65歳過ぎのシニアは生活困窮者にならないためにも時間を味方にした独自ビジネスを今から考えて実行した方が良いだろう。初期投資もあまり発生せずに自分のビジネスを行うには、インターネットを活用したビジネスが一番良い。
気軽に参入できるインターネットビジネスだが、それだけ競争が激しいのも事実である。でも、シニアの強みを最大限に活用すればシニア起業はできる。シニアの強みとは何であろうか。
土曜日の新宿。高島屋デパート13階にあるレストランで家族とランチを取る。人混みで13階に行くエレベーターに乗れない。エレベーターに乗るには始発1階で乗らないと駄目である。途中の階では誰かがその階で降りない限り乗れないほど人がたくさん乗っている。
高島屋デパートであるのでインバウンドの観光客が多い。クループや家族連れで観光しているのでエレベーターがすぐに一杯になる。休日の土日は人混みで最悪である。
シニアになってからは人混みがない公園歩きが一番快適である。新宿周辺は人を避けなから歩くことになる。それが面倒で疲れる。特に緑内障で視野欠損の私の目は必要以上に疲れさせる。
5月18日から21日まで夫婦で四国松山旅行に出かけた。
会社員ならば、定年退職が必ずやってくる。もし、定年まで働き続けられればの話だが。
今、59歳の会社員の心の中はどんな感じだろうか。定年退職まで後1年。定年後の生活をどのように過ごせば良いか考えざるをえない。多くの定年退職予備軍の社員は、心定まらずで何をしたら良いか戸惑っている。やりたい事がある社員は、それをやるための下準備を既に始めているはずだ。多くの59歳社員たちは何も出来ていない。
隣百姓のように同期の仲間がどのような老後の生活を送るのか参考にしようとしている。Aさんは、起業のするそうだ。Bさんは、知人の会社に再就職するようだとか。自分はどうなのか。自分には、やりたい事も再就職のツテもない。時間だけが過ぎて行く。
59歳の会社員には給与を1年間もらいながら60歳以降の人生と第二のキャリアを準備する時間が与えられる。その時間を上手く利用することに集中すべきである。幸運にも自社の定年退職年齢が65歳まで、または、70歳まで延長されている方は一安心かもしれないが、それは一時的な安心でしか無い。
人生は長くなっている。65歳以降の人生を有意義な生活にしたいと思うならば、仕事をしている期間に次にやるたいことを模索することである。これをやらないと「毎日が日曜日」の生活になる。「毎日が日曜日」の生活を送っている先輩と一度話をしてみると良い。暇な時間に殺されると言うはずである。
自転車駐輪場管理員の仕事は、体力をあまり使わない高齢者向きの仕事ではないかと思う。実際その仕事をしている人たちを見ると高齢者が多い。自宅で何もしていない生活を送るよりも少しでも日銭を稼ぎながら、同じ高齢者同士が仕事をする環境に身を置くほうが健康を増進できる。
体を毎日仕事で動かして日銭を稼げる仕事は老後の生活を充実させる。自宅で何もしないで時間を潰している状態よりも断然良い。なぜ、自転車駐輪場管理のアルバイト・パートが高齢者にとって魅力的な仕事なのかがわかる。複数人の自転車管理人で行う仕事であれば、おしゃべりしながら新しい出会いを楽しめる。
新しい人たちとの出会いが老後の生活で潤いを与える。それが一番の魅力かもしれない。
昼間街中を歩いている老人を見る機会が多い。個人差はあるが、歩き方が弱々しい。力強く歩いている老人が何故か少ない。街中を歩いている老人たちの多くは70歳過ぎのように見える。全体的に体が枯れてきている。ドトールコーヒーショップやシャノアールのお店を覗けばすぐに70歳過ぎのシニア男性たちを見つけられる。カフェは老人たちの憩いの場所である。
Coffee Passportを頂けますか
スタバでコーヒー豆を買う時にCoffee Passportを頂けますかと尋ねれば、無料で頂ける。
70歳を過ぎると脚力と体力の低下が自覚し始める。先日、スポーツジムで筋トレをしていると70歳代のシニア男性がスタッフに尋ねていた。このスポーツセンターにある筋トレ器具を使って運動をしたいのだが、使い方がわからないので教えてくれるか?という内容であった。
スタッフの女性は彼を筋トレ器具の所に連れて行って基本操作を指導していた。筋トレ初心者はスポーツジムのスタッフの指導を受けたほうが良い。自我流でやると体の調子が悪くなったり、怪我をする。老いてからの筋トレは若者と違って肉体に必要以上の負荷がかかるので正しいフォームでやらないと怪我をするリスクが有る。
筋トレジムのスタッフの指導を受けていた70歳代シニア男性の身体から力強さを感じられなかった。体の動きが鈍い。今まで運動らしき運動をしてきていない感じがした。健康寿命を伸ばしたいシニアは筋力を維持するための定期的な筋トレが必須である。体力の低下はそのままフレイル状態に結びつく。フレイルになる前に筋トレを習慣付けないと回復するのに時間と労力がかかる。
70歳になって体力が落ちたと感じたときが筋トレを始める最後のチャンス。
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