68歳シニア男性、筋トレ効果を考える - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

シニアにとって筋トレは健康寿命を伸ばす効果がある。自宅で普通の生活を送ることが出来る健康と体力がないと老後の生活はつまらなくなる。どんなにお金があっても自分の体が自由に使えなくなった体を買い替えることは出来ない。

老後は「体が資本」である。節約したいならば、健康な体を維持すること。病院通いになるとお金は出ていくし、病気による身体の制約も起きる。普通の生活を楽しめなくなる。自分の体の健康維持はお金以上に重要になる。

私は筋トレを始めて数十年立っている。本格的にやり始めたのは8年ほど前である。本格的というのはスポーツジムに通う回数を週2回にしたということぐらい。以前は週1回であった。週1回で筋トレは十分であると思っていたが不十分であることが分かった。筋トレの効果を体で感じるには週2回が最低条件になる。

週2回、近くのスポーツジムに通い始めてどんな効果を体で感じたかを話したい。もし、60歳代の方であれば、すぐにスポーツジムの会員になって筋トレを始めるべきである。今から始めれば、生活習慣病から逃げることが出来る。さらに70歳以降の生活で歩行障害にならなくなる。

筋トレを続けると「健康」というお金が手に入る。筋トレを続けて健康貯金をする。

体を若返らせる

誰もが若返りたいと願っている。還暦を過ぎて老いを体で感じ始めれば若さが欲しくなる。シニア女性も男性も自分の体の体型が崩れて見た目を服装で隠すようになる。垂れて来たお尻を洋服で隠す。ぽっちりお腹をジーパンで無理やり抑える。

筋肉が衰えて体から消えて行くと歩く姿勢が悪くなる。如何にも老人であるという印象を周りの人に与える。体に張りがなくなり、枯れ始めている体に気が付く。食事も粗食になり、体に力が入らなくなる。食べる量が減ると生命エネルギーも減ってくる。

老化を肌で感じ始めたシニアが体を若返らせたいと思ったら、どうするか。答えは筋トレである。68歳の私だが体は30歳代の筋力がある。

逆三角形の体格になる

週2回筋トレをやり始めて2年が経過すると息子が私の体を見て、「格好いい!」と言い始めた。「逆三角形の体型になっている!」と教えてくれた。肉体の変化は自分では気付きにくい。いつも自分の体を見ているから大きな変化が分からない。

夏に遊びに来た息子だからこそ私の体の変化に気づく。年に数回自宅に遊びに来るので私の変化に気付きやすいのだ。逆三角形の体格は懸垂とベンチプレスを継続的に行っていた結果である。

・懸垂を一度に10回出来る(身長179cm、体重74キロ)
・ベンチプレス80キロのバーベルを何回か上げられる

20歳、30歳の若者でも私と同じ事はそう簡単には出来ない。逆三角形の体格は広背筋を鍛えて筋肉を増やすと生まれる。懸垂とベンチプレスは胸筋と広背筋を鍛える。タンパク質の食事を多く取り、十分な休息と睡眠で傷ついた筋肉の超回復を待つ。

60歳代のシニアであるから筋肉が増えるのに時間がかかる。私の場合、2年間かかった。後ろ姿の体を見れば、シニアであるとは思われない。首から上を見なければ正面でも若者の体格である。

病気知らず

筋トレを始めてから大きな病気になったことはない。風邪で寝込むこともない。人間ドックでも問題もない。血圧はいつも60と120を維持。年4回の献血もできている。血液検査でも何も問題がない。

最近、病気になったのは風邪で喉に炎症が起きてクリニックで抗生物質の薬を処方して頂いたくらいである。医療費は持病の緑内障の検査と点眼液だけ。毎月支払っている健康保険料は有効に使われていない。

