時代に付いて行けてないシニア、何を学ぶべきか? - シニアの仕事、健康、筋トレ、暇

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最近、家内に馬鹿にされてしまった。ちょっとした計算が遅いという。かけ算、割り算で暗算が遅いという。奥さんたちは、毎日スーパーマーケットに出かけて食料や日常品を買っている。そのとき、頭の中で予算内で収まるかを計算している。いつも頭を使って計算する習慣が何十年と続いている。

そんなシニアの奥さん方だが、若者たちが使っているツール(スマホ、インターネット、パソコン、ドローン、電子マネー、アプリなど)は苦手で使えていない。新しいツールを日常生活で使っていないためである。若者たちはキャッスレスの生活を送っている。スマホの中にクレジットカードや電子マネーアプリを入れて使っている。

シニアは現金主義で手でさわれるキャッシュでないと安心できない。先日、夫婦で下北沢駅近くにできた新しいスポット「ミカン下北」に行ってランチをした。ベトナム料理店でフォーを食べたのだが、テーブルにメニューが置いてない。その代わりにQRコードが印刷されたシートがあった。

スマホでQRコードを読み取らないとメニューページで注文ができない仕組みになっている。食事が終わり、支払いをしようとしたが支払い機の前でQRコードをかざす必要があった。店員との接触はなく、すべて機械で完結する。

スマホを持っていないシニアやQRコードの知識がないシニアはこのベトナム料理店では食事ができない。若者たちは問題なく普通にスマホを使って料理を注文し、支払いを済ませていた。時代の流れと変化は思っている以上に速い。

若い人たちが使っているツールを使えないシニア

何十年も買い物で安い、高い、予算に合う、合わないの訓練をしてきた奥さんに旦那が勝つはずがない! これが私の言い分である。経理の仕事をしている旦那ならば、大丈夫だろうが。

いつもパソコンで仕事をしているとちょっとした計算は、PCや携帯ですぐに出来てしまう。そんな生活に慣れてしまうと暗算で毎日頭を鍛えることがない。慣れないことをやろうとするとすぐには出来ないのと同じである。 

とは言うものの時代はすごい勢いで進化発展してきている。私たちが学校で学んだことが正しくないと言われる。過去の事実が事実ではないという発見と解釈の変化によって学んだことが間違ってくる。

シニアは時代に追いつくために新しいツールを学ぶべき

若い人たちが日常で使っているツールを理解して、使えるようにする。これを最低でもやれるようにする必要がある。スマホは若者たちにとって手放せない端末になっている。今やパソコン以上にスマホは役に立つ道具になっている。スマホにアプリをインストールするだけで色々な事が出来るようになる。

シニアにとって便利なアプリ

  1. 電話
  2. 地図
  3. 電車やバスの時刻表
  4. ウエブ検索
  5. メールの送受信
  6. LINEなどのSMS(ショートメッセージ)
  7. 天気
  8. デジカメ
  9. カレンダー
  10. お薬手帳
  11. 電卓
  12. 万歩計
  13. SUICAやPASMOなどの電子マネー

パソコンに代わる情報端末がスマホである。インターネットに常時接続しているのだが、その存在を意識させない。これからの時代を生きるにはスマホ無くしては始まらない。スマホを使っていない、持っていない、知識がないシニアはスマホの取り扱いを勉強する必要がある。

家電もネット接続が当たり前になる

家電の世界では冷蔵庫も洗濯機も掃除機もコンピュータチップが入って色々なことを制御している。操作だけでも理解する上で時間がかかる。毎日洗濯をしていない私が自宅の洗濯機を使って洗濯をしようとすると洗濯機のマニュアルをまず読まなければ使えない。

奥さん任せで生きてきた罰である。使い慣れていない器具や製品が新しいものであればあるほど未知の知識がそれらの製品に埋め込まれている。テレビはネット接続機能が標準になり、Neflexやアマゾンプライムなどの動画配信を鑑賞できる。つまらない民放のテレビ番組を見ないでYoutube動画を見ている若者たちが多い。

自宅でインターネット接続が出来るWi-Fiルーターが設置されているのが当たり前の時代である。自宅にWi-Fi接続がないと家電の機能が半減する時代がやってくる。スマホで自宅の家電をコントロールする時代が来ている。体重計もネット接続で毎日の体調をスマホでモニターできるように進化している。

2022年という時代で理解して使い慣れる必要があるものは

  1. スマートフォンとタブレット
  2. A.I.
  3. ホームページを閲覧するブラウザーの仕組みとインターネット
  4. 音声通信とデータ通信の違い
  5. 銀行のATMと電子マネー
  6. オンラインバンキングとショッピング
  7. クレジットカードの使い方とリスク
  8. プリンターとコピー機
  9. 家庭内無線LANルーター
  10. 動画配信サービス
  11. インターネットにつながったテレビ
  12. 電子書籍と新聞
  13. SMS(ショートメッセージ)、SNS(ソーシャルメディア;Twitter、Facebook、インスタグラム)

など学ぶべきことが沢山ある。今に家庭内に登場するロボットとの付き合い方も追加される。これからのシニアは若者がいつも使っているツールを観察しながら新しいツールを理解して使えるようにしなければ生きていけない。

時代を学び直したいシニアはYoutubeの動画を探索すると良い。興味がある動画を検索してみることで色々な雑学が出来る。但し、怪しい動画も多いので注意すること。一攫千金的なお金儲けを誘うような内容のものは避けること。

結論

時代に付いて行けてないシニア、何を学ぶべきか?の答えは日常生活で便利な道具をうまく使えているかどうかである。その一つとしてスマホがある。スマホの知識、取り扱い方、アプリなどを十分わかって使っているかを自問してみる。スマホはこれからの時代にとって必須の情報端末になる。

 


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my profile pictureこのページのシニアライター:Norito H.Yoshida

Profile

Joomla CMSを使った法人・個人サイト構築で独立。51歳の時に会社を卒業。雇われる生活から自分を雇う生活になる。ソニー(株)、Yahoo!ジャパン(株)でインターネットビジネスの面白さを味わい、個人でも法人と競争が出来る隙間市場があるのに気が付いた。生涯現役でインターネットの世界で生きて行く。Western Washington University, B.S. in Sociology, Bellingham, Washington, USA.

シニアの生活は、体の老化に従って変わって行く。その体験記をこのブログで書いている。