以前、人間ドックの胃がん検査でバリウムを飲むのが嫌で別の選択肢がないかを調べた。ABC検診で胃がんリスクが分かると聞いて横浜の踊場駅に近い久保内科胃腸科医院でABC検診を受けた。ABC検査は、胃の中に胃がんを引き起こすピロリ菌が生息しているかどうかを調べる血液検査(血液による胃がんリスク(可能性)を予測する検査)である。ピロリ菌が胃の中で活動していると胃がんになるリスクが高くなるという調査結果から最近は企業の人間ドックで採用され始めている。
ABC検診は、バリウムのレントゲン検査や内視鏡検査を省くことが出来る。但し、検診の結果、胃の中にピロリ菌が生息していないという人のみだが。血液検査だけで胃がんリスクが分かるので人間ドックで胃がん検査をやるべきかどうか判断ができる。
老化現象は目と耳の機能劣化に来る。最近、耳が遠くなり始めている。テレビの音量を上げてしまう。そうすると妻が音量が大き過ぎると怒り出す。多分、この現象は多くのシニア夫婦や家族で発生している現象であると思う。我が家のテレビは購入して8年以上経過している。画面の下部に白い線が出始めた。テレビを楽しむうえでは問題がないが、時間の経過で現象がひどくなるかもしれない。時間の問題で買い替えになる。
夫婦でテレビを見る時は私がテレビの近くまで行ってみることになる。テレビの近くに行けば音量をあげないで聞けるからである。一人でテレビを見ている時はこんな不自由なことをせずに音量を上げるだけで済む。私はリビングの絨毯の上で、妻はソファーに座ってテレビを見る。
出来るならば、二人で一緒にソファーに座りながらテレビを見たい。そこでBluetoothトランスミッターとワイヤレスヘッドホンを購入した。最近のテレビにはBluetooth機能が付いているのでワイヤレスヘッドホンだけを購入すれば問題は解決する。
私は老人ホームに入居出来るだろうか。時代のタイミングでお金次第となるかもしれない。介護スタッフと介護施設不足がひどくなると第三者に頼るすべが無くなる。そんな心配事と不安が年齢を増やすたびに強まる。ピンピンコロリで他界するならば、老人ホームを当てにする必要はない。
希望するような死に方は出来ないので最悪の状況を考えておく必要がある。まず、老人ホームに入居する事を前提に生活をするならば、老人ホームに入居して数年以内に他界する年齢まで健康寿命を伸ばす。例えば、90歳まで自活をしてから残りの余命数年を老人ホームの世話になるというプランである。
老化で体が少し不自由になり始めると仕事をしてお金を稼ぐ生活が出来なくなる。そうなったら、仕事で使っていた時間を何かで埋めなければならなくなる。このタイミングから暇で苦しくなる。1日中テレビを見るのも飽きるし、本を読むにしても飽きる。何かもっと違うことをしたいと思い始める。
あと10年から20年、生きられる可能性がある。運が良ければ30年ぐらい生きられる。70歳を過ぎてからの人生は神様次第になる。わたしたちは「死ぬために生きる」人生を送っている。そのため、いつ死が訪れても宿命になる。
カフェを仕事場にしている私である。仕事をする環境として都合が良いのはスターバックスである。スターバックスにはあまりシニアが来ない。若い男女のお客さんが多い。ドトールコーヒーショップに行くと客層がガラリと変わる。中高年で席が埋まっている。シニアのお客が目立つ。
カフェはお店によってシニアの居場所になることは確かである。シニアはどんなカフェを居場所にしているのだろうか?
私が横浜駅周辺にあるカフェを観察してみるとこんな発見がある。
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このページのシニアライター:Norito H.Yoshida
Profile
Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.
シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。