後期高齢者となる75歳のシニアは自分の体に老化の変化が起きていることに気が付いている。その老化現象を今からでも改善したいと願うが、75歳から筋肉トレーニングを始めて本当に筋肉が体に付いてくるのだろうかと疑っている。
筋肉細胞は約48日間で新しい細胞に入れ替わる。筋肉は鍛えれば鍛えるほど成長する。48日毎に筋肉トレーニングの効果が体に現れてくることを自覚してほしい。鍛えている筋肉の部位にある贅肉が少しづつ減っていく。筋トレを続けると自然に食欲が増す。徐々に基礎体力が増えてきていることに気が付き始める。
筋肉が体についてくると成長ホルモンの分泌が増えて同時に免疫力も向上する。風邪を引かなくなる。その結果、病院に行くことも少なくなり、医療費も減少する。足腰を鍛えることで今まで以上に歩行が楽になる。転びそうになっても踏ん張れる。
筋トレを始めるシニアはマイペースで体に無理が行かない負荷で運動を続けること。それが一番大事。ジムのトレーナーが作ったメニューを忠実に行い、進捗状況を確認するだけで数値が効果を示してくれる。多くのシニアは健康食品を取れば筋肉が増えると思っているが、それは大間違いである。
定期的な筋トレ習慣とバランスが取れた食事(タンパク質が多い)が伴わないと筋肉は体についてこない。
34年住み続けているマンションの部屋リフォームを始めた。大げさなリフォームではないが、すべての部屋のクロスと絨毯の張替えである。マンションに住みながら行うリフォームであるため時間がかかる。各部屋のクロスを順番に張り替えたあとにクロスの張り替えを終えた部屋から絨毯を張り替える。1ヶ月はかかると言われている。
ここで面倒なことは各部屋の荷物を移動すること。二度同じ荷物を移動することになる。そこでこの機会に要らない物を処分することとなった。本棚にある本は重い。数も多い。それで本を捨てることから始めている。
最初はブックオフに持っていって処分しようと思っていたが、英語の書籍や辞書、劣化がひどい本、バーコードがない本などブックオフでも受け取ってくれない本が多かったのでやめた。捨てた本は自分の人生を作るうえで参考になった本が多かった。
米国の大学で使用した教科書や英語ペーパーバックス版辞書を見ると学生当時の記憶が戻ってくる。英語習得で活用した英会話の参考書やテープ教材、英語読解力をつけるためのペーパーバックス、コンピュータ関連の参考書、インターネットビジネス関連の参考書、経営者のための参考書、株式投資関連、税務処理関連の書物など。現在と未来で使わない本を思い切って捨てた。
本は買わないで図書館で借りる方針で老後の生活を楽しんでいる。本の価値は目的を終えた時点で終る。
イエダニに噛まれて血液を吸われるという経験が今までなかったというよりは、今までに何が原因かわからない赤い点が痒いということがあった。それがイエダニの跡とは思わなかった。自宅ではイエダニに噛まれた経験がない。今回、別荘として使っている一軒家の自宅でイエダニに襲われたらしい。それが私だけでなく妻にもである。
これが分かったのはネズミである。東京にある別荘は月に2回ほど利用している。一軒家であるのでマンションの自宅と違ってネズミがいる。宿泊すると夜屋根裏で走り回る音が聞こえてくる。今までネズミの駆除を何度か試みたが、利口なネズミであるためか罠にかからなかった。
でも、ある日、ネズミが通る道に粘着シートを複数枚置いたら、その罠に引っかかっていた。 その写真がこれである。

パソコンについての知識が乏しい高齢者は後で後悔するようなパソコンの購入をする。特に価格が安いという切り口でパソコンを探して購入してしまうシニア。さらに、量販店の店員に勧められて買ってしまうパソコン。私は、パソコン歴35年でNEC PC9001が販売された頃からパソコンを使っている。今も仕事でThinkPad X260ノートパソコンを使っている。
最近はChromebook(クロームブック)を仕事で使う機会が増えている。グーグルのChrome OS上にあるChromeブラウザーでWindowsパソコンと類似の事が簡単に出来る。必要な物はGmailアドレスとそのパスワードのみ。クロームブックパソコンはインターネットに接続していないと動かない。
インタネットなしの環境でパソコンを使う機会が多いシニアは通常のWindowsパソコンか、AppleのMacbook、MacAirなどを使うほうが良い。
コロナ禍でテレワーク、リモートワーク、ビデオ会議をせざるを得なくなると誰もがインターネットに接続して使えるパソコンが欲しくなる。その恩恵でパソコンメーカーはパソコンの増産になっている。この数年のうちにオンラインでのビデオ会話が自宅に広がる。既にスマホで同じような事が出来るようになっている。小さな画面よりも大きなパソコンの画面を好むのはシニアではないか。
量販店で販売されているパソコンには多種多様なパソコンがある。海外メーカー製のパソコンは比較的に安いが、品質面とセキュリティー面で不安になる。出来るならば、国内で生産されている日本メーカーのパソコンを使いたい。でも、一般的に高い。オプションとしてChromebookがある。
NHKドキュメント72時間の番組で登場した70歳過ぎの女性が口にした言葉が記憶に残っている。「私はいつお迎えが来るかを待っているだけの生活よ!」70歳を過ぎると生きがいなんてあるのかなと感じた。当然、個人差はある。死ぬまで自分の目標に向かって頑張っている老人も多い。そんな老人は、羨ましい。
自分の将来に生きがいがなく、ただ、ただ、生活をしている老人たちには、「死」というお迎えがいつ来るかを待っているかのように見える68歳の私でも身近な人たちが他界して行くと死という現実を身近に感じ、自分の番はいつ来るのだろうかと考える。こんな記事をウエブで見つけた。
高齢者住宅ジャーナルTOP ニュース
厚労省:平均寿命(2022)が男性 81.47 年、女性87.57年に
公開日:2022年8月8日厚生労働省は2022年7月29日、2021年分の平均寿命と平均余命が記載された令和3年簡易生命表を発表しました。令和3年簡易生命表の概況男の平均寿命は 81.47 年、女の平均寿命は87.57年となり、平均寿命(2021)と健康寿命(2019)との差は、男8.79年、女12.19年となりました。
シニアの寿命が毎年伸びている。家内の両親は父親96歳、母親91歳。二人とも老人ホームで生活をしているが生活上で困る事はあまりない。敢えて言うならば、父親は認知症テストで30点満点中29点という最高得点を出している。そのため、記憶力が良い。脚力は衰えて車いすになって身動きで制約がある。
私の親戚で90歳以上まで生きた人はいないので驚くばかりである。義父は死期が近づいているサインが出始めたと言っている。起きている時間よりも寝ている時間が長くなったと。一方で義母は元気に健康体操を楽しんでいる。初期の認知症があるが、歩行車があれば自由に動き回れる脚力がある。
自分の死期を知りたいと思うか。私は思わないがそれとなく死期が近づいているというサインは知りたい。義父から聞いた話だが、義父の父親は他界する前夜に遺言書と現金を枕元に置いてこの世を去った。死がやって来ることが分かったからだと思う。
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