パソコンを一生懸命に学習しているシニアがいるが、時代はパソコンよりもスマートフォンに向かっている。1980年代にワープロがOA化の目玉であったがあっという間にパソコンに食べられてしまった。同じような現象が今起きている。一般のユーザーがパソコンで行う作業は、すでにスマートフォンで簡単にできるようになっている。

画面が小さいという問題もスマートフォンをモニターにつなげれば解決する。それが出来るスマートフォンが販売されている。パソコン教室で教えているExcel、Word等のアプリケーションの操作は、企業で働く上で必須になっているが、企業で働いていないシニアがパソコン教室でそのようなアプリケーソンを学ぶ必要はない。

むしろ、自分の実生活で役に立つスマートフォンの操作を学んだほうが価値がある。スマホがパソコンよりも便利なのは”いつでも、どこでも、誰とも、すぐにコミュニケーションが取れる”ことである。

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