朝日新聞の声の蘭に面白い記事があった。57歳の奥さんからの投稿である。定年退職した最初の年、主人には夏のボーナスがなかったという。近所の奥様たちは夏のボーナスの話が話題になっていたが、定年退職をした主人には夏のボーナスがなかった。この事が寂しいという内容であった。

コロナ禍でもらえるはずのボーナスがない会社員が多かった。多くの会社員がうちの会社はボーナスどころではない。ひょっとしたら、倒産かも!と心配している。ひどい人は解雇になる。ボーナスなんて最初から期待していない。今の時代は20世紀で当たり前であった終身雇用制度がなくなった時代である。

専業主婦は世間の流れに疎い。昔の常識が今も生きていると思い続けている。ボーナスがない会社員の年収がボーナスがある会社員の年収より多いということを知らない。ボーナスがあろうが、なかろうが年収の金額で決まる。そのことを知らない20世紀の専業主婦が多い。

老後の生活は年金と貯蓄の範囲で生活様式が決まる。人生の最後は第三者の支援がないと生活が出来なくなる。老人ホームに入居できるかどうか誰もが心配する。老人ホームに入居する前に他界するのが一番良いかもしれない。

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