体が老化して行っていることを感じる時がある。週2回スポーツセンターのジムで筋トレをしていても老化は確実に体の中で進んでいる。夜寝る時にベッドに入るのだが、眠りに付けないなあと思っているうちに寝てしまっている。前は直ぐに眠る事が出来たのだが。右の目が白内障になってきた。左の目で見る景色の明るさと右の目で見る明るさで違いがある。右目は曇り空のような見え方をしている。

緑内障の治療で半年に一度眼科に通っている。医者は、右目が年齢に沿った白内障の症状があると言ってくれた。その時は、今のような症状を意識できなかった。そう言われて1年後の今、白内障が進んでいるのが分かる。白内障は、人口水晶レンズに換えれば今よりもはっきりものが見えるようになる。その意味では、白内障は怖くない。

怖いのは、五感の機能低下と未経験の病気である。

66歳になって心身の機能低下が分かる

老化で体が壊れて行くのは、人それぞれ程度が違うし、壊れて行く部位や機能も違う。これは生まれてきた時のDNAに刻み込まれている。生まれてきたときに体が生き続ける寿命が決められているという。体の機能が老化とともにちょっとづつ壊れて行く。 

老人は自分の体が壊れて行くのを味わいながら、受け入れながら余生を楽しむしかない。こんな感じ方が出来るのは、老化現象を感じている私の年代以上の高齢者だけ。若い人たちにこんな話をしてもピンとこない。60歳以上のシニアは自分の体に老化現象が起きているから言葉に現実味を感じる。 

初体験の体の変化に気を付ける

最近顕著な老化現象は食事時に必ず鼻水が出てくる事。ラーメンを食べている時のような鼻水が出てくる。朝昼晩の3食事に必ず鼻水が出てきている。これは今まで体験したことがない体の変化である。年老いてくると食事時に鼻水が出てくるというのは96歳の儀父から聞いていた。それで、「ああ、老化現象か。」と理解できた。

体の変化

  1. 近視と老眼の目
  2. 緑内障と白内障
  3. 鼻水
  4. 右耳の難聴(子供の頃のおたふくかぜが原因)
  5. 老人性しみ
  6. 忍耐力の低下(子供や赤子の鳴き声にビビる)
  7. 缶コーヒーが飲めなくなる
  8. ドリップコーヒーブラックを好むようになる
  9. 髪の毛が薄くなり、グレーから白に代わり始める
  10. 面倒くさい事を避けるようになる
  11. 体の背中に粉瘤(ふんりゅう)ができて手術で取り去る
  12. 大腿の皮膚層の中に脂肪腫ができて手術で取り去る予定(2021年10月)

幸い、体は健康で66歳より若い体力を筋トレで維持できている。大きな病気はこの15年間経験したことがない。老化現象は、突然、体の弱い部位から生まれてくる。それは予測できないし、人によって程度も部位も違う。不可不思議な世界である

体が老いて来ると必ずその変化を肌で感じ始める。体の機能低下と免疫力の衰えで未体験の病気になる。私は還暦を過ぎて3度粉瘤の出来物を取り去る簡単な手術を受けた。耳の裏1箇所、背中に2箇所である。今度は大腿の皮膚層の中にできた腫瘍(脂肪腫らしい)を手術で取り去ることになっている。

脂肪腫は初めての経験である。別に悪いことを体に及ぼすことはないのだが、手術をしない限り取り去ることができない。ちょっとづつ、大きくなっていく。代表的な例が、コブである。皮膚の上にできたコブ(盛り上がり)は脂肪腫である場合がほとんど。

フレイルにならない生活

フレイルは、以下のような加齢に伴う心身の変化と社会的、環境的な要因が合わさることにより起こる。

  • 加齢に伴う活動量の低下と社会交流機会の減少
  • 身体機能の低下(歩行スピードの低下)
  • 筋力の低下
  • 認知機能の低下
  • 活力の低下
  • 慢性的な管理が必要な疾患(呼吸器病、心血管疾患、抑うつ症状、貧血)にかかっていること
  • 体重減少
  • 低栄養
  • 収入・教育歴・家族構成など

フレイルとは体の予備力が低下し、身体機能障害に陥りやすい状態を指す。自立した生活と介護が必要な状態の中間に位置する。加齢からくる心身の変化に注意して観察していないと改善できる時期を逸してしまうリスクが有る。特に注意したいことは加齢に伴う活動量の低下と社会交流機会の減少で筋力の低下をもたらし自立した生活ができない体にしてしまうことである。

良く聞く言葉がある。今まで出来ていた事が出来なくなってしまった!という言葉である。老化で心身の機能が低下してしまったために起きる現象を言葉にするとこうなる。

あと何年生きられるかはわからない。分からないが、壊れていく体と一緒に楽しめる事を楽しむしかない。60歳代と20歳代では、同じ活動を味わうことが難しい。当たり前のことだが、体の老化でそれが味わえない。

体は壊れていくが、精神は正常に機能させていきたい。認知症になったら、精神も壊れるが。そうなったら、それを受け入れて生きて行くしかない。それしかオプションがないからである。

結論

  • 体は老化に従ってちょっとづつ壊れていく
  • 心身の変化に気をつけてフレイルにならない生活習慣を身につける
  • 現実を受け入れて老化を楽しく味わう工夫をする事を考える