”Chromebookオフ会”に参加するため、横浜から渋谷に出かけた。渋谷は、横浜から東急東横線一本で安く速く行ける。そんな地理的利便性で若者たちが集まる渋谷に出かけた。リュックにASUS Chromebook Flip C302CAとアクセサリー類を入れて初めてお会いする主催者に会いに行った。場所は、スパイスマジックというお店でモンベル渋谷ビル地下1階にあるインド料理店。早めに行ってランチをすることにした。

Chromebookは、GoogleのChrome OSが稼働するノートパソコンの総称である。知っている人は知っている。ChromeブラウザーでWindowsパソコンと類似の事が出来るノートパソコンである。日本では、製品自体の販売が多くないため使っているユーザーは少ない。ほとんどは、米国のアマゾンで個人輸入して使ってしている人たちだ。私もその一人だ。

Chromebookユーザーという共通の櫛で繋がった少ないユーザーたちが集まるオフ会である。

興味が同じならば年齢や性別は関係なく新しい出会いがあるオフ会

オフ会と言うのは、ネットで交流がある人たちが現実の世界で会う会合である。SNS、フォーラムコミュニティー、メール、チャットなどで交流があるが実際に会って会話をしていないネットユーザーが実際に会って交流を深める集まりである。

私の今年の目標の中に「定期的に顔を合わすグループや団体に所属する」というものがある。新しい出会いがあるグループに参加することで自分とは違った世界で生活をしている人たちと交流ができる。

同じ興味で串刺しされたグループであると熱い会話が出来る。同じ興味から新しく出会った人の世界を知る事ができる。さらに、自分に無い知識と刺激を頂ける。64歳のシニアにとっては、オフ会は若い人たちとの触れ合いの場になる。今回のオフ会は5名で行われた。横浜に住む私が一番遠かった。平均年齢が30歳代である。全員男性で主催者と私をのぞいて残りは会社員であった。

5人ともパソコン歴が長い。私を含めて4人がITエンジニアである。ITエンジニアと言っても幅がある。共通なのは、コンピューターやインターネットの世界で仕事をしている人たちだ。

オフ会で出会う人たちは、自分のビジネスとは直接関係ないので損得の見方で接する必要が無い。本来の自分の姿で気楽に好きな事が話せる。オフ会に集まる人たちは、人生に刺激を求めて集まってくる。自分とは違う人と初めて会って通常では接点がない人との出会いを楽しむ。30歳代の若者たちにとって60歳代のシニアに熱い思いで会話が出来るとは思っていなかったのかもしれない。

64歳のシニアでも少し話をすれば、話が通じる人間であることに彼らは気が付く。それを可能にするのが、Chromebookという共通の興味である。

30年の歳の差がある人と若い者が平等に話が出来るのは珍しいかもしれない。私の年齢は、彼らの父親の年齢になるからだ。または、彼らの上司(社長、役員、部長の年齢)の年齢だ。違和感はあるかもしれないが、共通の話題で話が進むと年齢の違いは消えてしまう。13時に始まって17時頃、オフ会は終わった。

主催者の方とは、ランチを一緒にしながら1時間ほど先に深い話をしていた。彼の出身県が私と同じ静岡県であったからだ。彼は、フリーのライターを職業にしていた。私と同じノマドワーカーで時間や場所に制約されず、自分独自のワークスタイルで生活している。ライターであるためか文章を書く上で都合が良いChromebookに興味を持ったという。

私もブログビジネスをやっているのでそこからChromebookに興味を持った。私の感覚では、ブログビジネスやライターをやっている人は、WindowsパソコンよりもマックやChromebookを使っている人が多いのではないかと思っている。Chromebookは、立ち上がりが兎に角、めちゃくちゃに速い!Chromebookノートパソコンを開いたら、すぐに使える状態になっている。

Chromebookは、Googleの世界でインターネット生活をするツールである。メールはGmail、ブラウザーは、Chrome。ワープロ、表計算、プレゼン用に使うアプリケーションはG-suiteと言うものがグーグルのクラウドで用意されて直ぐに使える状態になっている。物書きにとっては都合の良い環境が出来上がっている。

私は、GmailとChromeブラウザーがあればブログビジネスが展開できるのでブログを書く時はChromebookを使う。Joomla CMSなどのサイト構築ビジネスの時は、ThinkPad X260 Windowsパソコンを使う。用途に合わせて使う道具を分けている。

Chromebookオフ会は、まだ、新しい。主催者の都合でネットから連絡が来る。彼との話で定期的にオフ会が出来るよう一緒に考えて行きましょうという事になった。私も人恋しさで雑多の人たちと交流をしたいと思っていた矢先であった。どうせ、交流するならば同じ興味の人たちとの方が断然面白い。仕事とは違った趣味の世界で好きな話が出来るのは精神衛生上すこぶる良い。それも若い人たちとである。

1月27日は土曜日であったので渋谷の街は、デートの若者たちであふれていた。私が渋谷に出かける時は、セミナーや勉強会に行く時ぐらいだ。今回のようなオフ会はこの10年間余りなかった。非常に新鮮な刺激を受けた。

この記事「新しい出会いを求めるならば、オフ会に参加してはどうか?」のポイントは、

  • Chromebookオフ会で渋谷にあるインド料理店「スパイスマジック」に行く
  • Chromebookに熱い30歳代の若者たちと一緒に共通の話題で会話を楽しむ
  • 30歳代の若者にとって私は、彼らの父親の年代だ。お互いに違和感があるが共通の話題で違和感は自然となくなる