毎日1度、時間を見つけて(ランチ時間、帰宅後)片足スクワット運動を始めた。両足のスクワットで自分の体重だけでは回数が多くなり時間がかかるからだ。そこで回数も少なく、時間も短く、足の筋肉への負荷が高い片足スクワットを始めた。
なぜ、スクワット運動を毎日やり始めたのか。その理由は、体や足の筋肉が1年に1%ずつ失われていくからである。普通の生活をしているだけで筋肉の量が1%ずつ失われていくという事実に驚いた。高齢者たちが毎日朝と夕方に散歩をして歩き回る。歩けば足の筋力を維持できると思っている。これは間違いである!
毎日1万歩が必要だと言われているが、実際は、歩くと同時に足の筋肉を鍛える必要がある。鍛えるという意味は足の筋肉を普通の散歩以上に使うことである。毎日足に負荷をかける運動をする。平坦な道を散歩しているならば、足の筋肉への負担は少ない。森林公園など登ったり降りたりする起伏が多い場所を散歩するならば、足の筋肉は大いに使われる。負荷の大きい散歩になる。
筋肉はいつもよりも負荷が大きいとその負荷に負けないよう筋肉を強化する。負荷が少なくなると筋肉は少なくなった負荷に足の筋肉を合わせてしまい、足が弱くなる。筋トレを意識してやっているシニアと何もしていないシニアでは足の筋肉量に違いが出る。
人間も動物も自分の足で移動できなくなったら終わりである。その意味を肌で感じ始めるのは一度椅子に座ったら立ち上がれなくなった自分に気が付いたときである。その瞬間が75歳に来るか、85歳の時になるかである。老化は何も対策を取っていないシニアに突然現れる。以前出来たことが今は出来なくなったという体験でそれが分かる。
横浜市保土ケ谷区星川駅近くにある公園で横浜市が水道施設の建築をしている。2,3年にわたる建設工事である。この1ヶ月前までは囲いの塀に何も無かったのだが、最近になって写真のような花壇がつり下がっていた。あまりにも面白いので写真に収めた。(2018年9月時点)
いつの頃か定かでないが、妻の言動を強く感じている。言葉に優しさを感じることが少なくなった。女性としてのしおらしさが言葉に出てこなくなったような感じである。段々と男性言葉が多く出る。何十年も一緒に生活をしてくると細かい事に気をかけなくなるためか。
還暦を過ぎた妻に新婚時代の優しい言葉を期待するのは夢かもしれない。多分、同じことを妻は私に求めているかもしれない。私から優しい言葉をかけ続ければ、妻の言葉も変わってくるかもしれない。ただ、現実の世界では難しい。もう、馴れ合いで生活が続いている。
もし、妻に優しい言葉を使い始めたら、妻はこう思うだろう。「あなた、どうしたの?」これが落ちである。老いたら妻に従えなのか!
高齢者は年齢を追う毎に軽い靴に買い換えて行く。足の筋力、特に足を上げる筋力(腸腰筋)が衰えていく。この腸腰筋が衰えるとつまずき、転倒しやすくなる。それ故、高齢者は軽い履きやすい運動靴を常用し始める。
しかし、問題は解決しないで残る。脚力を鍛えることをやらない限り、歩行でつまずき易くなる。根本的な問題解決をやらない限り問題は大きくなる。私は2つの方法で意識的に足を上げる筋力を鍛えている。この方法を継続すると知らないうちに腸腰筋が刺激される。誰でも出来るのだが、辛抱して続けられるか、られないかで成果が違う。
歩き続ければ足腰の筋肉が強化されるが、徐々に脚を上げることが辛くなる。これを改善するには意識して脚を上げる筋肉を鍛えるしか方法がない。健康食品ロコモアなどを取れば改善するなんて夢にも思わないことである。筋肉は意識して鍛えないと強化されない。健康食品は筋肉を作るときの材料でしかない。理想は足の筋トレを継続し筋肉を作る材料を意識して取ることである。
60歳でも懸垂が出来るようになるか?答えは、「はい!」である。私は2年前から懸垂のトレーニングを始めた。身長が180センチ、体重が75キロ。週2回ジムで筋トレをしていたが、懸垂はやっていなかった。中学生の頃、10回ぐらい出来た記憶がある。
スポーツジムでも懸垂をやっている人は少ない。68歳の私が懸垂をやっていると周りの人たちが注目する。普通の68歳ならば、懸垂が1回も出来ないのが当たり前。若者でも懸垂が5回以上できれば上出来である。体重が肥満で重い人は鉄棒にぶら下がることも出来ない。
懸垂は腕だけの力ではなく上半身の筋肉全てを使わないと出来ない。特に筋肉が大きい広背筋の力を要求する。今まで懸垂は腕の力がないと出来ないと思っていたが、実際は背中にある広背筋が強くないと出来ない。
2年前にジムで試しに何回できるかやってみた!
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。