act missionビジネスを始める上で参考になるミッションステートメントがある。英語であるが内容的に非常に分かりやすく説明してある。

"Mission statement help clarify what business you are in, your goals and your objectives," says Rhonda Abrams, author of The Successful Business Plan: Secrets and Strategies.

どの様なビジネスを始めるか、どの様なゴールと目的であるかなどが最初から明確になっていないとビジネスの軸が出来ない。自分に見えたビジネスチャンスをお金に変えるには、色々な角度から自分のビジネスを考える必要がある。

起業で成功するためには自分のビジネスについて自問自答する必要がある!

 

次の質問に答えていく事で自分のビジネスを立ち上げやすくなる指針が生まれてくる。

14の質問

質問(1)なぜ、このビジネスを始めるのか?
質問(2)ビジネスを始める動機とその情熱を燃やし続ける物は何か?
質問(3)あなたのお客さんは誰なのか?

質問(4)お客さんにどのような恩恵を与える事が出来るのか?
質問(5)お客さんに伝えたいビジネスイメージは何か?
質問(6)どのようにして伝えたいビジネスイメージを作り上げるのか?
質問(7)あなたのサービスと製品の本質は何か?
質問(8)価格と品質を決める要素は何か?
質問(9)時間の経過で価格と品質はどのように変化していくのか?
質問(10)あなたのサービスが賞賛される理由は何か?
質問(11)あなたのサービスや製品を維持するためのパートナーシップはどのように作るのか?
質問(12)競争相手との差別化要素は何か?
質問(13)競争相手の弱点を自分のメリットにするにはどうするのか?
質問(14)技術、資本、作業工程、製品、サービスを如何にうまく使うのか?

14の自問自答であるが、全てに答えていくうちに答えられない質問に出くわすはず。それが自分の今の弱点である。弱点をなくすことを考える、調べる。最初の3つの質問はビジネスを始める上で基盤になる。これが確定していないと何も始まらない。

答えられない質問が生まれてくるが、大体のビジネス立ち上げのイメージがこの自問自答から見えてくれば良い。後は自分がイメージしたビジネスをテストマーケティングしているうちに答えることが出来る。失敗の中に回答がある場合が多い。

ビジネスのフレームワークが出来たらアクションに結び付ける

計画を実行に移すにはビジネスモデルをテストすることになる。予算と期間を決めて脈があるビジネスの種であるかを調べる。営業活動を半年して1件もお客を見つけられなければ、営業のやり方が悪いのか、実際の需要が無いのかのどちらかである。

お客を探して売り上げを実際に出せるかどうかである。ターゲット客層を見つけるために試行錯誤を半年間行って最初の売り上げを出すことに専念する。もし、上手く行かなければビジネスの種を変えるか、ターゲット層を変えるかするしかない。

頭の中で考えた事と実際の社会のニーズは違う場合が多い。ビジネスは海や川で魚釣りをするのと同じである。餌がビジネスの種になり、魚がいる場所がターゲット市場になる。魚がいそうな場所を探して釣り糸を垂れる。それが間違っていると魚はつれない。どんなに時間をかけても魚は来てくれない。

魚がいる場所を知るためには色々なスポットで釣り糸を垂れる必要がある。

結論

自分のビジネスイメージが頭の中にあれば、それを現実の世界で作り上げるだけである。14の質問にどれだけ答えられるかでビジネスフレームワークの基盤が分かる。それが出来れば、そのフレームワークが実際の社会でうまく機能するかをテストする必要が出てくる。テストマーケティングをしてビジネスの種に芽が出るかを確認する。ターゲット客層がどこにいるかが分かっていないとお客は見つからない。

魚釣りと同じで魚がいそうな場所を探す試行錯誤がどうしても必要になる。