65歳過ぎのシニアは生活困窮者にならないためにも時間を味方にした独自ビジネスを今から考えて実行した方が良いだろう。初期投資もあまり発生せずに自分のビジネスを行うには、インターネットを活用したビジネスが一番良い。
気軽に参入できるインターネットビジネスだが、それだけ競争が激しいのも事実である。でも、シニアの強みを最大限に活用すればシニア起業はできる。シニアの強みとは何であろうか。
目次
起業する上でのシニアの強みは年金収入と自由になる時間である!
65歳以上のシニアは、年金受給者である。ある程度の年金で最低限の生活が出来る。ただ、人間は最低限の生活では満足しない。ある程度の余裕を持った生活をしたい。どうしても、仕事をしてお金を稼ぐ必要が出てくる。
シニアの弱点は若者と同じようには体がうまく動かない。体力も落ちている。体の一部の機能も壊れ始めている。そのため、特別な才能やスキルがないシニアは仕事が見つからない場合が多い。見つかる仕事は3Kの肉体労働。誰もが嫌がる仕事が退職者に回ってくる。これは誰もが想像できる。
シニアの強みは年金収入と自由になる時間で何ができるのか?
不労所得の年金で時間を自分のビジネスの味方にできる。インターネットビジネスは、新しいことを学ぶ強い意志があればシニアでも始められる。
シニアが始められるインターネットビジネスは3つある。
- 自分が特定のテーマで書き続けるブログで広告収入を得る(Google Adsenseクリック広告)
- オンラインショップで製品を販売する(無料で始められるBASEサービス)
- 自分が得意とする専門分野でコンサルティングサービス
どちらの選択も試行錯誤で地道に学んでいく必要がある。シニアには時間がある。自由に使える時間がある。この時間を味方につけてやりながらインターネットビジネスのコツを学んでいけば良い。
お金をすぐに稼ぎたいという欲求は誰にでもある。それが簡単にできれば苦労はしない。簡単にできるというインターネットビジネスのお誘いは、詐欺であると思って良い。世の中は、甘くない。いつも、欺されるのは、欲を出す人。甘い言葉に乗ってしまう人たちである。
簡単には行かないビジネスほど安心なビジネスはない。時間を投資して試行錯誤を繰り返し、失敗を肥えにして確実なビジネスにする。シニアには時間がある。時間をかけながら、OJTでインターネットビジネスを学んで行くことが近道になる。
インターネットビジネスの基礎
インターネット ビジネスとは、インターネットを利用して商品やサービスを提供し、収益を得るビジネスの総称です。具体的には、Eコマース(ECサイトの運営、ネットショップ)、Webサイト制作、Webデザイン、Webライティング、SNSマーケティング、アフィリエイト、コンテンツ販売など、様々な形態がある。
インターネット ビジネスのメリット
- 時間や場所を選ばずに行える:
- インターネット環境とパソコンがあれば、どこでも仕事ができる。
- 初期費用や固定費が低い:
- 世界中に顧客をリーチできる:
- インターネットの特性を活かし、広い範囲の顧客に商品やサービスを届けられる。
- 比較的少ない資金で始められる。
- 幅広いビジネスモデル:
- 自分のスキルや興味に合わせて、様々なビジネスモデルを試せる。
- 副業としても人気:
- 会社員でも、スキマ時間を活用して副業として始められる。
インターネット ビジネスのデメリット
- 競争が激しい:
- インターネット上でビジネスを行う企業が増え、競争が激化している。
- スキルや知識が必要:
- 成功するためには、ある程度のスキルや知識が必要になる。
- 情報収集や学習が必要:
- 最新のトレンドや技術を常に把握する必要がある。
- ネット回線環境が必要:
- ネット回線が安定していないと、ビジネスに影響が出る。
- 個人情報保護やセキュリティ対策が必要:
- 顧客の情報管理や、不正アクセス対策を講じる必要がある。
インターネット ビジネスの種類
- EC・ネットショップ:自社でECサイトを立ち上げ、商品やサービスを販売する。
- Webサイト制作・デザイン:Webサイトの企画・制作や、デザインを手掛ける。
- Webライティング:WebサイトやWebコンテンツの記事作成などを行う。
- SNSマーケティング:SNSを活用し、商品やサービスのプロモーションを行う。
- アフィリエイト:他社のWebサイトやブログに広告を掲載し、成約報酬を得る。
- コンテンツ販売:自分で作成したデジタルコンテンツを販売する。
- Webコンサルティング:WebサイトやWebマーケティングに関するコンサルティングを行う。
- FXや投資:インターネット上でFXや株式投資などを行う。
- Webアプリケーション開発:Webアプリケーションの企画・開発を行う。
- オンライン教育:オンライン上で講座や教材を提供し、収益を得る。
- データ入力:WebサイトやWebアプリケーションのデータ入力を行う。
- Webデザイン:WebサイトやWebアプリケーションのデザインを手掛ける。
- Web広告:Web上で広告を掲載する。
インターネット ビジネスは、様々な種類のビジネスモデルがあり、自分のスキルや興味に合わせて、様々なビジネスを始めることができる。しかし、成功するためには、ある程度の知識やスキル、そして努力が必要になる。
どんなビジネスを始めるにしてもお客様を探せる営業力が必須
インターネットでも現実の社会でも自分の力でお客様を探せる力がないとお金は稼げない。99%の新規起業家は初年度は赤字になると言われる。その理由はどこにお客様がいるのか、どのようにすればお客様がお金を出してくれるのかを見極めるための試行錯誤で終わるからである。
シニアが新規にビジネスを始めるときは事前にターゲット市場を調査して本当にお客様がいるのかどうかを見極める必要がある。テストマーケティングをしながら、自分のサービスや商品にお金を出してくれるお客様を一人でも良いか見つけることである。
最初のお客様を見つけたら、それがビジネスの出発点になる。あとは次のお客様を見つけること。それが続く。インターネットの世界でも同じであるが、やり方が違う。ホームページ、SNS、メルマガ、ネット広告などを使って潜在顧客を呼び寄せて、お問い合わせをさせる。インターネットは闇の世界でお客が見えない。お客を見えるようにするにはお客から自分のコンタクトを取らせるしかない。
自分のビジネスサイトにお客様を集めるためにはターゲットのお客様が探している情報をブログ、SNS、メルマガなどで発信するしかない。情報が魚(お客)を釣るための餌になる。
結論
シニアが起業する時に注意すべきことがある。ビジネスを始める時にお金を先に投資しないと始まらないビジネスはリスクが高い。コンビニのフランチャイズなどは典型的な例になる。ラーメン屋の開業もそうである。シニアはお客からお金をもらってサービスや商品を売る形態が一番安全である。それを忘れないことである。