筋トレのお陰で体の免疫力が強化されているのがわかる。

30歳代若者よりも筋力がつく

私の筋トレメニューを見てほしい。30歳代の若者がこれと同じ事が出来れば良いが難しいと思う。

Jumping Jack 100回 (休まずに)
パイクプレス 10回
ランジ左右(前方、後方、サイド) 各10回続けて行う
バービージャンプ 10回3セット

スクワット 50キロ 10回3セット、60キロ10回2セット、70キロ10回
懸垂(鉄棒の握り幅:ワイド5回、普通10回、狭い8回)
ベンチプレス 60キロ10回、70キロ6回、80キロ2回

全てをこなすのに約2時間30分ほどかかる。休息の時間を含む。60歳代の方でも筋トレを続けるうちに筋力は確実に強化されていく。今の筋力をチェックするために腕立て伏せをやってみてほしい。

続けて何回出来るか。私は一度に40回出来る。筋トレを続けているから68歳でも腕立て伏せが普通以上に出来る。

食欲旺盛で良く眠れる

私は1日2350カロリー消費する。基礎代謝量が1580カロリーである。60歳代の標準基礎代謝量は1450カロリーぐらい。筋肉量が標準より多いため基礎代謝量も増えている。筋トレを続けるとお腹が空くので意識してタンパク質の多い食事と栄養バランスを考えた料理を食べる。

午後3時頃になると小腹が空くので糖分の多い、カロリーが高い菓子類は食べないでバナナやナッツ、ちくわなどで空腹を抑える。

生命エネルギーは食べる量に依存するので消費カロリーを目安に食事をしている。体は筋トレで疲れているので夜11時前に寝ている。朝は7時頃起きる。睡眠時間の平均は7時間半ぐらい。睡眠時間が短くなるということはない。

大谷翔平(野球選手、メージャーリーグ)と同じで睡眠を多く取ることで筋トレの疲労を回復している。

性機能(勃起力や性欲)・生殖機能の維持、改善

筋トレは男性ホルモンを分泌させる。テストステロンというホルモンは性機能を改善する。私の場合は筋トレの翌日から勃起力や性欲が強まり射精が出来るようになる。精子製造が活発化する。

年齢が60歳代後半になると勃起力や射精が弱まる。男性ホルモンの量が減少するからである。筋トレは男性ホルモンを増加させる。定期的に筋トレを続ければ自然に男性ホルモンが増加し続ける。

男性力を求めるならば、筋トレをするべきである。

精神的に若く感じる

筋トレで肉体が若くなると精神的にも良い影響が及ぶ。体力や筋力が付くと体から若さを感じ取れるようになる。10キロ歩いてもひどく疲れない。階段や坂道をどんどん進んでいける。重い荷物を持つ上で躊躇しない。

老いを感じているシニアは疲れるのを嫌がる。階段よりもエスカレーターを使う。歩ける距離の場所に行くにも自動車や自転車を使う。筋トレで体力が強化されると思考が積極的になる。

筋トレで自分の筋力と体力の限界を知っているのでその限界を超えない程度であれば積極的活動が出来る。

結論:

筋トレは続ける事で効果を得る。筋トレを本格的に始めて8年が経った。以前は週1回2時間ぐらいの筋トレをジムでやっていた。週1回の筋トレでは現状維持だけで体型や体格に大きな変化はなかった。週2回にして体に筋肉がついてきた。懸垂中心に3年ぐらい筋トレを続けたら、体が逆三角形になっていた。

筋トレのお陰で大きな病気も無く、風邪で寝込むことも無いほど病気知らずの体になった。筋トレをした翌日にはテストステロンの増加で性欲が強くなり射精できるようになった。食欲も旺盛になり、良く眠れる。

20歳、30歳代の若者と懸垂を競争すれば私が勝つ。懸垂が一度に10回出来る若者は少ない。
ベンチプレスも80キロを上げられる。普通の若者は50キロも上げられない。体に筋肉がつくと夏に着るTシャツ姿が格好良くなる。ファッションも若々しくなる。

筋トレで生活習慣病にならなくなり、食べる物で制約はなくなる。一時的にたらふく食べても数日のうちに元の体重に自然と戻る。筋肉量の増加で新陳代謝が増えたためである。

筋トレは68歳の体を筋肉で若々しくし、精神的に若さを感じさせる効果がある。

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。