電車やバスに乗る時に必ず目にする席が優先席である。席は空いているので座ろうと思うのだが優先席という表示があるので躊躇する。私は70歳であるが、高齢者であるとは思っていない。そんなシニアが優先席の対象者になるのだろうか。

優先席の対象者:

優先席対象は高齢者、体の不自由な人、妊娠中の人、乳幼児連れの人、体調不良の人、内部障がい者、など。 優先席は「常に空けておくべき席というわけではないので、空いていれば誰でも座っても大丈夫」である。ただし、優先席対象者を見かけたら席を譲るようにしてほしい。

上記のような定義付けをどれだけの人が理解しているのだろうか。現実の世界ではスマホでゲームに夢中になっている学生や若者、LINEチャットで夢中になっている若い女性が優先席対象者が近くにいるのに優先席に座っている。

時々、注意したくなるが混雑している様子でないので何もアクションは取らないでいる。優先席に座る、座らないは公衆マナーの一つになる。その判断は個人のマナー意識に依存する。

体に疲れを感じて電車やバスに乗車する人は多い。席が空いていれば座りたいという欲は誰にでもある。元気なシニアならば席に座らなくても困らない。ただ、若者たちが優先席を老人に譲らないマナーは頂けない。スマホのゲームやLINEチャットを座ってやりたいがために優先席に座る人が多い。

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