65歳からの人生 - 仕事、健康、筋トレ、暇

NHKスペシャル「元気に老いる」の番組を見ていたら生活不活発病という病気が目に止まった。 私の周りにいる老人たちがなぜ自分の足で動けなくなったのかが分かるようになった。普通の生活が出来ない環境に陥ってしまったからだ。

引退したシニアを襲う生活不活発病を予防するには何をすれば良いかを考えてみた。

妻の友人の旦那さんたちが昨年と今年に60歳定年で退職した。定年退職では、幾つかの選択が考えられる。

  1. 定年退職をして65歳まで再雇用
  2. 65歳まで継続雇用
  3. 他社に転職
  4. 起業
  5. 引退

妻の友人の旦那さんたちは、全員1の選択をした。60歳で定年退職して会社が65歳まで再雇用する。一人ぐらい2の65歳まで継続雇用があっても良いのになあと思っていたのだがが該当者なしだった。現実は、再雇用という道が多いということだ。

スターバックスのお店でいつも顔を合わす女子大生の店員が二人いる。いつも、一言二言、話をしてドリップコーヒーを注文する。二人ともそれぞれ違った魅力を持った女子大生店員である。仮にA子さん、B子さんという名前にしよう。私の心がけは、相手の顔を見て素直に良い印象を言葉にして伝える事。

スターバックスの良さは若い女性店員が元気良く対応してくれることである。顔を覚えてくれると気楽に話しかけてくれる。時間の経過で名前まで覚えて話しかけてくれる。

(新型コロナ感染が広まる前の話とその後の筋トレジムの様子)

平日の午前中は、いつも見かける老人たちが筋トレをしている。お互いを良く知っているようだ。彼らは筋トレする曜日と時間を決めている。私もそうである。私のスケジュールは、平日の水曜日午前10から12時30分までが多い。週末は、土曜日の午後13時から15時頃まで。彼らは、私よりも年寄り。70歳から80歳近い。

老人といえども体格は、筋トレの成果でがっしりしている。そんな彼らを自然と観察してしまう私。2020年2月までいつも通っていたスポーツジムで筋トレが出来たのだが、3月から来年の4月までコロナ禍の影響とスポーツセンターの修繕でお休みになっている。

仕方なく私は駅近くにあるゴールドジムの会員になって筋トレを続けている。ゴールドジムはボディービルダーを目指す若者が多いのだが、最近は私のようなシニアも急増している。シニアにとって筋トレが健康寿命を維持するのに欠かせないことに気付いた老人が増えたからだ。

65歳で退職する会社員の中には、もう仕事はたくさんだと感じて再就職を考えないシニアがいる。これからは、やりたい事をやって過ごすと意気がる。確かにもう十分働いて来たと思う。この辺で制約される環境から逃れて自分の自由を取り戻したいと思うのは当然。

やりたい事が沢山あるシニアは、幸せである。やりたい事だけで新しい生活のリズムが作れる。もし、新しい生活のリズムが作れなかったらどうするべきか。皆、そんな事は事前に考えていない。現実は好きな事で新しい生活のリズムを作ることに失敗している。

私の兄は68歳で自営業を辞めて仕事を引退した。今までやりたくて出来なかったことをやるために自由な時間を楽しもうとした。問題は、新しい生活のリズムを作れなかったため社会とのつながりが切れて孤独でつまらない生活に入ったことである。働き続けていれば、以前の安定した生活のリズムで社会とのつながりを維持して正常な生活が送れていたのではないかと私は思う。

60歳を過ぎて第二の人生を求め始めるのだが、なかなか見つからない。見つからないで自宅や図書館でゴロゴロしている人が多い。自分の人生に迷う。そんな時は、どうするか。一番簡単な解決方法は、頭で考えても決して生きがいは見つからないので今一番自分がやりたい事だけを考えることである。

私は、悩んだ時に一番買いたいものを買ってそれを楽しむ時間を作る。昨年から買いたいと思い続けていたChromebookパソコンを買った。今、このブログは買ったChromebookパソコンで書いている。

