「シニアの品格」著者 小林一雄の本をある人から頂いた。280ページほどの本で対話形式の物語である。「シニアの品格」とは?を読者に伝えようとしている本である。定年退職間近のエリート会社員と88歳の素朴な老人との間で交わされる会話にシニアの生き方を垣間見る。

定年退職を控えたシニアにとって老後の生活は不安でいっぱい。定年退職者も残りの人生をどのように過せば良いか分からないでいる人が多い。籠から解き放された鳥になると自分が抱いていた価値観に疑問を抱き始める。「老人の品格」は、ゼロから自分独自の人生の価値観を作るための参考書である。

「シニアの品格」は人生の本質とは何であるかを考えさせる

108 / 187