life

会社を離れて自由な時間を過ごしているうち(半年ぐらい)は今まで累積していた鬱憤が解消される。いつも、誰かに(上司や同僚)監視されているという見えないストレスがあったのはず。

会社を離れて半年が過ぎ始めるとこれと言ってやる事が見つからなくなる。現役で働いている知人や友人、または、事業を始めている人と会うと名刺をもらう。そのとき、自分の名刺がない事に気がつく。名刺を持たない自分は、いったい誰なんだと。

私が所属するNPO団体は名刺を作ってくれる。入会してくるシニアはその名刺を有り難く思っている。誰かと会ったときに手渡す名刺ができたからだ。以前のように手渡す名刺がないという違和感を相手に与えない。

自分の存在を表す名刺は第二の人生を作る上で一番頼りになる。

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