私が生きている間は、自営業を続けられる。年金も入ってくる。経済的な面では、私が生きている限り問題は無いだろう。家内は専業主婦であるので仕事経験が無い。私の年代の多くの妻は専業主婦であるのではないか。その意味合いで主人が他界すると生活に役立つ遺産があれば助かる。特に金融資産は。

妻の年金プラス私の遺族年金では足りない。それ故、妻はどうしても貯蓄を切り崩す老後の生活になる。私が生きているうちに妻の老後の生活を支援する仕組みを作ってあげたい。何が出来るだろうか。自分の得意を生かした不労所得ビジネスになる。

不労所得が妻の銀行口座に振り込まれる仕組み

主人が他界したときに残される妻のお金は、生命保険、相続資産、遺族年金と国民年金、貯蓄ぐらいしかない。子供がいれば一緒に生活することで生活費の負担が軽くなる。専業主婦で過ごしてきた期間が長いと自分で働いてお金を稼ぐのが難しい。年齢が70歳を過ぎれば殆どない。

残された妻の生活を支援する

遺族年金は会社員で厚生年金を頂いている人のみが対象になる。自営業者には遺族年金は支給されない。専業主婦で来た女性の老後は、自力で生活ができるすべを得なければならない。兎に角、日銭を稼げる仕事(アルバイトやパート)を見つけて毎月の生活費ぐらいは稼げるようにしなければならないのだが、年齢が70歳を過ぎるとそれも難しくなる。

妻の生計を守る立場にいる旦那は自分が他界しても妻に何か残る金融資産を今から準備する必要がある。一番良いのは毎月給与のようにお金が降ってくる仕組みを作ってあげることである。不労所得ビジネスの仕組みを妻の老後のために作っておく。

働かなくても自動的にある程度のお金が降ってくる仕組みがあれば、自分が他界してもある程度は生活は安定する。仮に国民年金と遺族年金で10万ぐらい自動的に入ってくるならば、あと10万円以上のお金が不労所得として妻の銀行口座に入ってくれれば、毎月の生活で困らないだろう。贅沢はできないが普通の生活はできる。

不労所得を得る手段

株や投信などを妻名義にするのは良いが日々の生活をサポートできるほどのものにはならない。大家さんや駐車場ビジネスがうまく立ち上がっていれば家賃収益で妻の生活は安定する。問題は少子高齢化で空き家が増えてきていることだ。誰もが考えることは一緒。大家さんと駐車場ビジネスを始めても上手くいく人と失敗する人が生まれる。

株式の配当金だけで生活費をまかなっている人を知っているが、相当の余裕資金がないとそんな生活は出来ない。それでは一体どんなストックビジネスを残してあげれば良いのだろうか。

自分が作り出したビジネスは本人が居なくなっても自動継続できるビジネスで無ければならない!

私は66歳。80歳まで仮に生きていたら、あと14年の時間がある。この期間に妻に出来るだけ多くの金融資産を残しておくか、不労所得が生まれるビジネスの仕組みを作り上げて置くかである。14年の間に社会環境は変化する。ビジネスのニーズも当然変化する。作り上げた不労所得ビジネスの仕組みも回らなくなるかもしれない。

自分の得意分野で始める

自分が得意とする分野で不労所得が生まれる方法を考えることが最初のステップになる。ビジネスで不労所得を得るにはそのビジネスの有効期間を考えて始める。例えば、インターネット広告(グーグルアドセンス、アフィリエイト広告など)はブログやホームページにアクセスする訪問客を維持できないと収益は落ちていく。

妻の収入として広告収益が落ちるブログサイトを代行して作ることで生きているうちにお金を妻に残すことが出来る。問題はブログサイトの広告収益は検索エンジンの変更やアップデートで変動することである。情報が古くなり、ページ更新がなくなると検索エンジンでやってくる訪問客数も減ってくる。

この問題を解決するには寿命が長いコンテンツを作成してページ更新をしなくても良いようにするしか無い。どんな情報がそれに該当するのかは定かではないが、一つの事例としてウィキペディア的なリソースサイトがあげられる。辞書や百科事典的な情報を自分で作る。ただし、自分の専門分野でそれを行う。

試行錯誤で可能性を開拓するしか無い。80歳になるまでに、生きているうちにその可能性を探る。

結論

14年間のうちに妻名義の銀行口座に毎月自動的にある金額のお金が落ちてくればそれを積み立てておく事で金融資産を作り上げられる。今からそんな仕組みを作って実行している。ホームページに広告を掲載して妻名義のアカウントと振込口座で広告収益が毎月生まれるようにする。一番良いのは、同じ時期に一緒に他界できればそれが良い。