2016年6月1日NHK「ガッテン」の番組でこんな良いことを学んだ。「癒しのホルモン」で痛み、高血圧、認知症を和らげられるという。「オキシトシン」というホルモンが痛みや不安を和らげる。親しい人(伴侶、家族、友人など心を許している人たち)からタッチケアを受けるとこのホルモンが出る。オキシトキンというホルモンは一般的に愛情ホルモンと言われる。

日本人にはハグする習慣がない。西洋人にはその習慣がある。悲しいことが起きた時、不安を強く感じた時にお互いに抱き合う。日本人でも抱き合うことに抵抗がない人たちもいるが多くはない。私自身、ハグすることが好きである。若い頃は妻とハグしてキスをする時期があったが、子供が出来たらそんな習慣は消えてしまった。

還暦を過ぎても妻をハグする機会は殆どない。ハグするよりも妻とじゃれ合うほうが多い。スキンシップはじゃれ合いである。じゃれ合いの良い点は体でコミュニケーションが取れることである。会話もなく、体による触れ合いもなく、ただ、一緒に生活をするだけでは愛情ホルモンは出てこない。

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