シニアの孤独は避けられない。生まれたときも死ぬときも一人だ。これは運命だと諦めるしか無い。
ただ、
一人で生活を始める前までは、夫婦で一緒にいる時間を思う存分に愉しめば良いだけだ。遊び仲間がいれば、生活に潤いが生まれる。遊び仲間がいなくても一人遊びを見つけて愉しめば良い。何もくよくよする必要はない。
一人生活を始めても一人の生活を楽しむ方法を学べば孤独を癒やすことが出来る。孤独は、話す相手がいない時に強く感じる。夫婦二人で生活をしていれば、誰かが自宅にいるということだけで孤独は和らぐ。
孤独を意識しないでそのまま受け入れて生活するライフスタイルに慣れるしか無い。若い独身時代の生活を思い出してみる。独身時代はどんなひとり暮らしをしていたかを思い出してみると何かヒントが見つかるはずだ。
一人で孤独を楽しむ方法を探す!
私は、子供の頃から一人で遊ぶことが多かった。小学生時代は、学校から買えるとカバンを放り投げてすぐに魚釣りの餌を探しに行く。ミミズだ。ミミズを探して、缶詰の空き缶に入れて近くの川に魚釣りに出かけていた。フナやハヤをよく釣っていた。魚釣りは、一人でじっと魚が餌に食いつくのを待つ。一人でいることを意識しない。魚が釣れるか、釣れないかだけに関心が行っている。
魚釣りは、一人遊びにうってつけだ。
川釣り、海釣り、好きな魚釣りを楽しめれば良い。魚が釣れる時の引きが楽しい。どんな魚が釣れてくるか好奇心で一杯になる。魚釣りを子供の頃に楽しんだ人は、魚釣りを孤独の友にすると良いだろう。
私の知人は、県営の農園を借りて菜っ葉栽培をやっている。自然を遊び相手にしている。野菜類を育て自宅で新鮮な野菜を食べる。自分の努力が食卓の野菜となって現れる。味が良いか、悪いかは自然との戦いで決まる。何が起きるかよく分からないが、うまく育つと喜びを感じると言う。何時も、おすそ分けを頂く。彼いわく、たくさん取れ過ぎて捨てるよりも友人知人にあげたほうが助かるのだと。
犬や猫をペットにして余生の相棒にする方法もあるが、ペットの寿命が自分の余生よりも長くなる場合は飼うことが出来ない。ペットが餓死することになるからだ。ペットは可愛いが、人間の孤独を避けるための犠牲になりやすい。
自宅をシェアハウスにすることで賃貸シェア料金を稼ぐと同時に自宅に誰かが住んでいる状態を作る。話し相手がいる、一緒に朝食を食べる、一緒にテレビを見るなどの共同生活が楽しめれば寂しさも強く感じなくなる。
または、
自宅を孤独を感じている一人生活のシニアたちに開放して夕食を一緒に作り夜の「憩いの場」にする 。
自分と同じような境遇にいるシニアが集まれば、一緒に何かができるようになる。一人見つかれば、人が人を呼び始める。寂しさを和らぐ時間帯と場所さえ自分が作ってあげれば、後は同じ境遇のシニアを見つけて誘うだけだ。自宅に帰る前に立ち寄る憩いの場書があると孤独も癒やされる。
この記事「シニアの孤独:遊び仲間ができても家に帰れば一人ぼっち!」のポイントは、
- 孤独を楽しむ方法を探す。孤独は避けることが出来ない。誰もが必ず直面する現実だ。
- 一人で楽しめる魚釣り。自然を相手にする野菜栽培。ペットを相棒にする。自宅をシェアハウスにして共有空間を作る。孤独を癒やしたいシニアに自宅を開放して「憩いの場」を作る。