少子高齢化で労働者数が減り、働き方改革というスローガンだけが浮いている。長男夫婦は、共稼ぎをしている。3人目の子供が生まれた。産休、育休期間の後に会社に復帰して働きたいと彼女は思っているのだが、赤ちゃんを預ける保育園が見つからないという。どこの保育園も受け入れが出来ないほど満員だ。都内に住んでいるため、そんな状況に陥っている。

65歳のシニアは、単純に年齢だけで就職の書類選考から落ちる。自分の今までのスキルが生きる職がハローワークに無い。社員を雇用する側にも条件があるから無理もない。今の日本社会は、もっと労働力を求めているのだが、足元に労働力があるのに活用できていない。

最近の動向として、中高年のリストラを減らして会社に残し働いてもらう人事方針が広まり始めた。若者の採用が厳しいため人不足になり、中高年の会社員を再活用する会社が増え始めている。多分、同様なニーズで産休後に退職する女性社員を引き止める人事対策も検討されるだろう。

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