「旅漁師イカ釣り人生」を見てこんな人生もありなんだと思った。海での仕事である。陸で生活する時間よりも海で過ごす時間が多い仕事になる。命を失うリスクがあるが、腕次第で大金持ちになれる可能性が高い。別の意味での命を張ったギャンブルである。

世の中には知らない職業がたくさんあるのではないか。メインストリームの職業ではないが、世の中が必要とする職業である。旅漁師はその中の一つになる。知られていない職業は新しい時代とともに生まれて来る。ギグワーカーという労働者が今広まっている。

旅漁師(普通の人は出来ない)とギグワーカー(新し時代の職業)

普通の人が出来ないイカ釣り旅漁師

一年間の売り上げ(一般的なイカづり漁船)は4000万から7000万円だという。腕が良い漁師はその額以上の売り上げがある。そこで働く漁師は色々な動機で漁船に乗っている。魅力は高給である。高給である理由が命を失うリスクと過酷な肉体労働。そして、海での不自由な生活である。

陸での仕事よりも不便な生活を海上で長期間強いられる。

この番組に登場する漁師は漁船の船長が中心になる。年配の船長さんだ。何十年という経験がある。自分の腕で1日の水揚げが変わる。イカがどこにいるかを経験から見つけてばくちをはるような仕事である。失敗すれば1日を無駄にする。

そこで働く人たちの人生が陸で働いている人たちとは違う。自然との闘い、海という未知の市場でイカと命との駆け引きが続く。組織で動く、仕事をするという雰囲気ではない。船長の腕次第で生きも死にもする。それだけにやりがいがある。

新しい時代には新しい職業が生まれる

代表的な職業にギグワーカーがある。単発の仕事を受注して仕事を行う人を言う。代表的な事例としてウーバーがある。

やろうと思えば誰にでもできるギグワーカーではあるが、法的な労働環境は整っていないため個人事業主と同じリスクを100%自分で持つことになる。平日は普通の会社員で働き、週末はギグワーカーとしてウーバーのデリバリーをする若者もいる。

ニーズを満たす仕事であるならば何でも有りの時代である。既存の職業を探すよりもその時代が求めているニーズを探せば自分独自の職業を作ることが出来る。

結論

お金を稼ぐ方法として旅漁師という職業がある事を初めて知った。

お金に困った人で泳ぎが上手で海が好きな人は、旅漁師という高給取りの道がある。短期間に大金を稼ぎたいという目的があれば、イカ釣り漁船の旅漁師になっても良いのかもしれない。体力と命が担保になる。良い大学を卒業して大企業に勤めるという人生とは大分違う。旅漁師になる人はそれなりの理由が有る。

新しい時代には新しい職業が生まれる。YouTuberで広告収益を稼ぐ若者、アフィリエイトで広告収益を稼ぐ女性ウエブデザイナー、私のようにオープンソースCMSを使ってサイト構築サービスをするシニア、ギグワーカー(単発の仕事を受注して仕事を行う人:ウーバー、デリバリーなど)。