毎年、2月14日がやってくる。バレンタインデーである。若い女性たちは本命と義理チョコを買い漁る。64歳の時は、長男の嫁からチョコレートを頂く。今年はどうだろうか。明日に成ればそれが分かる。子供が生まれているのでバレンタインデーのプレゼントを買う暇がないかもしれない。何事も子育てが優先される。

昨年頂いた嫁からのチョコレートの半分は妻の口に消えて行った。妻は私にバレンタインのチョコレートをくれなかったのに。この不条理が理解できない。私の物は妻の物という感覚なのだろう。

60歳を過ぎてもバレンタインのチョコレートをもらっているシニアはどれだけいるのだろうか。妻からもらっている夫は幸せだ。初々しい愛が生きている。

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