政府は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策として、全国民を対象に「特別定額給付金」として一律10万円を支給する。年金生活をしている65歳以上のシニアにとっては有り難いお金になる。働いていないシニアにとってコロナ禍の経済的悪影響はゼロに近い。10万円の支給は天から降って来た恵みのお金になる。
私達夫婦の場合、仕事をしていない妻は恵みのお金10万円をそのまま自分のために使える。私の場合は自営業をしているのでコロナ禍の悪影響を受けた売上の補填になる。インターネットビジネスでも悪影響は出てきている。それは社会でお金が回っていないからだ。誰もがお金を使うのに消極的になる。
コロナ禍は時間の問題で解決されるだろう。普通の経済活動が出来る時期なれば、外出自粛をしていた人たちがストレス発散のために動き出す。頂いた10万円を色々な用途で使い始めるのは目に見えている。65歳過ぎた年金生活のシニアも同じ行動に出る。
コロナ対策「給付金10万円」をシニアは何に使うのか?自分たちのためだけに使うべきか、それとも、コロナ禍で被害を受けた中小企業や小売店、旅行業界の業者にお金を使うことを考えるべきか、迷う。
お金は老後の生活を送る上で保険になる。年金収入と貯金だけの生活は不安がある。高齢者は働いて少しでもお金を稼ぎたいと思っているのではないか。経済的な理由だけでなく働くことが生きがいになっているシニアも多い。問題は年齢で仕事が見つからないという現実である。
シニアが仕事を探す時に3つの選択がある。
自分の余生を実りある人生にする上で仕事は重要な要素になっている。シニアが仕事を探す上で色々な考え方がある。
この83キロのバーベルでいつもベンチプレスをやっている。筋トレは、約2時間から2時間半ぐらいやる。スポーツジムで筋トレを終わるとスタバに行ってコーヒーを飲みながらインターネットで仕事をする。夕方になると徐々に体に変化が起きてくる。この時点から3日間の間に傷んだ筋肉細胞が修復され、筋筋が太く成長して行く。
筋トレ後、体が回復するまで24時間から48時間が必要。シニアの場合は48時間以上体を休めるほうが良い。48時間体を休めた後、まだ体が重い感じや筋肉痛が残っているならば後1日体を休めるか、軽い運動をする。筋トレは筋肉を痛めて回復させることで筋力を高める。その過程で基礎体力が高められる。
私の体は筋トレ後こんな感じで回復して行く。
元気な老人が街中を歩き回っている。歩き疲れては休みの繰り返し。カフェで一服しながら、「さ〜て、どこに行こうか?」と考え出す。性別問わず、老人たちが街にあふれている。元気で歩き回れる老人だけではないようだ。元気であっても体調を崩して歩道や地下街で倒れてしまう。
今日は、そんな老人男性に出くわした。私が見たのは、体調を崩して救急隊員4人に簡易担架で救急車に運ばれる途中の場面だ。年齢的に75歳以上の老人と見た。別に老人だけが体調を崩して救急隊に助けられるのではないが、老人のほうが若者よりも体調を崩しやすい。
今からこんな事を心配してもどうしようもないのだが、予想される現実を心の中に染み込ませるには今から考えておくほうが良いと思っている。「普通の生活が出来ている現在」と「介護されている未来の生活」とは、違いがあまりにも大きすぎるからだ。その違いが家内の両親を見ていて分かる。
自分の足で動く事が出来なくなり、老健施設でリハビリをする義母の生活は、自由を束縛された生活だ。生活をする世界が限定されてしまう。足の筋力さえ回復できれば、88歳の義母は、自宅に戻り普通の生活が出来る可能性がある。問題は、普通の生活が送れるだけの体力が老健施設のリハビリだけで回復できるかどうかだ。
その上、94歳の義父の世話までは出来ないだろう。老いて来て介護施設での生活に入ると元の生活に戻れなくなる老人がほとんどだ。どうしても家族や第三者の介護支援が必要になる。そんな現実を見ていると私たち夫婦の老後の生活を心配する。
介護されない普通の生活を出来るだけ長くするにはどうすれば良いのかを考えてみる。
147 / 187