何かに夢中になっていると充実した時間を味わえる。気分転換をしないと新しい発想ややりたい事が浮かんでこない。新しい事をするとそこから新鮮な刺激を受ける。その刺激が第二の人生や生きがいを見つけるヒントになる。自宅で考え込んでもヒントは得られない。体を動かして今まで体験したことが無いことをすると違う発想を持てる。

筋肉トレーニングを始めた頃、なぜか、トレーニング後数日以内に風邪を引いたり、体調を崩したりした。なぜなのか、しばらく分からなかった。今は、その原因と対策が分かっている。

シニアが筋トレを始めてしばらくすると体調が悪くなる。なんか調子が良くないとか、体がおかしいとか、不快感が生まれる。筋トレを始めからやり過ぎると体が筋トレに慣れていないため疲労が体に溜まりやすくなる。その上、筋トレを始める前と後にちゃんとしたストレッチ体操をしていないため血液の流れが悪くなる。

筋トレは自己流でやらないほうが後でトラブルを起こさない。スポーツジムのトレーナーに自分の体力にあった筋トレプログラムを作ってもらうことである。シニアが体調を悪くして風邪を引き筋トレを止めてしまう場合が多い。負荷が多い筋トレをやり始めると風邪を引きやすくなる。筋トレは一時的に体の免疫力を落とす。

お金は人生の保険である。お金が感謝されるときは、お金という保険が適用された時になる。通常の保険は、なにか予期せぬことで多額な費用が発生した時に保険金が支払われる。保険に入らなくてもたくさんのお金があれば保険はいらない。貧乏人は、お金が沢山ないので万が一のために保険に入るのだが、裕福な人は保険に入る必要はない。自分が持っているお金で対応ができる。

シニア向けの医療保険や生命保険がテレビで頻繁に宣伝している。月々の掛金が2000円から4000円と安い。当然、補償金額も多額でない。多くても200万円ぐらいである。それでも宣伝に騙されて保険に入るシニアが多い。

お金が人生の保険だからか。

少子高齢化で労働者数が減り、働き方改革というスローガンだけが浮いている。長男夫婦は、共稼ぎをしている。もうすぐ、子供が生まれる。産休、育休期間の後に会社に復帰して働きたいと彼女は思っているのだが、赤ちゃんを預ける保育園が見つからないという。どこの保育園も受け入れが出来ないほど満員だ。都内に住んでいるため、そんな状況に陥っている。

65歳のシニアは、単純に年齢だけで就職の書類選考から落ちる。自分の今までのスキルが生きる職がハローワークに無い。社員を雇用する側にも条件があるから無理もない。今の日本社会は、もっと労働力を求めているのだが、足元に労働力があるのに活用できていない。

知人の会社が最近70歳定年に人事制度を変えた。これは、政府が既に70歳定年を意識した社会構造変革の準備をしている証拠だろう。年金の支払いができなくなる可能性が高いためではないか。 

70歳の会社員(高齢者)がどのような仕事を会社でする事になるのだろうか。会社側は、全員の雇用を意図しているのだろうか。それとも、間引きをして本当に会社に役に立ちそうな高齢者社員を70歳まで雇用するのだろうか。

65歳以上のシニアが社会で働き続けている。その割合は全体の労働者の約14%になり、増え続けている。2020年は新型コロナ感染元年になり、世界中が経済的に悪影響を受けている。シニアの労働者も若い者たちもコロナ禍で仕事を失ったり、リストラされたりしている。

生活苦で生活保護受給者になる人たちが急増している。働きたくても仕事が見つからないというご時世になってしまった。そんな社会で生きて行くには人々が困っていることを解決する仕事を作るしかない。高齢者も持ち前の専門知識や経験を活用して時代にあった仕事を作り出せるのではないだろうか。

社会がピンチなときは新しい仕事を作り出しやすい。

my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。