現実のシニアの生活と人生観を覗き見れるテレビ番組 - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

TV番組は、低俗で品質が悪い番組が多く見るに耐えないというシニアが多い。特に民放が放送する番組は予算と制作期間の制約でヤラセ番組が多い。ヤラセでないとシナリオ通りの効果を番組の中で訴求できないからだ。それが視聴者に見え見えになるほど酷い番組が多い。

若者たちは、テレビからYouTube動画に移っていく。シニアは、インターネットが良く分からないのでNHKや教育番組、そして、ニュースだけを見始める。特にヤラセでないとわかるTV番組ほどシニアに人気がある。

夫婦で毎週欠かさず見ているNHKの番組がある。「鶴瓶の家族に乾杯」(毎週月曜日夜8時から45分間)と言う番組だ。ぶっつけ本番でゲストを交えて地方を周りその地域で生活している家族と知り合うコンセプトだ。ぶっつけ本番というコンセプトが民放のやらせ番組のようないやらしさがない

現実のシニアの生活と人生観を覗き見る事ができるTV番組

現実の社会生活で活動している人間をそのまま映し出して庶民の声を聞く番組は魅力がある。テレビの番組の殆どが人間が脚本に従って作り出した番組がほとんどである。見ていて人工的な印象を与える。誰かが絵を書いて作り出したような番組には新鮮味がない。

NHK「鶴瓶の家族に乾杯」(毎週月曜日夜8時から45分間)

地方で生活をしているシニアが沢山登場する。訪問先の地域に根付いているシニアたち日常が見える。彼らの顔には、生活の苦しさがない。笑顔が自然だ。 都会で生活しているシニアと比べると地方での生活の方が幸せ感が漂う。シニアの居場所があって、仕事もある地方には、若者が少ない。

家族で乾杯の訪問先は、何かしら話題になる特色がある場所を選んでいる。見ていると新しい情報を得られるというか、知られていない名所や食べ物に気づかされる。

ぶっつけ本番であるがため、登場する住民の反応が自然で面白い。事前に打ち合わせをしていないので住民の本音が出やすい。それがこの番組の最大の魅力になっている。見ていて親子愛を感じる時もある。父親と息子、母親と娘。それぞれ特有の愛が場面場面から伝わってくる。

民放はこの番組を見習うべきだ。民放の番組制作はあまりに作り過ぎ。自然さがないために先が読める。面白くない。人間味を感じる番組を自然の姿で伝えてもらいたい。「鶴瓶の家族に乾杯」は、自然な姿の家族愛を上手く捕らえている。こんな番組がもっと増えてくることを私は望んでいる。

NHKドキュメント72時間(毎週金曜日夜10時45分から)

先日、録画してあったNHKドキュメント72時間「京都 コーヒー豆スタンドで一息を」を夫婦で見た。コーヒー好きの私であるのでこの番組が目に止まった。京都ではお茶がメインな飲み物と思われているが、大学で働く方たちの間で’コーヒーがお供に成っている。

美味しいコーヒーの豆を求めてCoffee Loverたちがこのコーヒー豆スタンドに立ち寄ってくる。コーヒー豆スタンドに立ち寄る人たちを追うドキュメント番組「京都 コーヒー豆スタンドで一息を」は京都で働く人たちの実生活を定点観察で見せてくれる。

NHKドキュメント72時間の番組はある場所を定点観察してそこに登場するローカルな人たちの声を拾って伝えてくれる。生の声が番組の中から聞こえてくる所に価値がある。

NHK「鶴瓶の家族に乾杯」(毎週月曜日夜8時から45分間)とNHKドキュメント72時間(毎週金曜日夜10時45分から)の2番組はNHKに支払っている受信料分だけの価値がある。

結論

NHK「鶴瓶の家族に乾杯」(毎週月曜日夜8時から45分間)とNHKドキュメント72時間(毎週金曜日夜10時45分から)の2番組はNHKに支払っている受信料分だけの価値がある。民法のテレビ番組はヤラセが多いのでつまらない。現実の社会をテレビで紹介する番組がシニアの心に響く。

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。