老化で体の筋肉の質が悪くなってきているのではと疑いたくなる現象がある。筋トレをしているのだが、鍛えている筋肉以外の筋肉に筋肉痛が起きる。時には、腕の筋が曲げると痛くなるという現象も経験する。60歳を過ぎてからばね指や足のつり現象がある。スポーツジムのロッカールームでシニアのグループが湿布を貼っている。若い人たちは、湿布を貼るような姿を見ていない。
98歳の義父は、主治医から湿布をたくさん処方されている。歩くとお尻の筋肉が痛くなるから湿布を貼っていると言う。その話を聞いて老人だからなのだろうと思った。老人は、老いてくると体の筋肉を使わない生活を送るようになる。歩くことが少なくなって、ちょっと歩くと足の筋肉が負荷を感じて筋肉痛を発症する。
家内の両親(91歳と85歳)は、3年ほど前に夫婦で白内障の手術を受けた。白内障は、加齢から来る目の病気で年齢によって発症する確率が高まる。50歳代の50%、60歳代の70%、70歳代の90%、80歳代の100%、白内障が発症し、手術が必要になるのは50歳代で10%、60歳代30%、70歳代50%、80歳代70%と言われる。
白内障の病気は、人工水晶レンズに取り替える手術で治る。メガネを掛けていた人が眼鏡からさよならする場合もある。多焦点眼内レンズの登場で白内障の病気は治せるだけでなく視力を良くする時代となった。
4月下旬に江東区にある清澄庭園に夫婦で立ち寄った。天気で気候が良かったので下町巡りをしていた。横浜から自家用車で江東区にある大きめのイオンモールを探して無料駐車場(4時間)として使った。清澄庭園までは距離があるが散歩のつもりで歩いたので良い気分転換になった。
アド街ック天国の番組で清澄白川駅あたりの特集があった。コーヒーのサードウエーブの発祥地でコーヒーを楽しむ人たちが一度は訪問する場所らしい。ブルーボトルコーヒーも清澄白川に一号店を開いている。
コーヒーと美味しいケーキは相性が良い。藤堂プランニングというケーキ工場がケーキの直売をする時にお試しケーキを試させてくれていた。今はコロナの影響でこの試食はなくなってしまった。
「夫源病」…夫の定年後、妻には強いストレス(Yomiuri Online)の記事を読んでこんな病名が付いていたのに驚いた。夫源病という病気はない。
夫源病(ふげんびょう)とは、夫の言動が原因で妻がストレスを感じ、溜まったストレスにより妻の心身に生じる様々な不定愁訴を主訴とする疾病概念で、医学的な病名では無い。 類似の概念として主人在宅ストレス症候群がある。 夫の休日になると妻のメンタルヘルスや体調が悪化する。 熟年離婚の大きな原因とされ増加傾向にある。(引用先:Wikipedia)
確かに会社に勤めていた時は、夜しか夫は帰ってこない。昼間は奥さんの天下である。そんな生活が何十年も続けば、突然、夫が自宅にずっと居ることが不自然になり妻にストレスが生まれる。大きな変化が妻への大きなストレスになり、主人在宅ストレス症が妻に発症する。
妻の64歳の知人が脳溢血で突然死した。要因は高血圧。突然の知らせで同い年の妻は驚いていた。2週間前までは元気でおしゃべりをしていたからだ。還暦を過ぎると死が近づいてくる。突然死は運命というしかない。重篤な持病を持っているシニアならば誰でもが驚くことではないが。元気だった人が突然亡くなるのは戸惑う。
身近に起きた知人の死は自分の健康リスクを考えさせられる。私は68歳。まだ若いと感じている。そんな私でも健康リスクを意識させられる。自分なりに健康寿命を伸ばす努力をしている。私が長生きできれば収入がない妻の生活費を提供し続けられる。遺族年金と妻の年金だけでは経済的に余裕がない生活を妻は送ることになる。
だから、収入がある私が長生きできるよう健康リスクを意識して予防できることを行っている。健康リスクは年齢に関係なくあるが、若い人よりも高齢者のほうがリスクは大きい。加齢による体の弱体化である。
老いてくると体に異変が起きる。私の場合は今までにこんな事が起きた。
こんな異変は55歳を過ぎた頃から少しずつ起きてきた。体の異変が老いから来るとは思っていなかったから驚いた。
60歳を過ぎると自分の健康に目が行くようになる。私の知人もスポーツセンターに通い始めて筋トレをやっている。筋肉を鍛えると成長ホルモンが分泌されるからだ。成長ホルモンは健康に良い働きをする事が分かっている。筋トレをやり始めると成長ホルモンが出やすくなる。
老化現象を出来るだけ遅らせるには成長ホルモンの量を増やすことである。加齢で成長ホルモンの分泌がピーク時の20%まで下がっている。この分泌量を増やすにはどうしたら良いか。誰にでもできる方法がある。
ただ、継続しないと恩恵を受けない。
家内と結婚してから今までこんな事を言われ続けている。
「早食い大食いは肥満の元だよ!」
早食い大食いの習慣は、高校生時代に身に付いてしまった。柔道部に所属して寮生活をしていたからだ。その習慣を米国の大学生活まで引き付いて一時期体重が80キロを超してしまった時があった。通常の体重は、75キロなのだが。5キロオーバーになると体が重く感じ始める。会社員時代も体重は、80キロを越えない程度で維持をしていた。その理由が早食い大食いだ。
51歳で起業した時に体重が標準体重に近い75キロまで落ちた。今もその体重を維持している。最近、感じている事はシニアになってダイエットをする時、自分の食習慣がどんな状態であるかを分析することでどんな減量方法をすべきが見えてくる。
体が不自由になる年齢になると旅行に行きたくても行けない。自分でもう旅は出来ないと思い込んでしまう。多くの高齢者は、足が不自由になると外に出なくなる。心の中は、自由に外に出て新鮮な空気を吸いたいと思っている。
NHK | 世界ふれあい街歩き 私は、世界ふれあい街歩きの番組を定期的に録画して見ている。まだ、訪問したことがない国の街を紹介してくれる。足が不自由でなければ、こんな国に行ってみたいと思っている人が大勢いるはずだ。そんな人たちのための旅行パッケージがクラブツーリズムから提供されている。
3人に1人が高齢者になる時代がもうやってきている。80歳を過ぎても体力と健康を維持できれば旅行に行ける。自分の足で歩く自由を失ったからもう旅行に行けないと嘆いているシニアが多い。そんなシニアのための旅行支援サービスがある。
私は68歳にして自分の健康寿命を伸ばしたいと願っている。運命には逆らえないが、自分で出来ることをやりたい。健康寿命は普通の生活が問題なくできる体の状態を言う。自分一人で自分の世話ができる健康をできるだけ長く維持したい。家族や第三者に依存して生活する人生は苦痛である。
健康寿命を延ばすメリット
義母は老人ホームででリハビリをしながら歩行車を使って動き回る生活を送っている。第三者による支援無しで普通に近い生活は送れていない。その生活を見ていると健康寿命を失うとどうなるかが目で見て分かる。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。