのホルモンが出る。オキシトキンというホルモンは一般的に愛情ホルモンと言われる。
日本人にはハグする習慣がない。西洋人にはその習慣がある。悲しいことが起きた時、不安を強く感じた時にお互いに抱き合う。日本人でも抱き合うことに抵抗がない人たちもいるが多くはない。私自身、ハグすることが好きである。若い頃は妻とハグしてキスをする時期があったが、子供が出来たらそんな習慣は消えてしまった。
還暦を過ぎても妻をハグする機会は殆どない。ハグするよりも妻とじゃれ合うほうが多い。スキンシップはじゃれ合いである。じゃれ合いの良い点は体でコミュニケーションが取れることである。会話もなく、体による触れ合いもなく、ただ、一緒に生活をするだけでは愛情ホルモンは出てこない。
70歳を過ぎると70歳まで生きたという幸運の喜びを味わえる。さらに、80歳まで生きたいという欲望が生まれる。知人、友人の中には70歳まで生きられなくて他界している人がいる。自分はまだ生きている。この事実が健康への意識を強める。
健康寿命を伸ばすには普通の生活ができる体力と健康が必須である。シニアになってからは生活習慣を意識して健康を増進する生活のリズムを作る必要がある。70歳を過ぎた頃に体の筋力と筋肉量が減少し体力の衰えが出てくる。歩行障害が典型的な症状になる。
健康維持を増進する生活習慣は栄養バランスの取れた食事、定期的な運動、十分な睡眠が重要になる。全てをやるよりもどれか1つを生活のリズムの中に取り込むやり方のほうが身につきやすい。シニアに欠けているのはタンパク質の多い食事をしていないことと定期的な筋トレ運動である。筋トレは男性ホルモン(テストステロン)を分泌させる。アンチエイジング効果を持つのが男性ホルモンである。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。