老化で体の筋肉の質が悪くなってきているのではと疑いたくなる現象がある。筋トレをしているのだが、鍛えている筋肉以外の筋肉に筋肉痛が起きる。時には、腕の筋が曲げると痛くなるという現象も経験する。60歳を過ぎてからばね指や足のつり現象がある。スポーツジムのロッカールームでシニアのグループが湿布を貼っている。若い人たちは、湿布を貼るような姿を見ていない。

98歳の義父は、主治医から湿布をたくさん処方されている。歩くとお尻の筋肉が痛くなるから湿布を貼っていると言う。その話を聞いて老人だからなのだろうと思った。老人は、老いてくると体の筋肉を使わない生活を送るようになる。歩くことが少なくなって、ちょっと歩くと足の筋肉が負荷を感じて筋肉痛を発症する。

湿布で筋肉痛を和らげ、回復を早める

老人 筋肉痛 湿布 で検索をしても求めた情報が見つからない。確かに老人になると湿布を貼る回数が増える。筋肉痛が体中に起きるようだ。老化による筋肉の耐久性が低下して来ているのか、体にかかる負荷に筋肉が耐えられなくなって来ているためかと思いたくなる。

AIツール、グーグルBardを使って質問し回答を得た

  1. 加齢による身体機能の低下

加齢に伴い、筋力や関節の可動域が低下し、骨粗しょう症などの骨疾患も発症しやすくなる。そのため、転倒や日常生活での動作による筋肉や関節の痛み、腰痛などの症状を訴える高齢者が増えていく。

  1. 持病の増加

高齢になると、高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病や、リウマチや変形性関節症などの慢性疾患を抱える人が増える。これらの持病によって、痛みや炎症などの症状が起こりやすくなる。

  1. 湿布の認知度や使用率が高い

湿布は、痛みや炎症を抑える効果が認められており、市販薬としても手軽に入手できるため、高齢者を中心に広く使用されている。また、湿布は服用する薬と比べて副作用が少ないため、高齢者でも安心して使用できる。

具体的には、以下の症状を訴える高齢者が湿布薬をよく使用している。

  • 肩こり、腰痛、膝の痛みなどの筋肉・関節の痛み

なお、湿布薬は貼る部位や症状によって、効果的な薬剤が異なる。また、湿布薬を貼る際には、使用上の注意をよく読み、正しく使用することが大切である。

また、厚生労働省は、2022年4月から、湿布薬の1処方あたりの枚数を原則63枚までに制限する制度を導入した。これは、高齢者の間で湿布薬の使用が過剰になっていることを懸念しての措置である。

この制度の導入によって、高齢者が病院でたくさんの湿布薬をもらうことは、今後減少していくと考えられる。

使っていない筋肉に筋肉痛が発症しやすい

良く使っている筋肉での筋肉痛は軽い。酷いのは、日頃使っていない筋肉や筋に痛みが発症する時である。その筋肉痛が、「なんで、こんな所に筋肉痛が起きるの?」という感じの筋肉痛。今までこんな筋肉痛は経験したことがない部位の筋肉に発症する。ちょっと慣れない筋トレをするとその筋肉の筋が痛みだす。今まではなかった筋肉痛である。

今丁度そのような筋肉痛で苦しんでいる。先日の月曜日にスポーツジムで筋トレを2時間ほどやった。翌日、朝から背中の下部の広背筋あたりに痛みを感じていた。背筋を伸ばすと痛みが出てくる。痛みから筋肉の筋を損傷した感じがする。背筋を伸ばさなければ痛みがない。懸垂をちょっとやりすぎたかもしれない。今まではこんな後遺症はなかった。

老いから来る筋肉の損傷で回復が遅れているためかもしれない。回復する前に筋トレで筋肉に負荷を与え過ぎたためである。シニアの筋トレは無理をしないが合言葉である事がわかる。

関節に近い筋が痛みだすと治るのが遅い。時間がかかるが自然治癒力に頼るしかない。一時的に湿布を貼って痛みを和らげることは出来る。筋肉の炎症であれば冷湿布が良い。筋肉痛は、患部に炎症を起こして傷んだ筋肉を回復する時に熱と痛みを伴う。そんな時に冷湿布が炎症を和らげる。

湿布でも痛みがあまり和らげなければ、鎮痛剤を飲むしか無い。湿布は長く貼り続けると皮膚に痒みや炎症を起こす。そのため、湿布を貼り続けることに注意しなければならない。湿布を貼らない時は鎮痛剤を飲んで痛みを和らげる。私は常備薬のタイレノール錠剤を1つ飲んで痛みを和らげている。

肩こりや腰痛などの時も湿布を貼るのだが、血行を良くする温湿布が良い。湿布だけで筋肉痛はすぐに治らない。痛みを和らげるだけである。最終的に筋肉痛が治るのは、傷んだ筋肉細胞が修復再生した時になる。湿布は傷んだ筋肉細胞が修復されるまでの時間稼ぎ的な効果でしかない。人間が持つ自然治癒力をサポートする。

老化から来る筋肉量の減少で残った筋肉が負荷に耐えられなくなる

体が老化でもろくなってくる。筋肉の耐久性が弱くなりちょっとした運動で今まで筋肉痛がなかった場所に筋肉痛が起こる。そんな体験をしはじめるのは還暦を過ぎてからではないか。体の筋力と免疫力の低下が激しくなる。

老人になると体に湿布を貼る。これは、避けられないようだ。義父も義母も主治医から湿布を処方されているところからそれが見受けられる。老人の体と若者の体は耐久性が違う。筋肉の耐久性を向上させるには、体の筋肉を定期的に刺激を与える運動を続けるしかない。筋肉は、使えば使うほど増えて行き、耐久性も強化される。

私は、最近、なぜ、こんな部位に筋肉痛や筋の痛みが起きるのかわからなかった。特別に何かしたという記憶がないからだ。老人が湿布を体に貼るという現象を見てから、私の体に老化現象が起きてきたのだなと悟った。筋トレで鍛えていない部位の筋肉や筋であったからだ。

60歳を過ぎて体の以外な場所に筋肉痛を感じたら、その部位の筋肉は弱体化して耐久性が落ちて来ていると理解したほうが良い。

結論

  • 還暦を過ぎたらあまり使っていない筋肉に筋肉痛が起きる(筋肉量の減少と耐久性が落ちたからだ)。
  • 老人は体に湿布を貼ることが多くなる。その原因は筋肉量の減少から運動の負荷に耐えられなくなり、筋肉痛を起こす。湿布は金苦痛の炎症と痛みを和らげる。
  • 筋肉痛を感じたら、その部分の筋肉を鍛えれば筋肉痛が少なくなる。