旦那と違って主婦たちは昼間の時間を仲間と近くのスポーツセンターでテニスレッスンを受けている。旦那方が仕事で飛び回っている時に地域に根ざした奥方交流が花を咲かせている。この交流は旦那方が定年退職をしても変らない。生活パターンは旦那がどうなろうとも変らない。今までの生活が維持できればそれでOKなのである。
会社を卒業して自宅生活を始めた夫たちは妻の生活に入ろうとする。暇がそうさせるのだが、妻の生活は夫禁制になっている。妻の後を追う夫たちは妻から嫌がられる。既に妻たちは夫なしの生活に慣れてしまっているからだ。主婦には主婦の集まりがあり、時間を共有する活動が成り立っている。それを知らない定年退職した夫たち。
主婦たちは旦那たちに朝から家を出て夕方帰宅する生活を強いる。会社員時代と同じ生活パターンをしてもらいたいという。夫たちが妻たちの生活に侵入することを良しとしない。そんな老後環境で夫たちを救う手があるのだろうか。私からの提案が一つある。
60歳代、70歳代、80歳代で肉体の老化が激しくなる。個人差はあるが、全般的に自分の体を自由に動かすことが難しくなる。それに従って生活様式も変わってくる。肉体の老化が精神的な変化をもたらし、残りの人生の時間をどう使うべきかの考え方や価値観にも及ぶ。
69歳になる私の人生は一つの節目にある。80歳まで生きられるかどうか分からないので何に残りの時間を費やすべきか考えるしか無い。今できること、やれることを先に伸ばせない立ち位置である。自営業者として法人向けにサービスをしているが、今後そのサービスを継続すべきかどうかを考えざるを得ない。
心情では法人向けサービスを止めて、C2C向けのサービスにビジネスをシフトしたいのだが難しい。仕事をいつまで続けるか。肉体の老化が仕事にどのように影響するのか。お金を稼ぐべきか、自由な時間を増やすか、生活様式を変える必要が見えている。
老後の生活は階段のように悪く、不自由になって行く!
60歳から70歳の10年間は肉体も精神も若い。健康や体力のことを気にしないで仕事に励める。生活は仕事中心で回る。だが、70歳を過ぎると体力と健康面で異変が出てくる。80歳になれば生活環境を自宅から老人ホームに移すべきかを考え始める。
60歳代の生活スタイル、70歳代の生活のリズム、80歳代以降のライフスタイルをある程度予測して何か事前に対策を立てられるかどうかを考える必要がある。
老化による生活への影響は大きい。
歳を取って来たと思わせる体の変化。今までは何でもなかったのに、69歳になってから体に痛みを感じ始めた。右足の足首上の筋が痛いのだ。筋トレでLeg Extension(レッグエクステンション)を10回x3セットやった。今までこの筋トレは一度もやってこなかった。新しく始めたのだが、まさか、これで腱鞘炎になるとは思ってもいなかった。
最近、なぜか、体中に腱鞘炎が起きている。全て、筋トレに原因があるのだが、69歳になってからそんなことが起きたので驚いている。確実に体の筋肉や筋の耐久力が落ちている。無理をすると思いがけない痛みを味わう。筋トレを週2回行っているのだが3週間ぐらい休むと筋力がガクッと落ちる。定期的に筋トレをやり続けないと筋力と耐久力は維持できない。
身体の老化に対抗するために筋トレを続けている。その効果は体感できる。ただ、無理をすると筋肉痛と腱鞘炎になる。
誰でも歳を取る。歳を取ったらどうなるか、良く分からない。分かるのは69歳の状態である。人の体には個人差がある。寿命と同じ。元気な人もある日突然病気や事故で他界する。特定の年齢まで必ず生きるという保証も無い。老いて行く人生には必ず負のサプライズが多く起きる。
肉体的な老化現象は少しずつ自覚できるようになる。多くの人は老眼である。近くの物や遠くの物が良く見えなくなる。遠近両用メガネを買いに眼鏡市場に向かう。頭の毛を見れば、黒からグレーに色が移り、白くなる。最後は、丸坊主である。鏡で顔を見れば、目元、頬、額に大きなしわが出始める。
顔や手の甲は老人性シミが増えて広がっている。駅のプラットホームに立っていると子供たちがあそこにおじいさんが立っていると話しているのが聞こえる。心ではまだ30歳代と思っているのに子供たちにおじいさんと言われたら現実の自分で心のイメージが消え去る。
男女ともにシニアは自分を若く見せるために色々と工夫をする。女性はお化粧とファッションで化けることができるが、男性は筋トレをして筋肉を増やし、体型を変えるしか無い。筋トレをしないと年齢とともに体の筋肉が失われ弱々しい体型に変わっていく。
他界した義父は外出するときに必ずトイレがある場所を確認する。90歳を過ぎた年齢であったため尿漏れは当たり前の状態であった。老いて来ると失禁しやすくなる。そのため、紙パンツをはいている。そんな状況を認識していたので何かもっと便利なものがないかとHealth Care IT展示会(東京ビックサイト)に行ってきた。
面白い道具を見つけた。誰にでも便利で使えるというものではないかもしれないがこの道具があれば助かるという老人男性がいるはずだ。ご紹介したい。
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