スクワット運動を2年間集中してやってきた。その成果がお風呂の中でお尻と太ももの付け根あたりを触ると分かる。スクワットをあまり気にしていないでやっていた時のお尻と太ももは付け根あたりに贅肉と皮膚のたるみを感じたが、今では贅肉が取れ、お尻と太ももの区切りが触ってすぐに分かるようになっていた。お尻全体の贅肉も取れて少しお尻のサイズが縮小し、張りがあるお尻になった。
70歳代のシニア男性のお尻は一般的に垂れ始めている。活発に歩いたり走ったりしている人は引き締まったお尻になっているが、定年退職して体を動かす活動が減っているシニアはお尻全体の張りが無くなり垂れ始める。若さが無くなり始めると顔、首、お腹、お尻、おヘソ周り、乳房あたりの張りが無くなり皮膚が垂れ始める。
自分のお尻は直接見えないので垂れたお尻の状態を自覚できない。スポーツジムで見かける若い女性が履く下半身に張り付いたレギンス姿を見て分かるのは、お尻の形が手に取るように分かることである。
そこで私もレギンスを履いてスクワット運動をやり始めた。お尻が垂れているとレギンスでもお尻の垂れた部位をサポートしきれないためお尻の贅肉が垂れて見える。ヒップアップしたお尻はお尻の垂れがない。張りのあるお尻にしたいと願っている女性は多いが、男性はあまり意識していない。そのため、知らないうちにみっともないお尻になっている。
老化はお尻の形に出る
筋トレでスクワットをやっている。その理由は自分の健康寿命を伸ばすためである。脚力が衰えると行動の自由が失われる。自分の力で身動きができない老人たちを見てほしい。脚力を失うとそうなる。自分はそうならないと今思っていても年齢が75歳を過ぎる頃に脚力の衰えを感じ始める。私はそんな自分を見たくないので今予防策として筋トレをしている。
スクワット運動はお尻と太ももの筋肉だけでなく体全体の筋肉も刺激して筋肉量を増やす効果がある。お風呂に入る前に洗面所の鏡に写った自分の裸姿を観察してほしい。 特のお尻の形に注目してほしい。お尻と太ももの境目の区別が付け難くなっていれば、お尻の筋肉が失われて来ている。
女性と男性のヒップ(お尻と太ももの付け根を比較)
モデル白人女性30歳のヒップ
70歳シニア男性のヒップ
上記の写真は横から見たお尻と太ももの境目を確認するためにある。レギンスを履くとお尻の形をはっきりと見えるようになる。レギンスは足を圧迫してタイトにするため筋肉があるお尻と衰えたお尻を浮き立たせる。筋肉でヒップアップしたお尻と脂肪で垂れたお尻を分かりやすくする。
垂れてきたお尻の形を良い形にする方法
お尻の筋肉を鍛えるしか方法はない。お勧めの筋トレは
自分の体重を使って行う場合は毎日1セット10回、慣れてきたらセット数を増やしていく。スポーツジムでバーベルを使う場合は週2回程度が最適。最低1年間は続けないと体にその変化が出てこない。同時にタンパク質の多い食事をする必要がある。
お尻の筋肉を鍛えると若返る
その主な理由は以下の通り。
姿勢の改善と美しい体の線を作る
お尻の筋肉は、骨盤を支え、姿勢を保つ上で非常に重要な役割を果たしている。お尻の筋肉が衰えると、骨盤が傾いて猫背になったり、お尻が垂れてしまったりする。お尻の筋肉を鍛えることで、骨盤が安定し、背筋が伸びてきれいな姿勢を保つことができるようになる。また、ヒップアップ効果によって脚が長く見え、全体の体の線が美しくなることも若々しい印象につながる。
基礎代謝の向上
お尻の筋肉は体の中でも特に大きな筋肉である。大きな筋肉を鍛えると、全身の筋肉量が増え、基礎代謝が高まる。基礎代謝が上がると、安静にしていても消費されるエネルギーが増えるため、太りにくく痩せやすい体になる。これも若々しい体型を維持するために役立つ。
血行促進と冷え・むくみの改善
お尻の筋肉を動かすことで、血行が良くなり、特に下半身の冷えやむくみの解消につながる。血行が良くなると、体の隅々まで酸素や栄養が行き渡り、肌の調子を整える効果も期待できる。
転倒予防
お尻の筋肉は、歩く、走る、片足で立つといった動作で体のバランスを保つために欠かせない。筋肉が衰えるとバランス感覚が悪くなり、転倒しやすくなる。お尻の筋肉を鍛えることは、転倒のリスクを減らし、活動的な生活を長く送るためにも重要である。
これらの理由から、お尻の筋肉を鍛えることは、見た目の若々しさだけでなく、健康面からも若々しさを保つために役立つと言える。
日本人と西洋人では体格が違うため、筋トレを頑張っても下記のようなヒップの形にはならない。
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結論:
気が付かないうちにお尻の形が崩れてきている。男性よりも女性の方が年齢を問わずお尻の形に気を使う。年齢が60歳を過ぎれば、男女のお尻の形は確実に重力と筋肉量の損失で垂れてくる。老人の後ろ姿を見たときにタイトなパンツを履いているとお尻が垂れているのが観察できる。女性の後ろ姿をよく見ると垂れているお尻は中高年とシニア女性である。
シニアは体の筋肉が失われていく。筋肉が一番大きいお尻と太ももに影響が出る。失われた筋肉が脂肪に取り変わるとお尻が垂れ始める。老人のパンツ姿の見栄えが悪くなる。年齢に関係なく引き締まった体は筋肉量が多い。引き締まった体は若く見える。
シニアこそ筋肉を増やす筋トレを意識して行うべきである。スポーツジムのロッカールームで見かけるシニア男性の体は骨と皮膚で垂れている。筋肉量が少ないため垂れている皮膚が目立つ。肥満で太っているシニアも皮膚の垂れは出てきている。
足やお尻の筋肉を鍛えると体全体の筋肉も刺激されて鍛えられる。垂れてきている皮膚を完全に元に戻すことは年齢的に無理だが、体の脂肪を減らして張りのある体を作り上げられる。老化は体の皮膚のたるみに出てくる。改善したいシニアは筋肉量を増やすことである。