電車やバスの優先席に座るべきか迷うシニア - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

電車やバスに乗る時に必ず目にする席が優先席である。席は空いているので座ろうと思うのだが優先席という表示があるので躊躇する。私は68歳であるが、高齢者であるとは思っていない。そんなシニアが優先席の対象者になるのだろうか。

優先席の対象者:

優先席対象は高齢者、体の不自由な人、妊娠中の人、乳幼児連れの人、体調不良の人、内部障がい者、など。 優先席は「常に空けておくべき席というわけではないので、空いていれば誰でも座っても大丈夫」である。ただし、優先席対象者を見かけたら席を譲るようにしてほしい。

上記のような定義付けをどれだけの人が理解しているのだろうか。現実の世界ではスマホでゲームに夢中になっている学生や若者、LINEチャットで夢中になっている若い女性が優先席対象者が近くにいるのに優先席に座っている。

時々、注意したくなるが混雑している様子でないので何もアクションは取らないでいる。優先席に座る、座らないは公衆マナーの一つになる。その判断は個人のマナー意識に依存する。

 

優先席に座ることに躊躇する時

私は平日最寄りの駅から横浜まで各駅電車で通っている。すべての電車には必ず優先席がある。時間帯で優先席しか空いていない時がある。そんな時、68歳の私がその空いた席に座って良いものなのか戸惑う。風貌からしてシニアに見える。白髪、顔に多くのシワ、ひと目で若者ではないことが分かる。

優先席対象者として高齢者がある。私は高齢者なのか。60歳代はまだ若いと言われるし、実際に若い気がする。そんな時、高齢者として優先席に座って良いものかどうか判断に困る。そんな事で戸惑っているうちに若い女性が優先席に座ってしまった。

混み合っていず他の席も開いている

 基本、優先席は優先席対象者が近くにいない場合に誰もが座れる席である。当然、混み合っていても対象者がいなければ座って良い席になる。他の席が空いている電車ならば、優先席を問わずどこでも空いた席に座れる。

私の意識の中では優先席は常に「空けておくべき席」という認識があるため先に空いている一般席を探して座る。現実は私の同じような判断と行動をする人たちが多い気がする。基本、他の席が空いていてどこにでも座れる状況であるならば、優先席を意識する必要がない。

優先席を必要とする対象者がいない

 高齢者、体の不自由な人、妊娠中の人、乳幼児連れの人、体調不良の人、内部障がい者、などの優先席対象者がいない場合、電車が混み具合がどんな状態であっても優先席を普通の席として使える。ただし、対象者が近くに現れたら席を優先的に譲ることになる。

現実はどうか。優先席に座ってスマホの世界に取り込まれている若者、中年の男女は席を対象者に譲らない。対象者の存在に気がついていないためか、譲るというマナー意識がないためか、それは定かではない。

混み合う通勤時間帯(朝と夕)

 朝と夕方の電車の中は通勤客でいつも混み合っている。席が空いていれば優先席であろうとなかろうと我先に座る。今まで優先席対象者に席を譲っている通勤者に出会っていない。皆、席に座ったらスマホを見入っている。周りの様子を見ないため、近くに老人が立っているのにそれが気がついていない。

68歳の私を老人と思うかどうかは分からないが優先席の前で立っていてもスマホを見入っている若い会社員は優先席を私に譲るアクションを取らなかった。席に座ってスマホを見たいという欲望が強かったのだろう。この傾向はスマホを手から離さない若者に多い。

自分は高齢者なのか、何歳ならば良いのか?

優先席に座りたい高齢者、座りたくないシニア、人それぞれである。優先席は「譲り合いの席」であるため対象者以外の人が必ず席を譲る義務がない。公衆マナーの意識が強いか弱いかである。自分の欲を優先するかどうかで判断が変わる。

優先席に坐ている人を観察する時がある。年齢的に高齢者であると判断できない中高年が多い。目立つのは中年の女性や若い会社員がスマホ見たさで優先席に座っている光景である。私が優先席に座る時に周りの人はどのように見ているだろうか。老人としてみてくれているだろうか。

70歳を超えれば堂々と優先席に座れるのだろうか。私は筋トレを長年やっているので弱々しい体格をしていない。そんなシニアが優先席に座って良いのだろうかといつも戸惑っている。

結論:

電車やバスの優先席は基本的に誰でも座って良い。ただし、優先席対象者の乗客が近くにいる場合は進んで譲る。したがって、優先席に座る人はいつでも優先席対象者に席を譲れるようにする必要がある。ポイントは近くに優先席対象者がいなければ誰でも空いている席に座ることができる。

 

 

 




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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。