60歳代から徐々に自分の体が老化して来ていることに気が付き始める。70歳代になると体のあちこちに老化現象が現れてくる。肉体と精神面である。私は、まだ、65歳であるが70歳代の知人が大勢いるので彼らが老化で困っているのを知っている。70歳代の知人からの相談事や悩みから3つの事を70歳になる前から意識して心掛けている。

60歳代の最大の関心事は、旅行である。70歳代は、健康である。この健康と言うのは、老化現象と病気である。老化に伴い体の免疫力が低下して病気にかかりやすくなる。私の義父は、94歳。自宅で一人生活をしている。彼を見ていると足は衰えているが、食欲は旺盛である。歳を取っても食欲がある老人は元気である。

70歳になる前に老化防止のためのアクション

70歳になると老化現象が肉体と精神面で顕著に表れる。 そのための対策を考え、実行する。

老化現象1:足の筋肉が知らないうちに失われて行く

70歳ぐらいになると足の衰えが自覚できるようになる。階段を上がることを避けてエスカレーターやエレベーターをいつも使い始める。 階段の上り下りは、手すりがある側を好む。自分の体重を支える時にバランスを崩しやすくなる。体全体の筋肉が衰えて自分の体を上手くコントロールするのが難しくなる。

腸腰筋の衰えから歩いている時につまづき易くなる。

対策1:

足上げの筋肉を鍛える運動を意識して毎日行う。一番簡単な方法は、手すりがある公園の階段を散歩のついでに上り下りする。気分的に足の筋肉が疲れ始めたり、息が切れ始めたら終わりにする。ポイントは、散歩の中で階段の上り下りを含めて毎日足上げの筋肉を鍛える事。階段の上がり降りで足に筋肉痛を発症するぐらいやると効果が一番出る

まずは、運動習慣を身に付けて散歩をして手すりがある公園の階段の上り下りをする。これだけである。

老化現象2:体が硬くなって行く

歳を取るにしたがって体を動かす機会が少なくなる。特に体全体の筋肉を動かすことが少ない。良く言われるのは、シニアはラジオ体操を毎日すべきだという事。ラジオ体操を毎日やれる人は少ない。硬い意志と運動習慣が無いとなかなかできない。65歳の私でも体が硬くなっているのを自覚できる。

自分の体が硬くなっているかどうかを調べるには、ラジオ体操を一度やってみると良く分かる。体が硬いと上手くラジオ体操が出来ない。

対策2:

毎日お風呂上りにストレッチ体操をする。下記の動画を参考にしてやって見て下さい。

老化現象3:新しい事への好奇心が減り、面倒な事を避ける気持ちが強くなって行く

会社を卒業して仕事から離れる生活が続くと社会とのつながりを失い始める。世の中の変化を直接触れる機会が遠のく。自分の耳や目に入ってくる情報が限定される。自分で情報を求めに行かないと新しい情報や世の中の流れが感じ取れなくなる。70歳になっても社会で仕事をしているシニアは、仕事から色々な新しい情報や体験を得て行く。

何か新しい事をやろうという意欲が70歳代になると少なくなる。出来るだけ楽したいという気持ちが強くなり、自宅にこもってテレビを見る生活に陥りやすい。好奇心旺盛なシニアは、自宅の外に出て何か面白い事が無いかなと探し出す。面白い事探しの旅に出る。

この歳になって新しい事を学ぶのは面倒だと思うシニアが多い。身の回りの事は奥さんがやってくれるが、一人生活をしている人はそうは行かない。炊事・洗濯・風呂・掃除は、全て自分でやる事になる。

対策3:

新しい刺激を体験するために色々な展示会に出かけることである。東京ビックサイトでは、沢山の展示会が開催されている。展示会は、最先端の情報を発信している。興味を持った展示会を見つけて定期的に東京ビックサイトや幕張国際展示会場に足を運ぶ、または、オンライで参加する。これを実行するだけで面白い発見や知識を身に付ける事が出来る。

結論

  • 70歳代の知人からの助言や悩みから70歳になる前から3つの事を意識して心掛けている
  • 足上げの筋肉を鍛える運動を意識して毎日行う
  • 毎日お風呂上りにストレッチ体操をする
  • 興味を持った展示会を見つけて定期的に東京ビックサイトや幕張国際展示会場に足を運ぶ